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【春ドラ】こんなにも記憶喪失が多いのはなぜ:366日眞栄田郷敦まで

今期の春ドラの設定で目につくのは、「記憶喪失」の設定。
6日放送されたフジテレビ系月9の「366日」では、明日香(広瀬アリス)の恋人の遙斗(眞栄田郷敦)も、記憶喪失(記憶障害)になっていることが明かされた。

これで目につくだけでも、「記憶喪失」設定の物語は春ドラで5作品を数えることになった。

どうして、こんなに「記憶喪失設定」が多くなっているのだろうか。

目次

「記憶喪失」設定の主な春ドラ

フジの月10ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」

https://search.yahoo.co.jp/image/search?p=%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%A1%E3%83%83%E3%83%88&fr=top_ga1_sa&ei=UTF-8&ts=2424&aq=-1&ai=e6a15dc9-da3e-4924-89ca-bc04210f2190&x=nl#3ed492d9422305a47fbb0ffaae8d14e3

この物語は、杉咲花演じる主人公の脳外科医が記憶喪失という設定。
新しい記憶は、1日しかもたず寝たらその日の出来事を忘れてしまう。

そこで、主人公は、日々の出来事など日記に書いて翌朝読み返すことで記憶を補っている。

火曜日TBS系の「くるり~誰が私と恋をした?~」

https://thetv.jp/i/pgw/series_images/0001044022_rel_k.jpg?w=646

この物語のヒロイン・まこと(生見愛瑠)は、
空白となってしまった記憶を埋めるためにもがきながら、「本当の自分」を探していく。

TBS系金曜の「9ボーダー」

https://www.sankei.com/resizer/G_1KqXvM9BO0nS7g6qFhSKNQQ_o=/1200×0/filters:focal(858×206:868×216):quality(40)/cloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com/sankei/P4Z7SSMK2BDXTEWUB7S4YT5GCY.jpg

この物語では、主演の会社員七苗(川口春奈)とひかれあうコウタロウ(松下洸平)が、階段から転落してしてしまう。
倒れたところを助けられたことが明らかになった。

コウタロウの面倒をみているあつ子(YOU)が、
「最近の記憶はあるけれど、過去がスッポリ抜け落ちたってことみたい」と、コウタロウの症状について説明している。

日本テレビ系木曜深夜の「約束~16年目の真実~」

https://contents.oricon.co.jp/special/img/67000/67335/detail/img660/1712734961094.jpg

この物語の設定は、前出の4例とはやや異なっている。

主人公の刑事・葵(中村アン)は、16年前に起こった連続女性殺害事件の遺体を目にしたショックで、その直前の記憶を失ってしまった、という設定。

原因が事故や外傷でないので、記憶を喪失した期間は短い。

フジテレビ系月9「366日」

https://contents.oricon.co.jp/special/img/67000/67265/detail/img660/1712290982803.jpg

そして、前述のフジテレビ系月9の「366日」も、「記憶喪失」系物語ラインナップにエントリーしてきた。

何とフジテレビは、「366日」と「アンメット」の2本そろえて「記憶喪失」系の物語を並べてきたことになる。

春ドラの「記憶喪失系物語」のあまりの多さに、X(旧ツイッター)でも、『記憶喪失系が多すぎて』、『今期のドラマで記憶喪失何人目!?』などの投稿が見られた。

なぜ、『記憶喪失系』が多いのか

記憶喪失系の物語は、王道の一つ

そもそも、『記憶喪失』系の物語は、テレビドラもの王道の一つ。

過去にもたくさんの『記憶喪失』系ドラマが作成されている。

『武士が、マックで店員になった件』(2022年)
『ドクターホワイト』(2022年)
『君の歌を聴かせて』(2019年・韓国ドラマ)
『100日の郎君様』(2019年・韓国ドラマ)
『30だけど17です』(2018年・韓国ドラマ)
『イルジメ・一枝梅』(2018年・韓国ドラマ)
『灰色の乙女』(2023年)
『ユ・ビョルナ!ムンシェフ』(2020年・韓国ドラマ)
『刑事ゼロ』(2019年)
『刑事ゼロ スペシャル(2020)』(2020年)
『龍王<ヨンワン>様のご加護』(2019年)

などなど、数え上げたらきりが無いほどある。

個人的には、『記憶喪失』系のドラマというと寺尾聰の『博士の愛した数式』が頭に浮かぶ。

結論:記憶喪失系が重なったのは、作成者のバイオリズムの一致

数ある王道の設定の中で、今期の春ドラの設定が「記憶喪失」系に偏ったのは、偶然だった。
制作者のバイオリズムが、たまたま同期してしまったのだと思われる。

だが、あまりにも似通った設定のドラマばかりが並ぶと、別の設定も見たくなるというのが、人情。
私としては、タイムトラベルものが好きなので、そういうドラマを入れてほしい。
みなさんは、どんな設定のドラマがお好みですか。

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『記憶喪失』系以外の、ドラマの王道

○警察・刑事・捜査
○事件・事故
○医療・病院・医師
○料理人
○異世界
○復讐
○生まれ変わり・転生
○タイムトラベル

などが、挙げられる。

今期春ドラが、「記憶喪失」系に偏ったのは、単に作成者のバイオリズムが偶然に一致し待ったからだろうと思われる。

「偶然」のなせるワザなのだろうが、あまりにも偏りすぎると、別の設定も見てみたい気持ちになる。

私としては、『医心伝心〜脈あり!恋あり?〜』のようなタイムトラベルものが好きなので、タイムトラベルものもつくってくれるとうれしい。

みなさんは、どんな設定がお好みだろうか。

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