2023年1月– date –
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学習の仕方が分からないという子に、どう指導するか『10タイプ別指導のポイント』
中学校○年生になるY子は、「私、勉強の仕方分からないから。」と明るく言う。Y子は、とても明るく社交的。しかし、ある理由があり、中学校1学年はほとんど学校に登校していない。当然、学力はすこぶる低かった。5教科すべてでテストの点は10点代。だが、今は数学だけ、テストで80点以上取れるようになった。「私、数学は好きなの」と言い、数学だけは授業もよく聞き、努力できるのだという。「でも、数学だけ。あとは、全部10点代」と、恥ずかしがること無く、全教科の点数を教えてくれる。「私、勉強やる気ないもん」「授業も眠ってるか、遊んでる。」そう言って、アハハと笑う。だが、本心はどうなのだろう。社会科の教師OBの私に、「先生、どうやって社会科の勉強したらいいの?」と聞いて来る。さてY子にどうアドバイスすればよいか、 -
敵が自国に迫る時、「武力抵抗」or「恭順」の議論の中で「中立」を選んだ長岡藩 河井継之助の少年期・青年期
司馬遼太郎氏が描く「峠」の主人公、長岡藩の河井継之助の生き様は、今なお多くの人に影響を与えている。 継之助が生きた江戸最末期は、現代日本が置かれている状況をイメージさせる。薩摩・長州を中心とする新政府軍が、旧幕府軍(奥羽越列藩同盟)に... -
国民的課題「国防」、国防の何に「問題意識」をもつか
日本が『何もしませんよ。』と言えば、相手国は攻めてこないのか。そんなことはない。小笠原丸の三船殉難事件や通州事件などの歴史を見れば明らか。東京大学名誉教授小堀桂一郎氏の『産経新聞令和5年1月4日』の記事は秀逸
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