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直美と軍人がバチバチ!風、薫る63話感想・朝ドラ王道の幕開け

朝ドラ「風、薫る」63話(2026年6月24日放送)に、新キャラクター・小川吾郎(甲斐翔真)が登場しました。

直美と病室でガチバチにやり合う軍人さん。
「あ、これは来るな」って思った視聴者、多いはずです。

小川五郎

なおじも思わず画面の前で「来た来た、このパターン!」と声を上げてしまいました。

社会科・歴史を長く教えてきたなおじが、今回は時代背景もひっくるめてたっぷり語ります。

読み終わるころには、63話のモヤモヤがスッキリ整理されているはずですよ。

この記事でわかること

  • 直美と小川吾郎のバチバチはどこへ向かうのか
  • シマケンが書き上げた小説、その中身とは何か
  • 槇村弟と安の恋愛の現在地
  • 卯三郎の新事業「歯科医療」の正体
  • ツヤが看護科で直面した明治の「学びの壁」

まず結論から答えます

Q1. 直美と小川吾郎はどこで口論になったの?

帝都医科大学附属病院でのお見舞いシーンです。小川吾郎が持ってきた差し入れをめぐって二人は激しく口論になりました。いわゆる「最悪な出会い」の典型で、今後の関係の変化に注目です。

Q2. シマケンが書き上げた小説の題材は何?

第62話で書き上げたことが描かれましたが、具体的な題材はまだ明かされていません。りんに読んでほしいという意図があり、「看護婦物語」に近い内容の可能性を視聴者は考察中です。

Q3. 卯三郎の新事業って何?

歯科医療関係の事業です。史実の清水卯三郎はアメリカ製歯科医療器材の輸入販売を手掛けた人物で、ドラマもその方向に動き出しています。明治の文明開化を象徴する新事業といえます。

目次

直美×吾郎、朝ドラ王道の「最悪な出会い」

出会い

朝ドラには、定番のパターンというものがありますよね。

「最初は最悪な出会い」→「何度も顔を合わせる」→「いつの間にか気になる存在に」。

小川吾郎(甲斐翔真)、まさにこのルートまっしぐらに見えます。

九州出身の軍人、その素性

第63話で初登場した小川吾郎は、九州出身の陸軍二等軍曹です。

病室へお見舞いに来るという、わりと柔らかい登場シーンのはずでした。

なのに差し入れをめぐって直美と口論に。

「大部屋で声がデカい軍人さん最高」という視聴者の声もあるように、とにかく存在感は満点でしたよ。

九州の男と直美の「温度差」がリアル

直美(上坂樹里)は看護婦としての誇りが高く、患者への接し方に強いこだわりを持っています。

そこへ、ズケズケと意見を言ってくる軍人が来たら、そりゃあぶつかりますよね。

これ、元教師のなおじからすると、すごくリアルな場面です。

学校でも「最初からウマが合わない同僚や保護者」というのは必ずいて、でもそういう相手が一番、後々に深い信頼関係を築くことも、あんがい多かったんですよ。

差し入れをめぐる口論は、表面上はくだらない喧嘩に見えて、じつは二人の価値観のぶつかり合いの第一歩

ここから関係が深まっていくのは、ほぼ間違いないとなおじはにらんでいます(完全に個人の見解です)。

👉関連記事:大家直美とは?上坂樹里が演じる東京育ち看護婦の軌跡

シマケンの小説、りんに読んでほしい理由

シマケンの小説

第62話でシマケン(佐野晶哉)が小説?を書き上げたことが描かれました。

「いい小説できた?」という問いかけへの、あの表情が気になって仕方ないんですよね。

シマケンはどんな物を書いたのか

第62話の放送では、シマケンが書き上げたこと自体は確認できています。

ただ、具体的な題材についてはまだ明かされていないのが現状。

視聴者の間では「看護婦物語ではないか」という考察が多く、なおじも同じ予想をしています。

なぜかというと、りんに「読んでほしい」というのは、単なる友情以上の意味があるはずで。

りんが実際に体験し、悩みながら積み上げてきた看護の現場を、シマケンが作家として言語化しようとしたとするなら、それは「りんへの最大のリスペクト」になりますよね。

煮え切らないシマケンのもどかしさ

シマケン、この人は本当に煮え切らないキャラですねェ(笑)。

りんに対する思いは明らかにあるのに、直接的な行動を取らない。

そのくせ、小説という形で気持ちを届けようとする。

30年以上、進路相談や相談ごとに乗ってきたなおじから見ると、これは「言葉にできない気持ちを行動で示そうとするタイプ」の典型です。

教室でも、こういうタイプの生徒がいましたよ。

最終的にはじつは一番誠実だったりするんですが、なかなか伝わらなくて損をするんですよねえ。

シマケンのモデルについては以下の記事でも詳しく触れています。

👉関連記事:風、薫る62話で動いた3つの伏線|風、薫る感想

シマケンが書こうとしている「看護婦物語」の実像がここにあるかも‥。
風、薫るのりんと直美、そのモデルとなった大関和・鈴木雅の奮闘を、原案者・田中ひかるが書き下ろした一冊です。
1,540円と手に取りやすく、ドラマをより深く楽しみたい方にぴったりですよ。

ナイチンゲールの風が吹く: 大関和と近代看護の物語

槇村弟、まだ実家にいるのか問題

槇村弟

「いい加減、家を出ろ」と言いたくなった視聴者、なおじだけじゃないはずです。

槇村弟(林裕太)、63話時点でまだ実家に滞在中とみられます。

安と毎日顔を合わせる皮肉な展開

完全玉砕したにもかかわらず、安(早坂美海)と毎日顔を合わせる状況が続いています。

これ、ある意味すごく「朝ドラらしい」設定ですよね。

物理的な距離が縮まることで、心の距離が縮まる。

恋愛の定番パターンとはいえ、安の場合は「宗一への熱意」がまだ消えているわけじゃない。

この三角形の行方、まだまだ目が離せないです。

槇村弟にとっての「逆転の条件」は何か

ここはなおじの完全な考察ですが、槇村弟の状況はかなり複雑です。

安はすでに兄・宗一の妻。つまり弟が抱えているのは、叶えてはいけない感情なんですよね。

これ、小説家という職業がまた絶妙に厄介で。

小説家は感情を言語化して生きている人間です。

自分の中に芽生えた「この感情は何だ」と誰よりも鋭く気づいてしまう。気づいた上で、どうにもできない。

実家を出れば解決するのに、出られない。

経済的な理由もあるでしょうが、なおじには「この感情を小説に昇華しようとしているのではないか」とも見えます。

元教師として正直に言えば、こういう状況は本人が一番しんどい。

見ている側も「早く出ていけ」と思いながら、「でもこの苦しさが彼を作家として成長させるのかもしれない」と複雑な気持ちになる。

禁じられた感情を抱えたまま、兄嫁と毎朝顔を合わせる。

朝ドラでこれをやるのか、NHK。
なかなか攻めてきましたよ(笑)。

👉関連記事:看護婦デビューの4人に「取締」の役が!風、薫る61話

卯三郎の新事業が歯科医療、ちょっとびっくり

清水卯三郎

清水卯三郎(坂東彌十郎)の新事業が歯科医療関係と判明

これ、視聴者的には「え、歯科?」とびっくりした方も多いはず。

なおじも最初は「どういうこと?」と思いましたよ。

史実の清水卯三郎と歯科医療のつながり

実はこれ、史実に忠実な展開なんです。

史実の清水卯三郎は、帰国後に浅草で「瑞穂屋」を開業し、その後日本橋に移転しました。

そして日本で初めてアメリカ製の歯科医療器材の輸入販売を手掛けた人物でもあります。

社会科教師として「明治の文明開化は舶来品の輸入から始まった」と長年授業で話してきたなおじには、「ああ、来たか!」という場面になるはず‥。

歯科医療器材の輸入なんて、当時の日本にとっては最先端の西洋技術の最前線。

卯三郎という人物が、どれだけ「新しい時代の風を先取りする人」として描かれているかがよくわかります。

瑞穂屋とりんたちの今後

看護の現場と歯科医療、얼一見遠い分野のようですが、どちらも明治の「西洋医療の導入」という大きな流れの中にあります。

卯三郎を通じてりんや直美、
もしかすると虎太郎あたりが歯科医療の場面に関わってくる可能性も、ゼロではないかも‥。

展開を楽しみに見守りたいと思います。

👉関連記事:朝ドラ風薫る全26週130回と実在モデル2人の史実

卯三郎が持ち込もうとした「西洋医療」は、いったいどんな歴史の上に立っているのか。
古代から現代まで、医学の歩みをマンガで一気に読める一冊です。
難しい専門書ではなく、ドラマを見ながら「もっと知りたい」と思った方にちょうどいい読み口ですよ。

まんが医学の歴史

ツヤの「学びの壁」が明治時代のリアル

ツヤ

看病婦から看護婦を目指すと決意したツヤ(東野絢香)が、看護科の授業についていけず大きな壁にぶつかります。

このシーン、単なる「苦労する場面」ではないんですよね。

筆でノートを取る時代の過酷さ

明治のこの時代、ノートは筆で書くものでした。

板書を追うだけでも一苦労。

しかも内容は西洋式の医療看護、専門用語のオンパレード。

現代の看護学生でも大変な内容を、筆で書き写しながら理解しなければいけない。

そう考えると、「授業についていけない」のは当然とも言えます。

「想像以上に医学的な内容で驚いた」という視聴者の声が多かったのも、この時代のリアルな難しさが伝わったからではないでしょうか。

見習い生と看病婦の「見えない壁」

見習い生

さらにここで注目したいのが、正規の看護教育を受けた「見習い生」と、現場叩き上げの「看病婦」の間にある軋轢です。

ツヤは看病婦の側から看護の世界に入ってきた人物。

知識はなくても、現場の経験と患者への思いは誰にも負けない。

でも、学校の授業という「制度の壁」の前では、その経験が評価されない。

これ、教育の世界でもよく見てきた光景です。

現場のベテランほど、制度の中での「学び直し」が難しかったりするんですよ。

ツヤの頑張りが、見習い生と看病婦の壁を溶かすきっかけになってほしい。

りん(見上愛)がツヤを必死に支える姿も含めて、この週の一番の見どころだと感じています。

差し入れで はじまる縁と 知らずいて

直美と吾郎の関係、まだ本人たちは気づいていないけれど、きっとこれが縁の始まりですよね。

よくある質問(Q&A)

はい、史実に基づいています。実在の清水卯三郎は、日本橋で「瑞穂屋」を経営しながら、日本で初めてアメリカ製の歯科医療器材の輸入販売を手掛けた人物です。NHK埼玉の公式ページでも、この史実が紹介されています。ドラマの卯三郎はこの実在モデルの足跡を忠実にたどっています。
第63話での初登場時のインパクトから、レギュラー的な役割を担う新キャラクターとみられます。直美とのバチバチな関係が今後どう変化していくかが見どころの一つです。ただし今後の展開は未確定のため、続報を確認しながらお楽しみください。
63話時点では題材は明かされていません。「りんに読んでほしい」という描写から、看護の現場に近い内容とみる視聴者の考察が多いですが、確定情報ではありません。今後の放送で明らかになることに期待しましょう。
明治時代の医学教育は西洋式で専門用語が多く、現代とは比較にならないほど難しい内容でした。加えて、筆でノートを取りながら板書を追うという当時の環境も大きな負担でした。看病婦として現場経験はあっても、学校の座学は別物というギャップがツヤを苦しめています。
「白日の夢」は夢想・はかない願いという意味を持つ言葉です。シマケンの小説への思い、槇村弟の恋愛、ツヤの看護婦への夢など、登場人物それぞれが抱える「届くかどうかわからない願い」を象徴するタイトルと解釈できます。

👉関連記事:朝ドラ「風、薫る」キャストとあらすじ総まとめ

👉関連記事:朝ドラ風薫る全26週130回と実在モデル2人の史実

筆者紹介|なおじ

なおじ

なおじは元社会科教師として教育現場に35年間携わり、指導主事を5年、校長を11年務めました。
退職後もボランティアで子どもたちに学習を教えています。

社会科・歴史を長年教えてきたので、時代背景や史実との比較が得意分野です。
明治の文明開化については授業でも何度も扱ってきただけに、卯三郎の歯科医療事業の場面は「来たか!」と思わずニヤリとしてしまいました。

現在は8つのブログでドラマ芸能政治歴史スポーツ学び書評を書いています。

風、薫る63話

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