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本能寺の変:なぜ裏切った!光秀の後ろには黒幕がいた説

本能寺の信長の死は、光秀にとって想定外。本能寺の変の黒幕は信忠擁立を図る家臣団と、朝廷一派の共闘による「信長隠棲」を目指すクーデターだった。

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本能寺の変には、黒幕がいた

光秀は 信長をなぜ裏切ったのか

光秀個人が、信長を殺したのではない。
信長を隠棲(幽閉)させ、嫡子信忠に家督を譲らせるために結託した家臣団と、朝廷のおもだった公家たちによるクーデターだった。
信長の死は誤算であり、本来は隠棲(幽閉)させることが目的であった。

これが、この本の趣旨。

明智光秀ほどの頭のよい武将が、合理的な計算をしたら「本能寺の変の単独犯行」は絶対にない、と感じる人は多いはず。
私も、そうだなあ。でも合理的な説明・解説で納得させてくれる説はなかなか見つからない。

その中で、斎藤忠氏の『天正10年の史料だけが腫らす明智光秀の冤罪:光秀は信長を殺してはいない』は、そこそこ納得できる説なので、紹介してみる。

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