歴史雑感– category –
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らんまん
らんまん「槙野万太郎」の借金返済を肩代わりした「永守徹」のモデルは誰か
なんと、宮野真守演じる早川逸馬が再登場。「こうきたか」と思わずうなる演出。今回の彼は、万太郎の借金を帳消しにしてくれる「永守徹」と「万太郎」の出会いをお膳立てした。実に劇的。『史実もこうたっだら愉快だろうに。』そう思ってしまう。だが、史実は史実で劇的なのだ。逸馬もかっこいいが、「永守徹(演者・中川大志)」のモデル「池長孟(いけながはじめ)」と、史実の牧野富太郎博士との出会いを演出したのは、なんと朝日新聞の記者だった。 -
らんまん
「らんまん」で入山法子さん演じる渋谷芸者が、寿恵子の待合茶屋の繁盛に貢献する
「らんまん」で、商売を始めることを決意した寿恵子(浜辺美波)は、当時は最下層の人々が流れ着く場所とされた渋谷へ向かう。弘法湯で身を清めてお参りに行く人に出会ったり、茶屋で出されたボーロに感動したり、芸者たち(入山法子・実咲凜音)の話を聞... -
らんまん
らんまん野宮朔太郎:イチョウの精子の発見者モデル、平瀬作五郎とは
「らんまん」野宮朔太郎(演者:亀田佳明)のモデル平瀬作五郎という、「イチョウの精子(精虫)」の発見者を知っていますか?この記事は、野宮朔太郎(史実の平瀬作五郎)に焦点を当て、その業績であるイチョウの精子の発見について説明しています。平瀬作五郎は、イチョウの生殖過程を研究する中で、イチョウの精子を発見しました。 -
らんまん
「らんまん」の寿恵子が始めた待合茶屋の屋号「山桃(やまもも)」は、愛のメッセージ
槙野万太郎一家の家計を支えているのは、妻の寿恵子(浜辺美波)。一時は、岩崎本家に借金を肩代わりしてもらったが、その後も借金生活から抜け出せない。万太郎の給料が圧倒的に少なかった。そこで、家計の苦しさから抜け出すため、寿恵子は料亭「巳佐登」みえ叔母さん(宮澤エマ)から勧められた「待合茶屋」をやってみようと決意する。 -
らんまん
寺田心と濱田龍臣が演じるらんまんの『山元虎鉄』は、万太郎の息子になるのか
万太郎を慕って、土佐から青年が上京してきた。大荷物を背負い十徳長屋を訪れた青年の名は、「山元虎鉄」。この青年は、どういう青年なのだろうか。「らんまん」の劇中ではどのような役割を果たすのか。そして、史実として「山元虎鉄」という人間は実在したのか、また実在したとしたらそのモデルは誰か。 -
らんまん
「らんまん」陳志明のモデル:牧野富太郎博士は、台湾調査をほぼ語らず
「らんまん」では、護身用のピストルを買わずに台湾に出向いたが、はたして史実はどうだったのだろうか。また、台湾で案内人となった陳志明(ちんしめい)という青年には、モデルがいたのだろうか。この2点について調べた。 -
らんまん
「らんまん」万太郎の借金を肩代わりする財閥三菱:皆川猿時演じる岩崎弥之助
牧野富太郎と寿恵子の窮状に救いの神が現れる。財閥三菱の岩崎家だった。「らんまん」では、皆川猿時さん演じる三菱の当主の岩崎弥之助氏がその人、と描かれている。では、史実ではどうだったのだろうか。また、岩崎弥之助とはどのような人物だったのか。 -
歴史雑感
岐阜城の見所:岐阜城観光の前に押さえておきたい歴史背景と観光スポット
岐阜城を見学する前に押さえておきたい歴史的背景と観光スポット ・岐阜城の原型を創ったのは鎌倉殿の13人の一人二階堂行政。最後の城主は、清洲会議で秀吉の肩に担がれていた三法師・織田秀信だった、などの歴史的背景、岐阜城に来るまで行くときの駐車場、おいしいスイーツを食べられる場所、などを知ることができる。 -
らんまん
「らんまん」田邊彰久教授の若き妻:聡子のモデルは「柳田順」
他者から見ると傲慢な田邊教授を、心から尊敬し決して前に出ることなく支え続ける若き妻「聡子」さん。田邊教授と聡子さんの夫婦の在り方に、インターネット上には「この夫婦、推しです」とのコメント多数。では、聡子さんのモデルは誰だったのだろうか。 ... -
神社仏閣
宗像大社をはじめとする海神・龍神・弁財天と結び付いた宗像三女神を祀る神社の御利益
宗像三女神は、スサノオとアマテラスの誓約によって生まれた3柱の「海神」。元々は、玄界灘をはじめとする海洋民族宗像氏が祀っていた神であり、秘儀の島である沖ノ島を含む宗像大社に祀られた。さらに宗像三女神系神社は龍神や弁財天と習合したりして関東...