歴史雑感– category –
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ブギウギ福来スズ子の弟、花田六郎の実在のモデルは誰:キャストは誰
ブギウギ花田梅吉とツヤの実在のモデル、亀井音吉とうめとの間には、実の子が3人。そして、もらい子の静子を合わせると、合計4人の子がいた。だが、長男頼一は生後間もなく亡くなってしまう。また、次男の正雄も3歳で亡くなっている。亀井家の子どもは、実質三男の八郎と静子の二人姉弟だった。音吉とうめにとっての実子は八郎だけ。このブログでは、ブギウギの六郎とそのモデル八郎の謎にせまる。 -
『大空と弟』ブギウギの歌詞は、楽譜をできるだけ忠実に再現
ブギウギで趣里さんが歌った『大空と弟』に、絶賛の嵐。この曲は、存在は明らかだったが、楽譜も無く、音源を記録したものも一切残っていない「幻の曲」として知られていた。だが、2019年に、ひょんなことから「楽譜」が見つかる。今回ブギウギの中で趣里さんが歌った曲は、その楽譜に沿いできるだけ忠実に再現したものだという。そして、劇中で趣里さんが歌うことで、新たな息吹をもってこの曲はよみがえった。このブログでは、「大空の弟」にまつわるエピソードを探る。 -
藤原鎌足の生誕地:藤原氏一氏独裁の基を築いた鎌足の故郷は、常陸鹿島
藤原鎌足の生誕地について大きく二説がある。一つは、大和国高市郡大原説。もう一つは、常陸国鹿島説。有力説は大和出身説だが、古来より鹿島説も根強い。鹿島は、鉄の産地でもあり、武力に優れるもののふの地でもある。この記事では、鹿島を鎌足生誕の地とする根拠を解き明かす。 -
徳川家光(竹千代)ってどんな人:【三代将軍、家光の評価】
「生まれながらの将軍」家光は、幕藩体制の基礎を築いた将軍として知られる。この3代将軍家光を評価し、通信簿を付けるとするとどうなるだろうか。 -
徳川秀忠てどんな人、【二代将軍秀忠の評価】
徳川秀忠の業績を探る、日本史の旅に出かけましょう。将軍として権力を握り、武士の時代に多大な影響を与えた彼の名声と歴史的意義にまつわる謎を解き明かすのが、この探検の目的です。徳川秀忠の評価と日本史への貢献の謎を解き明かし、彼の評価とその意... -
【初代将軍『家康』の評価】:他の戦国武将に比べて人気が低い理由
徳川家康という名前は、日本の統一と徳川幕府誕生の代名詞です。彼は、日本の歴史、文化、社会を形成する遺産を持つ、日本で最も影響力のある指導者の一人と考えられています。家康のリーダーシップは、その軍事的戦術から政治的才能に至るまで、何世代に... -
ブギウギ福来すず子(笠置シヅ子)、戦時中「敵性歌手」と見なされる
羽鳥善一(「服部良一」)と組んで、絶頂期を迎える福来すず子(「笠置シヅ子」)だったが、時代はそれを許さなかった。戦争の時代への突入である。戦局が悪化して行くにつれ、すず子(「笠置」)の歌や踊りは「敵性」と見なされていく。そしてついに松竹歌劇団は、解散となってしまった。この地獄のような時代、それでもすず子にとって運命の人との出会いがあった。その人物とは…。 -
天孫族タケミカヅチを祀る鹿島神宮が、なぜ常陸(現茨城県)にあるのか
鹿島神宮は常陸の国の一宮。祭神はタケミカヅチ。下総国の一宮香取神宮とセットで霞ヶ浦を挟んで祀られている。香取の祭神はフツヌシ。タケミカヅチと同様天孫系の武神。大和から遠く離れた関東に、なぜ両神宮社が祀られているのか。 -
笠置シヅ子に移籍問題勃発:初恋の人と絡む「義理と恋とワテ」の意味
ブギウギはいよいよ東京編に入る。笠置の上京は1938年4月。それから約1年後1939年の春、笠置の東方への移籍問題が勃発する。裏で糸を引いたのは、どうやら笠置がほのかに恋心を抱いていた演出家の益田次郎冠者こと貞信。史実でもブギウギでも「松竹愛に溢れるはずの主人公(シヅ子・すず子)」は、はたして松竹を捨ててライバル企業の東宝に移籍してしまうのか。このブログでは、笠置の移籍問題を史実に沿って追究する。「松竹」対「東宝」のライバル争い -
「ブギウギ」鈴子の東京進出:母の涙「根性なし」でまとまる家族の絆
ギウギの鈴子は家族に「東京へ行きたい」と話す。父と弟六郎は大賛成。だが、母うめは声を荒げて反対する。母の反応に、鈴子は内心「母が本当の家族では無いから反対している」と感じてしまう。そんな鈴子に、弟の六郎が声をかけた。「ほんまの家族や。ほんまの家族屋から、お母ちゃんめちゃめちゃ淋しいんや。」実際の静子は、家族とどんな別れをして、東京で誰と出会うのだろうか。