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弘道館は、一番最初に出来た藩校ということでも、藩校の中で一番大きかったと言うわけでもありません。 　弘道館は、水戸学の中心だったという理由で全国で有名になった藩校です。

新論は1825年に書かれています。出来上がった当時は、藩主斉脩（なりのぶ）によって、公刊を差し止められていました。　

東湖は、幽谷の子であり後期水戸学を代表する、政治家にして詩人、そして思想家であるとともに行動家でありました 　父、幽谷に負けず劣らずの秀才です。そして有言実行の人です。

1740年代から1800年の少し前ごろまで水戸学は衰退期に入っていました。再び水戸学に火をともし全国に名を知らしめたのが藤田幽谷でした。

1740年頃～1790年代頃まで『大日本史』の編纂は停滞期に入ります。この停滞期を中期水戸学期と呼ぶ学者もいます。

大日本史には「紀伝志表」の四つの範疇がある。 前期水戸学は「紀」と「伝」 後期水戸学は「志」と「表」