
ねえ、あの「べらぼう」第10話見た?
小芝風花ちゃんの花魁道中、めちゃくちゃきれいだったよね。
でも蔦重さんとの別れシーンで号泣しちゃった……。
今日はこのエピソードを深く深く考察していくよ。
歴史の授業みたいに堅苦しくなく、かといって適当な感想じゃなくて、ちゃんと裏取りした情報も交えながらね。
花魁道中の裏側に隠されたメッセージ
小芝風花が語る撮影秘話
いやあ、風花ちゃんの白無垢の花魁道中ほんとうに美しかったね。
あの衣装の刺繍、光の当たり方でキラキラ輝いてたでしょう?
まるで本物の花魁がタイムスリップしてきたみたいだったよ。
風花ちゃん、いつもは幼さを感じさせるかわいらしい笑顔の女の子だけど、「べらぼう・瀬川」になると、気丈な女性に変身する。
この役作り、スタッフの話だと「吉原の空気を吸い込むように」ってアドリブで廊下を歩く練習をしてたらしいんだ。
ところで、あの豪華な衣装、実は布団みたいに分厚かったらしいよ。
風花ちゃんが別番組のインタビューで「7月の炎天下で撮影したから、汗だくで目の前が真っ白になりかけた」と苦笑い交じりに話してた。
衣装の重さが逆に役に立ったって言っててね、「歩くたびに衣装がガサガサ鳴る音が、瀬川の緊張感を表現してくれた」って。
このこだわり、さすがNHKの時代劇班だなあ。
道中で蔦重とすれ違うシーン、ドキドキしたよね。
あの瞬間、風花ちゃんが視線を合わせなかったのは「見つめたら泣いちゃいそうだった」からだとか。
実はこの演出、歴史考証チームのアドバイスが元になってるんだ。
江戸時代の花魁が身請けされるとき、「振り返ると縁が切れない」というジンクスがあったらしいよ。
スタッフブログに載ってたんだけど、小芝さんはこのシーンを撮り終えた後、控え室で15分間ずっと俯いてたんだって……役に入り込みすぎて抜け出せなかったのかもね。
見ている私は、その時目頭がウルウル…。
やられちまいました。
でもね、この別れが全て終わりじゃないんだよ。
実は公式Twitterで「蔦重と瀬川の絆は第12話で再び光る」ってヒントが出てるんだ!
これってつまり……(ここはネタバレ防止で自重)
吉原文化の意外な真実

江戸時代の身請け相場って知ってる?
瀬川の場合1400両って設定だけど、これは現代の価値で約1億円!
でも実際の記録を見ると、当時のトップ花魁なら2000両以上も珍しくなかったみたい。
女性一人に1億円も出す鳥山検校って、どういう人物か…。
気になる方は、こっちも読んでね。

田安賢丸の政略結婚 裏工作がヤバすぎる
10話冒頭で、大きくなった寺田心君扮する田安賢丸が怪しい動きをしていますねぇ。
「そうだ、幕府に種をまこう」
と、何やら怪しい雰囲気。
まだまだ、初々しさが残る心君なので、この怪しい動きとのギャップが、逆によいかも。
賢丸の策略は、どうやら妹の種姫を幕府内部に種として送り込むことらしいですねぇ。
賢丸は、のちの松平定信さん。
定信も、田沼意次も、江戸の三大改革のところで必ず授業でも習う人物。
当然、ゆくゆくは、田沼は追い落とされ、定信が幕府の連力を握るわけね。
さて「べらぼう」ではそのあたりをどう描くのでしょうか。

松平定信の妹ってどんな人?
種姫ちゃんを田安の種にしようって話……これ実は歴史的大事件の伏線なんですよね。
後の「寛政の改革」で知られる松平定信、その人がまだ10代の賢丸として登場し妹を政治の道具として使おうとしてるわけ…。
実は史実でも妹の縁組を確かに政治抗争に利用してる。
史実の種姫は、1765年生まれ。
田安徳川家のプリンセスだね。
11歳で第10代将軍家治の養女になり、江戸城大奥に入ったんだって!
当時の記録によると「将軍世子・家基の正室候補」だったらしい。
賢丸が、種姫を種にしようとしているのは、このあたりの話だね。
でも、この計画実はうまくいかない。
家基が急死しちゃったからお流れに……。
次期将軍候補、家基死後 種姫はどうなった
当時の大奥では「養女=政略結婚の駒」が常識。
種姫は、今度は将軍家と紀州徳川家をつなぐ生きた橋渡しとして狙われてたんだ。
田沼意次VS松平定信:幕府内での権力闘争

ねえ、あの「べらぼう」で田沼意次と松平定信の対立が激化してるよね?ドラマでは定信側が田沼派を押しているように見えるけど、実は逆に田沼が定信を追い詰めてた時期だったんだよ!
田沼の策略
定信が10代で白河藩の養子に出されたのは、田沼派が御三卿(将軍家の親族)の力を削ぐための策略だったって説があるんだ。定信の兄が病死した後、田安家の当主になれるチャンスを田沼が意図的に潰したって説まであるんだから、マジでヤバいよ。
松平定信の反撃
ドラマで賢丸(後の松平定信)が「武士の道に反する」と怒ってたシーン、実は史実の定信が田沼を超えるパワーで逆襲する伏線だったんだ! 田沼失脚後、定信は彼を**「永蟄居(えいちっきょ)」**ってほぼ終身刑にし、関係者を徹底的に粛清した。これって現代で言う「派閥の一掃」だよ。定信は、自分を白河に追いやった田沼に深い恨みを持っていたのかもね。
史実とドラマの違い
ドラマでは田沼は線形の銘がある人。
定信は、旧態然とした「米中心」から脱却できない人として描いている。
この時期は田沼が幕府内で非常に強い影響力を持ってたんだね。
でも、結局田沼は失脚して、定信が主導権を握ぎることになる。
そして、寛政の改革を通じて幕府を立て直そうとしたんだ。
この対立は、幕府内での権力闘争を象徴するもの。
もし、田沼が失脚せずに力を持ち続けて米経済から、銭経済に完全に移行していたら、日本の国力は高まっていたかも?
幕府の人事抗争が現代に通じる

田沼の賄賂政治を「昔の汚職」って片付けちゃダメだよ。
実は当時の賄賂って、現代で言う「政治献金」みたいな側面もあったんだって。
ドラマで描かれる権力闘争、ビジネスパーソンにも参考になるかもね。
蔦屋重三郎のビジネス戦略
錦絵は江戸のSNS!?
あの美しい錦絵、実は当時のベストセラー商品だったんだ。
蔦重が将軍に献上するって話だけど、これって現代で言う「インフルエンサー営業」みたいなものかも。
有名人に使ってもらって一般に広める手法、今と変わらないよね。
吉原再建計画の現実性
「遊郭の立て直し」って聞くと胡散臭いけど、蔦重の場合は違う。
史実の蔦屋重三郎は、浮世絵版元として葛飾北斎や喜多川歌麿を発掘した天才プロデューサー。
ドラマでの再建計画も、きっとアートで街おこしする現代の事例みたいな感じになるんじゃない?
視聴者同士で盛り上がる考察ネタ

瀬川のその後が気になる!
ねえ、実際の五代目瀬川って身請け後にどんな人生を送ったのか、気になるよね。
ドラマではハッピーエンドになるのかな?
でもあの時代の女性の自立って本当に大変だったはず。
実際の五代目瀬川のその後
五代目瀬川は1775年に鳥山検校に身請けされた後、3年で彼と別れてしまいました。
鳥山検校が高利貸しの罪で財産を没収され、江戸から追放されたからなんだね。
その後の瀬川の行方は不明。
でも、いくつかの説があるよね。
例えば「武士や御家人の妻になった」とか「大工と暮らした」とか……どれも確証がなくて、謎に包まれてる。
ということは、脚本家の腕の見せ所があるってこと…。
ドラマでの瀬川のその後
ドラマでは小芝風花演じる瀬川が蔦重と別れるシーンが感動的だったよね。
でも12話で再び登場するらしいから、今後の展開がドキドキするね!
ドラマでは現実と異なり、ハッピーエンドになるかも?
それとも現実の五代目瀬川のように波乱に満ちた人生を送るのか……。
あの時代の女性の自立
あの時代、女性の自立って本当に難しかったよね。
身請けされた後も、再び吉原に戻るか、他に新たな生活を始めるか……。
選択肢が限られていたわけだ。
でもドラマでは現代の視点で女性の自立を描いてるから、どんな展開になるか楽しみ!
田沼VS松平の構図
田沼の経済政策って実は結構先進的だったらしいよ。
株仲間を奨励したり、鉱山開発したり……。
これって現代の起業支援政策に似てるかも?
対する松平定信の緊縮財政、正反対すぎて面白い!
この対立構造、今の政治にも通じるものあるよね。
まとめ:次回予想で盛り上がろう!
次回はきっと蔦重の錦絵が話題になるはず。
史実の蔦屋重三郎は寛政の改革で弾圧されたから、松平定信との対決が待ってるかも?
みんなはどう思う?
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