こんにちは、なおじです。
トキの悲壮な表情—。
朝から心が締め付けられました。
ヘブンの女中として覚悟を決めた彼女の顔。
家族にも言えない秘密を抱え、一人で背負い込む孤独。
そこへ飛び込んできたのが、トキの父・司之介（岡部たかし）と花田旅館の主人・平太（生瀬勝久）の軽口でした。
「二日酔いですが、よろしくお願いします」
「板の間～」
重い空気を一瞬で吹き飛ばすコメディータッチ。
笑いと涙が交錯する15分間—これが「ばけばけ」第32話です。
そして私は、テレビに向かって叫んでいました。
「トキ—！」
お決まりの妻の白い目。
でも仕方ないんです。
あの表情を見たら、声をかけずにはいられませんでした。
第7週「ばけばけ」第32話のあらすじ
2025年11月11日、朝8時からの放送。
第32話のサブタイトルは「帰っていいんですか？」
トキ、三之丞に別れを告げる（第31話復習）
トキは三之丞を待ち伏せし、20円のうちのいくらかを手渡しました。
「これで、おば様を助けてごしなさい」
タエと三之丞の再出発を願うトキ。
その表情には、自らの決意が重く刻まれていました。
ウメと共にヘブンの家へ（ここから第32話）
翌朝、トキがヘブンの家に向かうと、ウメが待っていました。
平太とツルが心配し、できるだけウメを一緒にしてくれるよう頼んだんです。
平太たちの愛情に、トキの張りつめた心が一瞬でも温かくなります。
ウメから女中の仕事を教わりながら、ヘブンと錦織を学校に送り出すトキ。
いつもと変わらぬ日常のはずが、心は揺れ動いていました。
運命の夜—二人きりになる
夜、ウメが花田旅館に戻ります。
ついにヘブンと二人きりになったトキ。
書斎で執筆するヘブンの背中が、遠く感じられます。
トキが先に風呂に入り、不安げに座っていると—襖が開きます。
覚悟を決めたトキに、ヘブンは静かに告げるんでしょうね。
（以下なおじの妄想）
「いきましょ。今日、もう終わり」
「終わり？帰っていいんですか？」
拍子抜けするトキ。
大吉さんがあさイチで言うように、おそらく二人には何も起こらないですよね。
そして、トキは逃げるように帰宅。
家で倒れこむトキ、心配する家族。
そうなるのではないかな。
ポチップ
なおじの第32話感想
二日酔いの軽口に笑う朝
司之介（岡部たかし）と平太（生瀬勝久）の掛け合い。
「二日酔いですが、よろしくお願いします」
「板の間～」
この軽口の応酬に、朝から笑みがこぼれました。
プロの役者同士の呼吸でしょうか。
それとも、台本にある絶妙な会話なのか。
どちらにしても、重くなりがちな物語に軽やかな風を吹き込んでくれました。
トキの悲壮感漂う決意を、笑いで吹き飛ばす演出—本当に好きですね。
トキの表情に心揺さぶられる
それにしても、トキの悲壮感漂う表情は見事でした。
目が語る［覚悟］
口元に滲む［孤独］
家族に秘密を抱え、一人で決断を下す若い女性の［苦悩］
あさイチで鈴木アナが「わー」となってしまうと語っていましたが、本当にそうですね。
画面越しに伝わる緊張感に、朝から釘付けになりました。
でも、大吉さんが言うように、ヘブンさんとは何も起きないんでしょう。
そうわかっていても—。
「トキ—」
いつものように、テレビに向かって声をかけている私がいました。
そして、妻の私に向けられる白い目…。
この構図、全国の「ばけばけ」ファンの家庭で繰り広げられているに違いありません。
笑いと涙のバランスが絶妙
重いテーマを扱いながら、笑いで包む。
この演出の妙技が、「ばけばけ」の真骨頂だと思います。
視聴者を沈ませすぎず、朝のドラマとして希望を持たせてくれるんです。
トキの孤独な決意と、父たちの軽口。
対比が際立つからこそ、どちらも心に残るんでしょうね。
ヘブンとの夜—何も起きなかった安堵
結局、何も起きない（はず）
トキの覚悟は空回りに終わり、拍子抜けして帰宅する姿が描かれる、はず（期待を込めて）
ヘブンは紳士です。
彼はそういう人です。
そして、トキの新たな日常が、ここから始まる予感がします。
とはいうものの、明日の展開が気になって仕方ありません。
本日の川柳
二日酔い 板の間返しで 朝笑う
トキ決意 テレビに叫ぶ 妻白目
覚悟して 何も起きずに ほっとする
主なキャスト情報
第32話に登場した主な出演者をご紹介します。
- トキ：高石あかり
- ヘブン（レフカディオ・ハーン）：トミー・バストウ
- 錦織友一：吉沢亮
- 三之丞：板垣李光人
- ウメ：野内まる
- 司之介（トキの父）：岡部たかし
- 平太（花田旅館の主人）：生瀬勝久
- ツル（トキの母）：池谷のぶえ
まとめ
Q. ばけばけ第32話のネタバレを知りたい
A. トキがヘブンの女中として初日を迎え、覚悟を決めて二人きりの夜を過ごすことになる。
Q. 第32話の見どころは？
A. トキの悲壮な表情と、司之介（岡部たかし）と平太（生瀬勝久）の軽口の対比です。笑いと涙が交錯する演出が見事でした。
Q. トキとヘブンの関係はどうなる？
A. 第32話では思わせぶりですが、まだ何も起きていません。しかしトキの新たな日常がここから始まる予感があります。明日からの展開に注目ですね。
皆さんは第32話、どう感じましたか？
トキの決意、司之介と平太の軽口、ヘブンとの夜—印象に残った場面をぜひコメントで教えてください。
明日も目が離せない展開が待っている予感がします。
「トキが女中を決意した背景には、明治時代の女性の厳しい立場がありました。
詳しくはこちらの記事で解説しています👇
→ 【ばけばけ】トキが女中を断った理由とは？明治時代の女性の立場とラシャメン差別を元教師が解説」
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