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桝太一アナが日テレを退社した理由:なぜバンキシャだけ継続している?

年収2000万~3000万と言われるアナウンサー職を捨て、桝太一元アナウンサーは日テレを退社した。桝アナは何を目指して『どういう理由で退社をした』のだろうか。また退社すれば、間違いなく経済的な問題が壁となるはず。「家計が火の車になるはずなのに、なぜ退社することが出来た」のか。

目次

桝太一さんが日テレを退社した理由

桝太一さんは、2022年3月をもって日本テレビを退社し、4月から同志社大学ハリス理化学研究所専任研究所員(助教)となった。(任期は5年。)

研究所では、「サイエンス・コミュニケーション」と呼ばれる学問分野に取り組んでいる。

桝さんは、なぜ退社したのか。
「40歳になった」ということが、桝さんにとってきっかけになった、と話す。

『40歳を迎えたことを一つの節目として、今後の人生を使って本格的に取り組むべきことは何かを考えた』

と語っている。
「サイエンスを分かり安く人々に伝えるためには、どうすればよいか」
この社会貢献のための課題を、一生の課題にしようと考えたようだ。

これは憶測なのだが、
『今後、テレビ離れが一層加速していくはず。だとしたら、テレビ業界に留まっていては、自分の夢の実現は、難しいかも知れない。インターネットの活用など、テレビも含め新たな伝達媒体を模索するためには、一度テレビを離れるべきだ。』
そう考えたのではないだろうか。

また、『娘が成人を迎えるまでは、フリーアナウンサーになるのはダメ』と言っていた奥様が、『社会貢献という、今後の生き方を考える』ということであれば、『応援する。』と後押しをしてくれたことも理由となった。
奥様のいさぎよさ、かっこいい。

何せアナウンサー時代、桝アナなら年収で3000万はあったはず。
それが、研究者になった途端に、500万程度にランクダウンする。
この経済的負担を、妻が『支える』と申し出てくれたのだ。
桝アナとしては、心強い後押しとなっただろう。

経済面の心配をせずに退社できたのはなぜか

日テレのアナウンサーの収入は、おそらく年収で2000万から3000万と思われる。
だが、助教となると収入は、多くても500万程度に落ちる。

妻が、『支える』と言ってくれたとしても、生活水準はそう簡単に落とせるものでは無い。
妻の支え以外にも、桝アナの退社を支える『何か』があったのでは無いだろうか。

日テレ小杉善信副会長、大いに焦る

桝アナの退社の報を受け、日テレ側は大いに焦った。

ただでさえテレビ離れが加速している昨今、桝アナのような日テレの大看板が退社したら、『日テレは危うい』として、『他のアナウンサーも桝アナに追従する者が増える』と予想できる。

『日テレに見切りを付け、退社を希望する者を引き留めねば』と、
会社側が考えてもおかしくない。

日テレの小杉善信副会長は、桝アナに、以下の提案をしたという。

『日テレ退社後も、日テレ時代と同水準のギャラで一番組だけ、続けて出て欲しい』という提案だった。
その番組というのは、『真相報道バンキシャ!』

一番組のレギュラー出演で、いくらになるのか分からないが相当高額のはず。大いに家計の支えとなる金額だろう。
一説に収入は減るどころか、会社側の配慮と研究所からの給料を合わせて、退社前の2倍になったとの噂もある。

さらに桝アナにとって、この継続出演は、経済面以上にメリットがある。
『真相報道バンキシャ!』という番組は、桝アナの研究分野である「サイエンス・コミュニケーション」の成果を、社会に還元する場とも成り得るからだ。

番組出演継続は、研究対象「サイエンス・コミュニケーション」における『テレビの役割』『手段・媒体・選択肢』『科学と社会の架け橋の在り方』という課題解決に直結している。

出演継続は、研究者桝太一さんにとっても大いに意義・意味あるものとなるのだ。

さらに、日曜日の番組なので、研究所が休みとなり研究者としての仕事を圧迫しない。
こうして、桝アナは日テレ退社後も、『真相報道バンキシャ!』には、継続して出演することとなった。

桝太一 元アナウンサーのプロフィール

桝太一さんは、元日本テレビアナウンサー。
1981年(昭和56年)9月1日生まれ。
身長178㎝
血液型 O型

出身は千葉県
スキューバダイビング・潜水士の資格をもつ。

2006年(平成18年)に日本テレビにアナウンサーとして入社。
同期には、青木源太アナウンサーや葉山エレーヌアナウンサーがいた。

青山源太 元アナウンサー
葉山エレーヌ 元アナウンサー

日テレ時代

日テレ入社当時はプロレスの実況。
2010年4月3日より、「ズームイン!!サタデー」のスポーツコーナーを担当。
2011年4月から、情報番組「ZIP!」の総合司会。相方に関根麻里がいた。だが、1年で降板している。

『ZIP!』の総合司会と同時に『全国高等学校クイズ選手権』(高校生クイズ)の4代目総合司会も務めた。

2013年の「24時間テレビ」の総合司会。

さらに声優として「コクリコ坂から」「おおかみこどもの雨と雪」「バケモノの子」などの映画に出演している。

「コクリコ坂から」では、全校討論会の発言者の声。
「おおかみこどもの雨と雪」では、ラジオアナウンサーの声。
「バケモノの子」では、テレビアナウンサーの声。

「コクリコ坂から」全校討論会の発言者

2011年から5年間、「好きな男性アナウンサーランキング」で見事に1位に君臨し続けた。

2022年3月をもって、日本テレビを退社。
ただし、『真相報道バンキシャ!』では、引き続き司会を務めている。

桝太一さんがアナウンサーになるまで

桝太一さんは、東京大学から東京大学大学院へ進学し、研究者になるかアナウンサーになるか迷ったが、アナウンサーへの道を選んだ。

『研究者として大学に残るか、就職するかは本当に迷いました。子どものころから、生物博士になりたかったという漠然とした夢をもっていましたから。ただ、就職するならテレビ局や出版社などメディア業に行きたいという希望はありました。』

と語っている。
2006年(平成18年)、東京大学大学院農学生命科学研究科の修士課程修了後、研究者では一流にはなれないと判断し、アナウンサーになったと述べている。

理系の修士課程修了のアナウンサーは、めずらしい。

出身大学は、東京大学

出身大学は、と東京大学大学院農学生命科学研究科へ入学。
大学時代は、アナゴやアサリの研究に取り組んだ。
学生時代は、スキューバダイビングに夢中になっていたという。

出身高校は、麻布高校

推定だが、偏差値75と言われる超難関高校の出身。
麻布高校は、完全中高一貫校なので、受験は中学で行っている。
同校の出身者には、福田康夫元首相や、橋本龍太郎元首相などがいる。

学校自体は自由な校風。一応制服はあるが、私服もOKという極めて先進的な校風をもっていた。
当然、髪型などをしばる校則などもない。
金髪・ピアスをしている生徒もめずらしくなったという

また、昼食に学校へ出前を取る生徒もいた。

高校時代は、生物学部に所属し、チョウの研究をしていた。
生物学部というと、文化系なのだが、合宿では3000メートル級の山登りが課せられるなど、まるで体育会系の活動が行われていた。
桝さんも、『体育会系生物部だった』と、当時を振り返っている。

高校3年生の時には、部長を務めたそうだ。

出身中学は、麻布中学

完全中高一貫校なので、中学校も麻布中学校。
偏差値は76。
超難関だ。

中学校の時から生物学部に所属していた。

出身小学校、千葉の公立小学校

小学校は、実家があった千葉県千葉市若葉地区にある公立小学校に通った。
千葉市立小倉小学校らしい。

中学校、高校時代、実家は新小岩駅周辺に移ったという。

桝太一さん実家の家族構成

桝さんは、父・母・本人の3人家族で育った。
お父さんは、パイロットだったとの話がある。
父親がパイロットだとすると、桝アナは、年収1500万以上の家庭に育ったということ。

お父さんの出身は、関西圏だったらしい。

桝太一の結婚、結婚後の家族構成

桝太一アナは、2011年2月25日に日テレを通じて結婚を公表している。
結婚したのは何時なのかは、公表されていないが、おそらく2月中だったのだろう。
桝さんが29歳の時だった。

お相手の女性は、桝さんより5歳年下。
24歳の時の結婚となる。
一般女性で、現在も芸能界とは関係の無いところで勤務をしているとのこと。

二人の間の子どもは、娘さんが一人いて、現在3人家族。

桝さんと奥さんのなれそめ

桝さんは、随所で『妻の尻に敷かれている』発言をしているので、『桝さんの奥さんは、鬼嫁なのか』という噂もある。

だが、話を聞くと桝さんの一種の「のろけ」のようでもある。
二人の出会いは、奥さんがまだ学生の頃。
奥さんが、テレビ局でバイトをしていたときだった。

奥さんは大学校を卒業することを期に、テレビ局のバイトをやめることになっていた。
その年のバレンタインデーの時に、桝アナは奥さんからチョコレートをもらったのだという。

純情な桝アナは『どうして、僕にチョコレートをくれたのかな』と思った。
さらに、桝アナは「『好き』と言ってくれたのは、妻からだったんですよ」
と、のろける。

桝アナの好きな女性のタイプ

桝さんは、「華やかな女性に違和感をもつ」とのこと。
「見てくれをあまり気にしないような、地味目の人が好き」なのだとか。

奥さんは、桝さんのこの女性観にぴったりとはまったらしい。
アルバイトをしているとき会社で飲み会に行くと、端っこの方に座わって目立たないようにしているタイプだった。

確かに「好き」と最初に言ってくれたのは、奥さんの方だったのかも知れないが、今は逆転しているようだ。
『桝アナは、奥さんが大好き』

地味ではあるが、しっかりしたポリシーをもって桝さんを支える奥さん。
その奥さんが「社会貢献のために退社するというなら、やめていいよ」と言ってくれたのだから、桝さんは、頭が上がらないだろう。

まとめ:桝太一元アナが日テレを退社した理由:なぜバンキシャだけ継続?

【桝アナが日テレを退社した理由】
・40歳を期に、夢であった研究者の道に進むことを決意
・「サイエンス・コミュニケーション」の研究は、社会貢献に役立つ。
・妻の支え

【なぜ、バンキシャだけ継続しているのか】
・桝さんの願いと、会社の願いが一致したから。
〈桝さん〉
・研究対象として番組を活用できる。
・研究成果の発表の場ともできる。
・番組出演継続によって、財政的な負担を減らせる。
〈会社側〉
・視聴者のテレビ離れの流れを食い止める。
・同僚アナウンサーの退社の流れを食い止める。

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