
こんにちは、なおじです。
三之丞が、トキから受け取ったお金を記者に渡そうとした…。
母タエを守るための咄嗟の判断だったわけだけど、これって正しかったのでしょうか。
視聴者の多くが「イライラする」「マズイでしょ」と感じたみたいですね。
そして今回、北川景子さんが演じる零落したタエの姿に、朝から胸が締め付けられました。
色気と哀愁が入り混じった演技は、もう朝ドラの域を超えていますよね。
さて、第34話では三之丞の爆弾行動が次々と炸裂しました。
記者への口止め料、社長就任の大嘘、そしてトキの尾行がバレる展開。
この回を見逃した方、録画を消してしまった方のために、詳しいネタバレと率直な感想をお届けします。
第7週「オトキサン、ジョチュウ、OK?」の第34話、息もつかせぬ人間ドラマが展開されています。
ばけばけ 第34話 ネタバレあらすじ
新聞記者・梶谷吾郎の登場
物乞いをしているタエのもとに、新聞記者の梶谷吾郎が現れました。
かつて名家の奥様だったタエが零落した姿を、記事にしたいというのです。
タエの窮状を取材しようとする記者の存在は、三之丞にとって大きな脅威だったでしょうね。
母の尊厳を守るため、三之丞は行動を起こします。
三之丞の危険な判断
記者・梶谷の取材を阻止するため、三之丞が動きました。
タエを守るため、口止め料を渡すという選択をします。
しかし、その金は本来、トキが三之丞に渡した生活費。
母を守るための咄嗟の判断でしたが、このお金の使い方は正しかったのでしょうかね。
三之丞の焦りと苦悩が見えるシーン。
視聴者からは「ちょっとイライラ感半端ない」という声が相次いだみたいだね。
そもそも、なんで三之丞はトキの金をタエに渡していないの??
「社長になりました」という大嘘
さらに三之丞は、タエに**「実は私、社長になりました」「これは社長になるための支度金です」**と真っ赤な嘘をつく…。
その場しのぎで出た言葉なんでしょうが…。
母を安心させたい一心だったことはわかりますが、この嘘がバレたときのことを考えると恐ろしい。
三之丞って、どうも爆弾ですよね。
それでもタエは安心したようにほほえんだけど、こっちは胃が痛くなるよね。
もしかして、タエさん三之丞のウソに気付いてる?
松野家の三人がトキを尾行
一方、松野家ではトキへの疑念が消えていませんでした。
司之介、フミ、勘右衛門の三人は、トキの後をつけることにしました。
トキは花田旅館に入っていったはずなのに、なぜか裏口から出てきます。
そして向かった先はヘブン邸。
この不可解な行動に、松野家の三人は疑惑を深めます。
トキがヘブン邸に出入りしている事実が、家族にバレてしまったわけです。
**ラシャメン(洋妾)**になったのではという誤解が、ますます広がっていきます。

トキの告白「こげなことでもせんと…」
観念したトキは、借金返済のためにしかたなくラシャメンになったと打ち明けました。
「こげなことでもせんと暮らしていけん……」
この言葉を聞いたフミの怒りは収まりません。
**「お金より大事なものがあるがね!!」**と叫びます。
親として、娘がそんな道に進んだと思い込んだフミの心情が痛いほど伝わってきた。
ヘブンの怒号「ふざけんな!」
錦織がヘブンに「(家族はトキが)妾だから怒っている」と説明しました。
その瞬間、ヘブンが激高!
「私のことをそんな男だと思っていたのか、ふざけんな!」
この叫びが、空気を切り裂きました。
そしてヘブンは辞書を引きながら、はっきりと言い切ったんです。
**「抱きたくない」**と。
この瞬間、トキとフミは思わず力が抜けて畳に倒れ込みました。
女性として魅力がないから抱きたくないと言われたようにも聞こえたから。
この言葉にトキの女としてのプライドは傷つけられたわけ。
でもヘブンの「抱きたくない」の真意は全く違いました。
**「妾として雇ったのではない。女中として雇った。だから妾として抱くことはない」**という意味だったんです。
つまり、トキの尊厳と名誉を守るための言葉だったわけ。
誤解が解けた安堵と、家族への申し訳なさ、そして一瞬傷ついた女心が入り混じった複雑な瞬間。
このあたりのコメディータッチがばかばけ流。(だいぶ慣れてきました)
ヘブンの怒りは、トキへの敬意と信頼の裏返しだったんですね。
この展開、この描き方、なおじは好きですねぇ。
胸がスカッとしました。
北川景子の凄みと色気

今回、北川景子さんが演じるタエの存在感が際立っていました。
零落した状態でありながら、どこか気品を失わない佇まい。
物乞いという厳しい状況の中でも漂う妖艶さ。
朝ドラでこの色気を出されると、心臓に悪いですよね。
女優としての振り幅と演技力に脱帽です。
ばけばけ 第34話 なおじの感想
三之丞はいったい何を考えているのか
今回の三之丞の行動は、本当に爆弾ですよね。
トキからもらった生活費を、記者への口止め料として使おうとします。
母を守りたい一心なのはわかります。
どうして三之丞は、トキの金をタエに渡していないのでしょうか。
しかも、タエには「社長になった」と大嘘をつく始末。
この嘘がバレたとき、どんな展開になるのか。
考えただけで胃が痛くなります。
三之丞は咄嗟に母を守ろうとした。
これはわかります。
けれど、正しい判断というのは、切羽詰まった状況ではなかなかできないもの。
この先、どう転ぶかわからない不安がありますよね。
お金の使い方、嘘のつき方、どれをとっても**「これはマズイ」**と思わされます。
母への愛情は痛いほど伝わってくるのですが、やり方が完全に裏目に出そうな予感しかしません。
視聴者の55%が批判的な声を上げたというのも、うなずけるよね。
三之丞は、爆弾!
(そうならないといいんだけど…。)
北川景子さんの演技力
零落した女性を演じる北川景子さんの凄みに、改めて感動しました。
物乞いという立場でありながら、品格を失わない佇まい。
さすが、北川景子!
哀しみがあるのに弱々しくない。
色気があるのに下品じゃない。
この絶妙なバランスが、朝ドラの空気を一気に大人っぽくしていますね。
タエという役を通して、女優としての底力を見せつけられた気がします。
朝からこんな演技を見せられると、本当に心臓に悪い。
(テレビを見つめていた私を、妻がジーっと見つめているんですよ。怖い!)
北川景子さんって、こういう落ちぶれた美女の役が本当に上手いよね。
気品と色気を失わない演技は、元教師の私から見ても勉強になります。
トキの尾行がバレた
松野家の三人にトキの行動がバレてしまいました。
花田旅館の裏口から出て、ヘブン邸に向かう姿を目撃されるとは。
これで**「ラシャメンになった」という誤解**が決定的になってしまいます。
トキは女中として真面目に働いているだけなのに、周囲の目は冷たくなる現実がこの先に…。
トキが**「こげなことでもせんと暮らしていけん……」と言ったときのフミの怒りは、親として当然。
「お金より大事なものがあるがね!!」**という叫びには、胸が詰まった。
しかし、ヘブンの**「ふざけんな!」**という叫びで、誤解が一気に解けました。
この展開には胸がスカッとしましたよね。
ヘブンの怒りは、トキへの敬意と信頼の裏返しだったわけです。
明日への期待
三之丞の嘘はいつバレるのか。
タエの状況はどうなるのか。
そして、松野家とトキの関係は修復されるのか。
**第7週「オトキサン、ジョチュウ、OK?」**は、息をつかせぬ展開が続いています。
登場人物それぞれが、必死に生きようとしている姿に心を打たれます。
朝から緊張感のある人間ドラマを見せてくれる**「ばけばけ」**。
明日も楽しみですね。
ばけばけ 第34話 主なキャスト
‐ 松野トキ:髙石あかり
‐ 雨清水タエ:北川景子
‐ 雨清水三之丞:板垣李光人
‐ レフカダ・ヘブン:トミー・バストウ
‐ 錦織友一:吉沢亮
‐ 松野司之介:岡部たかし
‐ 松野フミ:池脇千鶴
‐ 松野勘右衛門:小日向文世
‐ 梶谷吾郎(記者):岩崎う大

まとめ:ばけばけ 第34話 ネタバレ Q&A
Q:第34話の見どころは?
A:記者・梶谷吾郎の登場、三之丞が口止め料を渡す場面、「社長になった」という大嘘、トキの尾行がバレる展開、そしてヘブンの「ふざけんな!」という怒号です。特に北川景子さんの演技が印象的でした。
Q:三之丞の「社長になった」は本当?
A:完全に嘘です。トキからもらった生活費を口止め料に使ってしまったため、その場しのぎで嘘をつきました。この嘘がバレたときが怖いですね。
Q:トキはラシャメンになったの?
A:いいえ、女中として真面目に働いているだけです。しかし、ヘブン邸に出入りする姿を家族に目撃され、誤解が深まってしまいました。最終的にはヘブンの激怒で誤解が解けました。
Q:なおじの注目ポイントは?
A:北川景子さんの演技力です。零落した女性の哀愁と、それでも失わない気品。朝からこんな色気のある演技を見せられると、心臓に悪い。女優の底力を感じました。
・社長だと 母に見栄張る 空財布
・裏口で バレた尾行 花田旅館
・抱かぬとは 女中の証 畳倒れ
みなさんは今回の三之丞の行動、どう思いますか?
ヘブンの「ふざけんな!」にスカッとしましたか?
コメント欄でぜひ感想をお聞かせください。
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