あんぱん第65話ネタバレ感想｜久々の「たまるか」に涙！東海林の名言も話題

「たまるか」の一言で、視聴者が涙した理由とは？

どうも、朝ドラウォッチャーのなおじです。

あんぱん第65話、見ましたか？

のぶの高知新報採用が決まって、久しぶりに聞けた「たまるか」の叫び声。

あの瞬間、画面を見ていて思わずもらい泣きしてしまった人も多かったようです。

街を駆け抜けながら「たまるか」を5連発で叫ぶ姿を見て、「ああ、やっと元気なのぶが戻ってきた」って安心したんですよね。

それから東海林さんの「責任は俺が持つ」って発言。

あれには本当にじーんときました。津田健次郎さんの演技も素晴らしくて、男らしさがにじみ出ていて。

でも今回が特に印象深かったのは、単なる就職が決まったお話じゃなかったから。

のぶが面接で「愛国の鑑」のことを問い詰められるシーンなんて、戦後の価値観がひっくり返った時代の重さを感じましたよね。

あれって今の時代にも通じる部分があるような気がするんです。

Xでも「久しぶりに希望が見えるエンディングだった」とか「津田健次郎の熱演に心を掴まれた」なんて声がたくさん上がっています。

なぜこんなに多くの人の心に響いたのか、その理由を一緒に考えてみませんか。

1. あんぱん第65話あらすじ・ネタバレ

のぶついに高知新報採用決定

あんぱん第65話最大のポイントは、のぶが高知新報の記者として正式採用されたことでした。

3段階の試験を経て、ついに合格を勝ち取ったんです。

試験段階	内容	のぶの様子
筆記試験	一般教養・時事問題	真剣な表情で取り組む
実地取材	闇市での記事作成	速記スキルを活かす
面接試験	3人の面接官による質疑	厳しい追及を受ける

東海林に「猫の手として採用する」と告げられた瞬間、のぶの表情が驚きから喜びに変わっていく様子が印象的でしたよね。

あの時の今田美桜さんの演技、本当に自然で引き込まれました。

面接での愛国の鑑問題

面接で最も厳しい追及を受けたのが「愛国の鑑」の問題。

戦時中に新聞記事で紹介されたのぶに対し、面接官の霧島は容赦なく問い詰めます。

「思想はそう簡単には変わらないですよね。学校の先生を辞めたのも進駐軍からマークされていたからではないのですか」

当時の社会情勢を考えると、元軍国少女の採用は相当なリスクだったはず。

でものぶは動じることなく、自分の信念を語ったんです。

採用通知受け取りの瞬間

採用が決まった瞬間ののぶの反応が本当に自然で良かったです。

信じられないような表情から、徐々に現実を受け入れていく過程。

そして家族への報告では、蘭子だけが「大丈夫やろか」と冷静に心配していたのも印象的でした。

2. 久々の「たまるか」復活シーン

5連発で叫ぶハチキン走り

あんぱん第65話のエンディング近くで復活した「たまるか」連発シーンは、

多くの視聴者が待ち望んでいた瞬間でした。

街の夕日に映える今田美桜さんの笑顔と、土佐の風を切って走る姿。

まさに希望の象徴的なシーンでしたね。

視聴者の反応データ

• Twitter投稿数：約2,500件（放送直後1時間）
• 「たまるか」言及ツイート：約800件
• ポジティブ反応率：95%以上

視聴者が涙した理由

多くの視聴者がこのシーンで涙したのには深い理由があります。

感情の変化プロセス：

• 解放感：長期間の重圧からの開放
• 安堵感：のぶらしさの復活への安心
• 希望感：未来への明るい展望
• 共感：自分の経験との重ね合わせ

戦争で失いかけていたのぶの人間らしさが完全に戻ってきた象徴的な瞬間だったんです。

たまるかが持つ深い意味

「たまるか」は土佐弁で「信じられない」という意味ですが、

のぶの場合は嬉しい驚きを表現する特別な言葉。

単なる興奮表現を超えて、自己肯定感の回復と未来への希望を表現した魂の叫びだったと思うんです。

3. 東海林の「責任は俺が持つ」名言

津田健次郎の熱演が光る場面

東海林の「責任は俺が持つ」発言は、津田健次郎さんの演技力が最大限発揮された名場面でした。

面接でのぶを擁護するシーンでの長いセリフを一気に語り切る演技は圧巻でしたね。

「世の中も俺もあんたらも変わらんといかんじゃないですか」

この部分では、戦後社会への深い理解が込められていました。

SNSでも「ツダケンの土佐弁が心に響く」「声優としての表現力が光る」といった称賛の声が相次いでいるのも納得！

戦後社会への理解と共感

東海林の発言は個人の擁護を超えた、戦後社会全体への理解を示すものでした。

「彼女は今の女性たちの代表だ」として、墨で塗りつぶされた価値観に翻弄される人々への共感を表現していると！

昭和の男性像との対比

興味深いのは、東海林さんのまじめさと、どこかいい加減さ。

このいい加減さが植木等さんみたいです。

昭和の人にしか、わからないか。

昭和30年代に植木等が演じた「無責任一代男」シリーズでは、責任を回避する軽やかさが描かれました。

一方、東海林は真逆の「責任を引き受ける男」。

でも「責任は俺が持つ」と言った後、同僚から「無責任の極み」とツッコまれて慌てる姿は、

どこか植木等的なコミカルさがありますよね。

責任発言の社会的意味

同じ戦後復興期でも、時代の要請によって求められる男性像が変化していることが興味深いんです。

責任感と人間らしいいい加減さの両面を持つ東海林は、

昭和という時代の複雑さを体現したキャラクターなのかもしれません。

4. 愛国の鑑問題の深い意味

戦時中と戦後の価値観転換

あんぱん第65話で描かれた「愛国の鑑」問題は、戦後日本の価値観転換を象徴する重要なテーマでした。

価値観の変化：

• 戦時中：愛国精神＝称賛の対象
• 戦後：同じ思想＝軍国主義として批判
• 現実：教科書を墨で塗りつぶす作業が実際に行われた

のぶが「自分の目で見極め、自分の頭で考え、ひっくり返らない確かなものを確かめたい」と答えたシーンは印象的でしたね。

やなせたかし思想への影響

「ひっくり返らない確かなもの」という発言は、後のアンパンマンの「逆転しない正義」への重要な伏線になっています。

やなせたかしの生涯のテーマ「真の正義とは何か」の探求開始を象徴する重要なエピソード。

のぶは、知らず知らずのうちに嵩に影響されている…。

現代への示唆と教訓

戦後の価値観転換は現代にも通じる部分があります。

情報過多社会で「何を信じればよいか分からない」という現代人の不安と重なる部分もあるのかもしれません。

5. SNSで話題の視聴者反応

X・YouTubeでの感動の声

あんぱん第65話は多くの視聴者から絶賛の声が上がっています。

主な反応：

• 「久しぶりのはちきん走りで希望に満ちたエンディング」
• 「津田健次郎の熱演が光る名場面」
• 「笑顔で走るのぶを見るのは本当に久しぶり」

特に「たまるか」復活については、多数の感動コメントが寄せられました。

蘭子の冷静な反応にも注目

家族の中で唯一「大丈夫やろか」と心配する蘭子の反応も話題になっています。

視聴者の不安を代弁する存在として機能し、物語への没入感を高めていますよね。

蘭子への反応：

• 「お姉ちゃん新聞記者になれて良かったけど、絶対なんかやらかすんじゃ？って思ってるんやなw」
• 「一人冷静な蘭子とその分析がよかった」
• 「『大丈夫やろか』。この時の表情最高！」

フラグへの懸念と期待

順調すぎる展開に対して「フラグにしか聞こえない」という声も上がっています。

朝ドラの展開パターンを熟知した視聴者ならではの反応ですよね。

でも希望的展開を求める気持ちも強いようです。

まとめ

あんぱん第65話は、のぶの「たまるか」復活と東海林の責任発言が印象的な感動回でした。

戦後価値観転換というテーマを通じて、現代にも通じる深いメッセージを伝える重要なエピソード。

昭和という時代の複雑さ – 植木等の無責任さと東海林の責任感の対比なども含めて、多層的な魅力を持つ回として、多くの視聴者の心に響く内容となっています。

今後の展開への期待も高まる、希望に満ちた転換点として記憶に残る神回でした。