山根千佳さんは、鳥取県米子市出身のタレントであり、大相撲好きの「スー女」として知られています。
彼女の相撲への情熱は、幼少期から父親によって育まれたものです。この記事では、山根さんが父親から受けた相撲愛と人生の教えについて深掘りしていきます。
父から教わった相撲愛
幼少期の思い出と相撲との出会い
山根千佳さんが相撲に興味を持つようになったのは、幼少期に父親と一緒に大相撲を観戦した経験が大きなきっかけでした。彼女が初めて相撲の本場所を観戦したのは、まだ小学校に入る前のことでした。
家族旅行といえば大相撲観戦であり、特に大阪や九州場所では毎年欠かさず現地で観戦していたそうです。
山根さんが6歳のとき、家族は東京への旅行中に両国国技館を訪れました。
この旅行では、相撲部屋を巡り、朝稽古見学も行いました。父親は力士たちの入り待ちや出待ちをすることもあり、その際には山根さんも一緒に参加し、力士たちと触れ合う機会を得ました。
こうした経験が、彼女の中で相撲への情熱を育んでいったのです。
父親との共通の趣味としての相撲
山根さんの父親は、大相撲の魅力を彼女に伝えるためにさまざまな工夫をしました。
例えば、稽古見学に連れて行ってくれたり、欲しい本やグッズを買ってくれるなど、彼女の興味を伸ばすためにサポートしてくれたといいます。
また、力士たちへの声かけやサインの求め方など、ファンとしてのマナーも教えてくれました。このような家庭環境が、彼女が「スー女」として活躍する基盤となったのだそうです。
山根千佳さんが相撲に魅了されたきっかけの一つは、2008年初場所での朝青龍関と白鵬関の優勝決定戦を目の当たりにしたことです。
この取り組みは、彼女にとって非常に印象的で、相撲への情熱をさらに深める重要な瞬間となりました。
当時、山根さんはまだ10代前半で、家族とともに両国国技館を訪れていました。
彼女はこの取り組みを「目覚めの一番」と表現し、その迫力ある対決が心に強く刻まれたと語っています。
朝青龍と白鵬の激しい攻防は、まさに相撲の醍醐味を体現しており、その後も彼女はこの試合を何度も見返すほど感動したそうです。
この経験から、山根さんは相撲が単なるスポーツではなく、力士たちの真剣勝負やその背景にあるストーリーに深い魅力を感じるようになりました。
彼女はその後も大相撲の観戦を続け、「スー女」として多くの人々に相撲の魅力を伝える活動をすることになります。
これらのエピソードからもわかるように、山根千佳さんが幼少期から相撲に親しんできた背景には、父親との深い絆と共通の趣味として楽しむ姿勢が大きく影響していることが伺えます。
父から受けた人生の教え
相撲を通じて学んだ価値観
山根さんは相撲を通じて、多くの価値観を学びました。
特に印象的なのは、「努力なくして美しくいられる人はいない」という考え方です。この教えは、彼女が日々努力し続ける原動力となっています。
家族との絆と教訓
山根千佳さんにとって、家族との絆は非常に重要です。父親から受けた教えや家族との時間が、彼女の人生観や価値観に大きな影響を与えています。
特に、家族全員が相撲好きであることから、一緒に過ごす時間は非常に貴重なものとなっています。
山根千佳の現在と未来
相撲愛を活かした活動
現在、山根千佳さんは「スー女」として多くのメディアで活躍しています。
彼女は『山根千佳の大相撲の歩き方』という書籍を出版し、初心者からファンまで楽しめるような内容で相撲の魅力を伝えています。
ポチップ
将来への展望と目標
今後も山根さんは、相撲関連の仕事を続けていくことを目指しています。また、自身が影響を受けた書籍や経験を通じて、多くの人々にポジティブな影響を与えることも目標としているそうです。
おわりに
山根千佳さんが父親から受け継いだものは、単なる趣味としての相撲愛だけではありません。
それは人生を豊かにするための教訓でもありました。彼女がこれからもその教えを胸に、多くの人々に影響を与えていくことが期待できます。
ブログの概要
- 山根千佳さんの紹介
- 鳥取県出身のタレントで、「スー女」として相撲ファンに知られる。
- 幼少期の相撲との出会い
- 初めて相撲を観戦したのは小学校入学前。
- 家族旅行で両国国技館を訪れ、相撲部屋の稽古見学を経験。
- 父親との共通の趣味としての相撲
- 父親が彼女に相撲の魅力を伝えるためにサポート。
- 力士たちへの声かけやファンとしてのマナーも教わる。
- 印象的な試合とその影響
- 2008年初場所での朝青龍関と白鵬関の対決が心に残る。
- この試合が相撲への情熱を深めるきっかけとなる。
- 相撲を通じて学んだこと
- 力士たちの真剣勝負や背景にあるストーリーに魅了される。
- 相撲が日常生活の一部となり、「スー女」として活動する基盤となる。
2025年春場所の注目ポイント（２０２５．３．追加）
2025年3月現在、山根千佳さんは29歳となり、芸能界きっての「スー女」（相撲好き女子）として、さらに活躍の場を広げています。
3月9日に初日を迎えた大相撲春場所では、彼女の相撲愛はさらに深まっているようです。
3月8日放送のNHK「おはよう日本」に出演した山根さんは、春場所の注目ポイントについて熱く語りました。
「今場所の注目力士はやはり、新横綱の豊昇龍関だと思います。久しぶりに雲竜型の土俵入りが見られるということでよりワクワクしています」
と期待を寄せています。
豊昇龍関は初土俵から6番目の早さで横綱に昇進した若き横綱です。
山根さんは「豊昇龍はまだ25歳で若い。特に大けがを負って昇進しているわけでもない為、優勝を期待してしまう」と語っています。
著書「山根千佳の大相撲の歩き方」の出版
2024年に山根さんは初の著書「山根千佳の大相撲の歩き方」を出版しました。
この本は、約10年の相撲知識が詰まった宝物のような一冊と彼女自身が語っています4。
5月1日には東京・目黒の大圓寺で、この著書のヒット祈願を行いました。
その際、梅松葉模様の晴れ着姿で登場し、「大相撲は白星が縁起が良いので、白ベースにしました」と笑顔で語っています。
この本は初心者の方にもわかりやすく、詳しい方が読んでも更に知識を深められる一冊となっており、色々な視点から楽しめる工夫がされています。
ポチップ
推し力士と相撲部屋訪問
山根さんの現在の「推し」力士について聞かれると、「たくさんいるんですけど」と笑顔で前置きしつつ、琴ノ若から改名した琴桜（26）の名を挙げました。
自身と同じ鳥取県出身のルーツがあることから、「横綱になってほしいなという気持ちで、イチオシです」と明かしています。
また、著書の取材で二子山部屋を訪れ、二子山親方にインタビューを行った際のエピソードも語っています。
「気づいたら全員私より年下になっていて…」と苦笑しながら、
「殺気だった雰囲気もなく、すごく温かい和気あいあいとした部屋でした。皆さんに好きな歌手を聞いたら『エド・シーランです』って言われて、今どきだな！って思いました」
と振り返っています。
メディア出演と注目の的に
2025年1月11日には、NHK「おはよう日本」に出演し、兄弟同時三役の若元春と若隆景のインタビュー役を務めました。
ファン歴20年以上と紹介され、両力士と一緒にちゃんこを食べながらインタビューする様子が放送されました。
荒汐部屋伝統のタレも試食し、「めちゃくちゃ濃厚。ごはんが食べたくなる味」などと食レポする姿も見られました。
2024年7月の名古屋場所では、西の花道脇に映り込む山根さんの姿がテレビに映り、SNSで話題になりました。
「白いワンピースの可愛い女性は芸能人かしら」、
「相撲、今日はえらい美人座ってる」、
「首が長くて美人さんだな」
と、多くの反響がありました。
結婚観と相撲ファンとしての立場
相撲大好きタレントとして知られる山根さんですが、力士との結婚を期待する声も根強いようです。
しかし、本人の口から具体的な結婚の予定は発表されていません。
以前から相撲部屋の取材を通して、女将さんの大変さを目の当たりにし、その役目を担うことに対して強い覚悟が必要だと感じているようです。
相撲部屋の奥深さを知り、部屋の力士たちが家族同然になり、力士たちの勝敗に一喜一憂する日々を送る女将さんの姿を見て、その責任の重さを感じたのでしょう。
「ファンとして外からガヤガヤ言っているので落ち着いてしまいました」
と語り、生涯相撲ファンであることを決めた様子です。
相撲部屋の内部を知ったことで、相撲部屋を支える立場ではなく、一人のファンとして、これからも相撲を応援していく意向を示しています。
2025年大阪場所の観戦と解説
現在開催中の大阪場所では、山根さんは自身のブログで詳細な相撲解説を展開しています。
3月14日のブログでは、横綱・豊昇龍関と翔猿関の取組について
「動いてくる相手の廻しをしっかりと掴んで、力強く前に攻めた横綱！結びでしっかりと締まりましたね！翔猿関は今場所元気がないです」
と分析しています。
また、
「今日は横綱・大関全員白星！！気分がいいです(＾･ ω ･＾)」
と喜びを表現するなど、一ファンとしての素直な感想も綴っています8
山根さんの相撲愛は今後も変わらず、多くの人々に相撲の魅力を伝え続けることでしょう。
彼女の活動を通じて、相撲ファンの裾野がさらに広がることが期待されます。
