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GHQ史観打破×男系継承堅持:西尾幹二『日本の希望』が照射する令和日本の針路【書評】
筆者紹介 西尾幹二(1935-2024): ドイツ文学者・保守派論客。 ニーチェ研究を基盤に、歴史認識や皇室問題を中心に戦後日本の精神風土を批判。 1997年「新しい歴史教科書をつくる会」初代会長として歴史修正主義の旗手となり、リベラル陣営からは「排外的... -
【書評】「封建制の再編と日本的社会の確立」:戦国から幕末までの日本社会を描く
著者紹介 『封建制の再編と日本的社会の確立』の著者、水林彪(みずばやし たけし)氏は、日本法制史を専門とする歴史学者です。 1947年生まれで、東京都立大学名誉教授および早稲田大学名誉教授を務めました。 日本中世から近世にかけての法制度や社会構... -
坂井孝一著『承久の乱』書評|武士政権確立と後鳥羽上皇・実朝の再評価
坂井孝一著『承久の乱 真の「武者の世」を告げる大乱』は、鎌倉時代初期に起きた承久の乱を新たな視点で描いた歴史書です。 本書は、従来「朝廷対幕府」という単純な対立構図で語られてきたこの事件を、日本史における「武士政権確立」の転換点として再評...
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