『King&Prince』(キンプリ)の永瀬廉さんが、5月29日に大阪の京セラドームで開催されたSTARTO社の合同ライブ「WE ARE! Let’s get theparty STARTO!!」で右耳をケガ
そのために、緊急手術をしたため、本番への出演を取りやめると発表がありました。
『右耳内部に怪我』とは、どんな怪我だったのでしょうか。
本当に耳の怪我だけだったのでしょうか。
『脳の異常』の可能性はなかったのでしょうか。
永瀬廉：二週間程度の活動休止
2024年5月29日に突然永瀬廉さんが耳の怪我のため「WE ARE! Let’s
get the party STARTO!!」の出演を見合わせるとの発表がありました。
本日King & Prince永瀬廉が耳の怪我のため、「WE ARE! Let’sget the party STARTO!!」 5月29日(水)18:00公演の出演を見合わせて頂きました。出演を楽しみにご来場頂きましたお客様にはご心配をお掛け致しました事、お詫び申し上げます。
STARTO ENTERTAINMENT
明日5月30日(木)16:00公演も大事を取り出演を見合わせることとなりましたので、重ねてお詫びとご報告をさせて頂きます。
King & Prince髙橋海人は、引き続き明日の公演も出演させて頂きますので、何卒ご了承いただけますよう、
宜しくお願い申し上げます。
さらに、
医師からは二週間ほどの療養期間が必要とのご指示がございましたため、一時、活動を休止させて頂きます。
STARTO ENTERTAINMENT
ファンの皆様、関係各所の皆様、大変ご心配、ご迷惑をお掛けすることを重ねてお詫び申し上げます。
との事でした。
ですが、気になるのは、永瀬廉さん本人の以下のようなコメントです。
身体はめちゃくちや元気なのですが耳を怪我してし
まい、1番厄介なのが、怪我した時のことあんま覚え
てないっていう(笑い)。体がびっくりしちやったみ
たい。でも、身体は元気ですし、またすぐに仕事再開
できそうです
『公演準備中に右耳を負傷』
また、『めまいの症状が見られた』ため、病院で受診したと言います。
ここで、疑問なのは、『右耳を負傷』とは、どんな負傷だったのでしょうか。
何かが耳に当たったとか、内耳に何かが入ってしまったとかなのでしょうか。
『右耳の負傷』と『めまい』には、どんな因果関係があったのでしょうか。
より心配なのは、『右耳の負傷』以上に『めまいの症状』・『あまり覚えていない』という『意識系の障害？』の方に思えます。
めまい・ふらつき
一般的に、『めまい』はどんな時に起こるのでしょうか。
めまいとは
『めまい』とは、『体のバランスを支えるシステムに何らかの障害』が怒っているときに起こるそうです。
体のバランスを支えるシステムとは、『何らかの神経系の障害』、例えば「三半規管」や「内耳骨」などの障害などから起こる神経系の障害などだそうです。
めまいの種類
一口に「めまい」と言いますが、荒く分けて二種類あるそうです。
『中枢性めまい』と、『その他の末梢性めまい』だそうです。
中枢性めまい
『中枢性めまい』は、深刻です。
小脳出血、小脳梗塞、小脳付近の脳腫瘍などが原因だとのこと。
この場合は、『めまい』に加えて
頭痛、しびれ、筋力低下、手足の微妙な動きができない、呂律が廻らなくなる、物が2重に見えるなどの異変も伴います。
また、重度になると歩行や起立が困難になります。
ただし、小脳下部の出血や梗塞では、一見軽く思える回転性めまいのみのこともあるそうです。
脳が原因のめまいは、生命的な危険もあり早急に適切に診断する必要になります。
脳卒中
永瀬廉さんは、「その時の記憶がない」と言っています。
この言葉だけだと、『中枢系』に異常があったのでは、つまり、『脳卒中』などの『脳血管障害』だったのでは、
と心配になってしまいます。
永瀬廉さんの『意識低下』の原因が、『脳卒中』などの『脳血管障害』でないようにと、心配になった方も多いのではないでしょうか。
この場合、頭痛、力が入らない、感覚がおかしい、しびれる、うまくしゃべれない、歩けない、物が二重に見える
平衡機能障害（ふらつき）などの症状も伴うそうです。
永瀬さんには、そういう症状はなかったようですね。
末梢性めまい
一方の『末梢性めまい』は、案外多くの人が経験しています。
良性発作性頭位めまいが圧倒的に多いのですが、素人には生命に危険をもたらす『中枢性めまい』との違いを判断するのは難しいですよね。
『末梢制めまい』の良性発作性頭位めまいの原因は、
耳の中の重力や直線加速度感じる器官から耳石が剥がれ落ち、半規管という回転運動を感知する器官に迷入して起こる病気
だそうです。
症状は頭の向きによって、『回転性めまい』が生じます。
聴力は、正常であり日頃と変わりなく聞こえます。
『耳石が半規管の外に出れば治る』ようです。
似た病気に『メニエール病』があります。
こちらも『回転性めまい』が起こります。
ただし「メニエール病」の場合は、
聴力低下、耳鳴りが起こります。
内リンパ水腫が原因だそうです。
そうなると、薬による治療や場合により手術が必要になるとのことでした。
長瀬さんの場合は、末梢制めまいのようですね。
何らかの『原因による耳の負傷』の用ですから、「メニエール病」ではないと思われます。
内耳障害
『内耳障害（半規管等）』でも『めまい』が起こります。
感音難聴（振動が音として認知される段階に障害がある難聴）がある場合は、内耳障害が疑われます。
この場合、『手術』を行うことがあります。
また、内耳に繋がる中耳の『耳小骨』（ツチ骨・キヌタ骨・アブミ骨）の負傷も考えられます。
この部分を損傷した場合も、手術が有り得ます。
内耳障害の原因
内耳の入り口に強烈な振動や大音量が伝わることにより、高音障害型の神経性難聴やめまいを生じることがあるそうです。
ミュージシャンの場合、イヤモニ（イヤモニは英語で書くと「In-ear monitor」）を使用して自分の音・声をチャックしますよね。
そして、このイヤモニでごく希に事故が起こります。
何らかの原因で、大音量が流れてしまい内耳を傷つけるという事故です。
大人の場合、傷つけられた内耳の聴神経は約2週間で固定してしまいます。
1か月治療をしないでおくと、たいていの場合後遺症として残ってしまうのだそうです。
内耳の神経系が負傷してしまった場合、しっかりとした治療と経過観察が必要となるわけです。
永瀬廉さんが「医師からは２週間ほどの療養期間が必要」と言われたことと整合性がとれます。
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永瀬廉さんの一時活動休止の原因は、内耳障害
以上の事から判断すると、永瀬廉さんの一時活動休止の原因は『脳血管障害』ではなく、発表されているように『耳の負傷』（おそらく内耳の神経系の負傷）だと思われます。
そして、原因はイヤモニによる大音量だったと考えられます。
怪我の原因
ワイヤレスのイヤーモニター説が有力でしょう。
ミュージシャンがコンサートでつけているイヤモニは、難聴などの原因となる大音量を防ぎ
演奏に必要な音だけを直接聴くことができる優れものです。
ですが、過去にもイヤモニが原因で怪我をしたミュージシャンがいます。
意図せずにイヤモニから大音量が流れたことで内耳機関が負傷してしまう事故です。
永瀬廉さんの場合も「29日の公演準備の際に負傷」とあるので
イヤモニが負傷の原因だったのではないでしょうか。
まとめ
- 永瀬廉さんの「めまい」「意識障害」は、脳血管障害ではないと考えられる。
- 「めまい」の原因は発表通り「右耳の負傷」だと考えられる。
- 「内耳」の神経系の負傷により、「めまい」が起こる可能性がある。
- 「内耳」の損傷の場合も、手術の可能性がある。
- 「内耳」に繋がる「中耳（耳小骨）」を手術した可能性もある。
- 「右耳の負傷」の原因は、イヤモニの大音量が最有力。
最後になりましたが、永瀬廉さんの無事の回復を祈念します。
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