MENU

朝ドラ史実と違いすぎる『虎に翼』の疑問点まとめと次回作への期待

こんにちは!今日は、最近話題の朝ドラ『虎に翼』について、ちょっと気になる疑問点をピックアップしてみました。みんなにもわかりやすく解説するので、一緒に考えてみよう!

目次

1. 伊藤沙莉さんと岡田将生さん、本当に不釣り合い?

ヒロイン・寅子を演じる伊藤沙莉さんと、パートナー役の岡田将生さん.

どちらも良い役者さんだけど、二人が不釣り合いとの意見が多いみたい。確かに、伊藤さんの演じるキャラクターと岡田さんの役柄、ちょっと合わない気もするよね。どう思う?

2. 現代の価値観が強すぎる?

ドラマ中盤でカミングアウトするキャラクターが登場したり、トランスジェンダーのキャラクターが出たりして、現代的な要素がたくさん盛り込まれているね。

私自身は、あまりにも史実とかけ離れすぎているので、約1か月前に離脱しちゃった。

轟くんのカミングアウトは物語の展開上必要だったのかもしれないけど、どうしても違和感しか感じられないんだよね。これって、なんだかパリオリンピックの時の違和感を思い出させる。

3. 史実とのギャップ、どう思う?

三淵嘉子さんをモデルにしたドラマなのに、現実とはだいぶかけ離れている場面が多いとの声も。
どうしてここまで、史実と変える必要があるのだろうか。

正直、どこかで三淵さんをおちょくっているような気がしてしまう。歴史を知りたい視聴者からすると、リアルなストーリーを期待して見ているのに、物語の展開に不満が出てくるのはもったいないかも。

4. 吉田恵里香さんの時代考証って?

脚本を担当している吉田恵里香さんは、しっかりと時代考証をしているって言われてるけど、SNSでの説明が多すぎるのもどうかと思う。ドラマを見ているだけじゃなく、SNSもチェックしないと理解できないのは、正直めんどくさいなぁ。

5. 朝ドラの「見やすさ」って何?

昔の朝ドラは、主婦が家事をしながらでも見られるように作られていたみたい。そのために、わかりやすい展開や説明が大切だったらしい。今の『虎に翼』は、ドラマ通向けになりすぎちゃってて、主人公に共感しにくい部分もあるみたい。このままだと、朝ドラの良さが失われちゃうかも。

まとめ

次回作おむすびは、久しぶりに史実とは関係のない人物が主人公になるとのこと。それはそれで面白そうだけど、できれば教科書に載らないような歴史の偉人を知りたいな。個人的には、やなせたかしさんと奥さんを主人公にする、「おむすび」のその次の「あんぱん」の方がもっと楽しみかも。「虎に翼」で感じた違和感を払拭するような、魅力的な物語が展開されるといいな!

「あんぱん」への期待

「あんぱん」は2025年春から放送予定の朝ドラで、アンパンマンの作者・やなせたかしさんと妻の小松暢(のぶ)さんをモデルにした作品です。

ヒロイン・朝田のぶ今田美桜さん、柳井嵩(やないたかし)役を北村匠海さんが演じることが決定しています。

やなせたかしさん1919年から2013年まで、小松暢さんは1918年から1993年まで生きた実在の人物で、暢さんをモチーフにしたヒロイン・朝田のぶが、一つ年下の柳井嵩を引っ張り、励まし、アンパンマンにたどり着くまでの物語が描かれます。

「あんぱん」は2025年3月31日(月)から放送スタート予定で、「らんまん」に続く高知が舞台の朝ドラとなります。

アンパンマンの絵本が誕生して50周年という節目の年に放送されるのは非常に意義深いと言えるでしょう。

「ばけばけ」の魅力

「あんぱん」の次の朝ドラ「ばけばけ」も歴史上の人物をモデルにした作品で、2025年秋から放送予定です。

主人公は小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の妻・小泉セツがモデルとなっています6

「ばけばけ」というタイトルには“化ける”という意味が込められており、急速に近代化が進む明治の日本で、人々の暮らしや価値観がどんどん「化けて」いく様子を描きます。

物語の主人公・松野トキは、没落士族の娘として描かれ、高石あかりさんが演じることが決定しています7

物語は島根県松江から始まり、その後ヒロインの人生が進むにつれて熊本など各地に舞台が移り変わっていきます。

トキの父・松野司之介役には岡部たかさんが起用され、「虎に翼」に続いて朝ドラでヒロインの父親を演じることになります。

歴史上の人物を描く朝ドラの魅力

歴史上の人物を主人公にした朝ドラには独特の魅力があります。

教科書には載らないような歴史の偉人の生涯を知ることができるのは、朝ドラならではの教養的な楽しみと言えるでしょう。

あんぱんの歴史と木村安兵衛

あんぱん」というタイトルから連想されるのは、日本のパン文化の先駆者・木村安兵衛の存在です。

木村安兵衛は日本にパンを普及させ、日本の食文化に大きな影響を与えた「あんぱんの父」として知られています1

木村安兵衛は1869年(明治2年)木村屋を創業し、1874年(明治7年)には日本人に受け入れられやすいパンとして「あんぱん」を開発しました。

あんぱんは酒種発酵種を使用し、パン生地で小豆餡を包み、桜の花びらをトッピングした和洋折衷のパンでした。

1875年(明治8年)4月4日には、山岡鉄舟の働きかけにより、明治天皇に木村屋のあんぱんが献上され、明治天皇に気に入られたことをきっかけにあんぱんは広く知られるようになりました。

この出来事から4月4日は「あんぱんの日」として制定されています2

やなせたかしとアンパンマンの誕生秘話

やなせたかしさんがアンパンマンを生み出した背景には、戦争体験があります。

第二次世界大戦中、兵士として中国に派遣されたやなせさんは、飢えに苦しむ人々を目の当たりにしました。

この経験から「食べ物を分け与える正義のヒーロー」というアンパンマンのコンセプトが生まれたと言われています。

アンパンマンは1973年絵本として誕生し、1988年からはテレビアニメが放送開始。

「正義の味方」として子どもたちに愛され続けています。

やなせさんは生前、「アンパンマンの顔は自分の顔」と語り、自らの分身としてアンパンマンを創作したことを明かしています。

小泉八雲と小泉セツの物語

小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)1850年ギリシャで生まれ、アイルランド人の父とギリシャ人の母を持つ国際的な背景を持つ人物でした。

アメリカでジャーナリストとして活動した後、1890年に来日し、松江で英語教師として赴任しました。

小泉セツ1868年に松江藩家臣の小泉家の次女として生まれ、11歳から織子として働いていました。

1886年に結婚しますが、1年で夫は出奔。

その後、松江に英語教師として赴任してきたラフカディオ・ハーンのもとで住み込みで働くようになり、当時珍しかった国際結婚をします。

セツは再話文学の語り手として、ハーンの著作に大きく寄与しました。

ハーンは1896年に小泉セツと結婚し、日本に帰化して小泉八雲を名乗りました。

『知られぬ日本の面影』『怪談』など、日本の古来の文化を記した著作は高く評価されています。

小泉八雲は誰が演じるのか

トミー・バストウさんと高石あかりさん

小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)をモデルにしたヘブン役は、イギリス出身の俳優トミー・バストウさんが演じることに決定しています。

トミーさんは1991年8月26日生まれの33歳で、エミー賞を受賞したドラマ「SHOGUN 将軍」マルティン・アルヴィト司祭役を演じたことで注目されました。

トミーさんは10年間ほど日本語を学んでおり、日本語が堪能です。

1767人(国内246人、海外1521人)が参加したオーディションを勝ち抜いて役を獲得しました。

このオーディション応募総数は、朝ドラ史上初の外国人を起用した『マッサン』の3倍にのぼったとのことです。

2024年11月27日にNHK大阪放送局で行われた発表会では、トミーさんは「初めての着物。自分で選びました」という緑の着物姿で登場しました。

また、11月28日には髙石あかりさんとともに島根県松江市の小泉八雲旧居を訪れ、会見を行いました。

朝ドラで描かれる歴史人物の魅力

朝ドラで歴史上の人物を描く際の魅力は、単なる偉人伝ではなく、その人物の人間性や苦悩、喜びといった内面に焦点を当てることができる点にあります。

「あんぱん」では、やなせたかしさんとのぶさんの夫婦愛や、アンパンマン誕生までの創作の苦労が描かれることでしょう。

また「ばけばけ」では、異文化間の結婚という当時としては非常に珍しい経験をした小泉セツの視点から、明治時代の日本の変化や、外国人との共生について描かれることが期待されます。

期待される「あんぱん」の見どころ

「あんぱん」では、やなせたかしさんの創作活動の原点や、のぶさんとの出会い、そして二人の関係性が描かれることでしょう。

やなせさんは戦争体験から「正義の味方」としてのアンパンマンを生み出しましたが、その背景には妻・のぶさんの支えがあったと言われています。

また、やなせさんの故郷・高知の風土や文化も作品の重要な要素となるでしょう。

高知の自然や人々の温かさが、やなせさんの創作活動にどのような影響を与えたのかも見どころの一つです。

まとめ

「あんぱん」「ばけばけ」は、どちらも歴史上の人物をモデルにした朝ドラとして期待が高まっています。

やなせたかしさんと小松暢さん、そして小泉八雲と小泉セツという二組の夫婦の物語は、それぞれ異なる時代背景と魅力を持っています。

教科書には載らないような歴史の偉人の生涯を知ることができる朝ドラの醍醐味を、これからの作品でも存分に味わえることを期待しています。

「虎に翼」で感じてしまった違和感を払拭するような、魅力的な物語が展開されることを願っています。

女性裁判官

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次