TBS系日曜劇場『御上先生』第7話が2025年3月2日に放送され、物語はついに核心へと近づきました。
今回は、隣徳学院の不正や文科省との癒着が明らかになり、古代理事長が「黒幕」の一人だったことも判明。
さらに、御上先生自身が倭建命（ヤマトタケル）である可能性が浮上し、視聴者を驚かせました。
一方で、新たな疑問も生まれています。
冴島先生が守ろうとしているのは誰なのか？
隣徳学院の犠牲になりそうな生徒なのだろうが、誰？
そして弓弦はなぜ人を殺したのか？
本記事では、第7話のストーリーを振り返りながら、これらのポイントを徹底考察していきます！
第7話のあらすじ：絡み合う謎が次々と解明！
第7話では、生徒・椎葉春乃（吉柳咲良）の万引き事件を中心に展開しつつ、隣徳学院内部の不正や権力闘争が描かれました。
また、御上孝（松坂桃李）が倭建命として動き始める伏線も明確になり、物語は新たな局面を迎えます。
1. 椎葉春乃の万引き事件
椎葉は「生理の貧困」に苦しむヤングケアラーで、祖父の介護と学業を両立する生活に追われていました。
彼女が生理用品を万引きしたことが発覚し、学校側は即時退学処分を下します。
しかし、御上は「なぜ盗むしかなかったのか」生徒たちに問い、個人の問題としてではなく社会問題として考えるよう促しました。
生徒たちは署名活動を通じて退学撤回を求め、学校側も最終的に処分を撤回。
経済的困難な生徒を支援する制度導入を約束しました。
この一連の流れは、「声を上げることで社会やルールは変えられる」というメッセージとして描かれているのでしょうね。
2. 隣徳学院と文科省の癒着が明るみに
隣徳学院では、古代理事長（北村一輝）が裏口入学や政治との癒着に関与していたことが判明しました。
さらに、塚田（及川光博）や中岡（林泰文）との談合写真が暴露され、不正構造が浮き彫りに。
また、御上が手にする「ヤマトタケルからのFAX」がこれまでの謎を解き明かす重要な手掛かりとなりましたね。
第8話では、このファックスが癒着問題を暴く鍵になる可能性がたかいでしょうね。
このFAXには、具体的な不正入学や政治的利益供与の証拠が含まれているようでよね。
3. 冴島先生と弓弦：謎多きキャラクターたち
今回も冴島先生（常盤貴子）の行動には謎が残りました。
彼女は隣徳学院で犠牲になりそうな生徒を守るために動いているようですが、その生徒が誰なのかは明確ではありません。
一部では神崎（高橋恭平）ではないかという説もあります。
また、弓弦（堀田真由）が人を殺した理由についても議論されています。
父親への反発だけで殺人に至ったとは考えづらく、その背景には深い事情がある可能性がありますよね。
この点については今後の展開でさらに掘り下げられるでしょう。
ネットで話題沸騰！第7話の注目ポイント
1. 古代理事長（北村一輝）＝黒幕だった！
理事長・古代真秀は隣徳学院を一代で進学校に育て上げた人物ですが、その裏では不正入学や政界との癒着に関与していたことが判明！
第7話では、塚田から『東元官房長官の孫娘の不正入学』を頼まれたものの、現在の隣徳ブランドを守るために迷いを見せています。
かつて経営難から不正に手を染めた過去があることが判明！
ただし、現在は改革志向も見え隠れしているような…。
この二面性が彼のキャラクターに深みを与えています。
2. 塚田幸村（及川光博）
塚田は文科省の官僚であり、事務次官ポスト獲得のために東元官房長官と結託。
不正入学を推進し、その実現のために古代理事長に圧力をかけました。
さらに、チョコレートを使った暗喩表現では、御上（銀色）を取り込み、他（槙野、中岡、溝端）を排除する意図が示されていましたね。
塚田は冷徹な策略家であり、自分の利益のためには手段を選ばない姿勢が際立っています。
3. 中岡壮馬（林泰文）
中岡は「闇の仲人」として永田町と霞が関をつなぐ存在であり、塚田と連携して隣徳学院への不正入学問題に深く関与していることが判明！
第7話では、東元官房長官から「隣徳学院への裏口入学問題」を進めるために動くよう指示されており、その意向は塚田から古代理事長への圧力を補完する形となっています。
彼は直接的な権力は持たないものの、その人脈と情報操作能力で物語の裏側で暗躍しています。
４．槙野は御上の協力者か？隠された真意と行動
槙野（岡田将生）は表向きでは塚田や中岡と接触し、御上に敵対するように見せています。
しかし、彼の行動を深掘りすると、御上と共に隣徳学院や文科省の不正を暴こうとしている可能性が高いですよね。
槙野は過去に部下・高見唯人が文科省の過酷な環境で命を落とした経験を持ち、さらに現在の部下・津吹が過労で倒れたことから、文科省の闇を正したいという強い意志を抱いていることがほぼ確定でしょう。
この背景から、槙野は塚田や中岡に疑われないよう立ち回りながらも、実際には御上と協力して改革を目指している「善側」である可能性が極めて高い！
第7話の考察ポイント
第7話では、この三人の黒幕たちがそれぞれ異なる立場から不正構造に加担していることが判明しました。
１. 御上＝倭建命説浮上！
ヤマトタケルのFAXをもつ御上先生の姿、衝撃的でしたね。
「御上先生自身が倭建命！？」
この説が濃厚になってきましたね。
というより、ほぼ確定！
この設定には視聴者も驚きつつ、「なるほど、それなら納得」と腑に落ちる展開だと感じているようです。
２ 生徒たちの行動力
椎葉春乃の退学撤回を求めた署名活動は、多くの視聴者に感動を与えました。
「若者世代でも社会を変えられる」という希望的メッセージとして受け取られ、生徒たちへのエールも多数寄せられています。
３．残された疑問点と今後の展開予想
冴島先生は誰を守っている？
冴島先生が守ろうとしているのは、生徒。
だとしたらどの生徒を守っているのか。
諸説あります。
一部では神崎説が有力視されています。
しかし、それ以外にも隣徳学院内部で不正入学に巻き込まれた他の生徒、という可能性も否定できません。
弓弦の殺人動機とは？
弓弦が父親への反発だけで人を殺したとは考えづらく、その背後には深い心理的葛藤や他者からの圧力があった可能性があります。
おそらく、隣徳と文科省の不正にかかわる何か、なのでしょう。
この点については、今後さらに掘り下げられることが期待されます。
ヤマトタケルFAXの行方
御上先生が手にしたFAXには隠された真実が詰まっているようです。
このファックスによって、御上先生と、徳学院や文科省との対決構図がどう変わるか。
第8話以降で大きなカギとなるでしょう。
まとめ：第7話から見えるテーマとメッセージ
『御上先生』第7話では、「教育現場」と「社会問題」の結びつきを鋭く描き出しました。以下のポイントが特に印象的でした：
- 椎葉春乃の万引きを通じて浮き彫りになった「生理の貧困」。
- 隣徳学院と文科省による癒着構造。
- 生徒たちによる署名活動という希望的メッセージ。
- 古代理事長＝黒幕という衝撃的事実。
- 御上＝倭建命説という新たな展開。
- 槙野は敵か味方か。
- 弓弦は、なぜ殺人を犯したのか。
- 冴島先生は、誰をかばっているのか。
次回、第8話ではこれらの伏線がどこまで回収されるか注目です！
