トリプルボギー不倫スキャンダル 4月14日以降の新展開(4月20日追記)
女子プロゴルフ界を揺るがせた「トリプルボギー不倫」スキャンダルに関して、4月14日以降に新たに判明した動向をお伝えします。
この騒動は既婚男性キャディーが女子ゴルファー3人と不倫関係にあったとして3月初旬に報じられ、関係者に大きな波紋を広げていました。
川崎春花選手の試合復帰と公式謝罪
4月14日、21歳の川崎春花選手は所属事務所を通じて4月18日から始まる「KKT杯バンテリンレディスオープン」への出場を発表しました。
これにより国内ツアー開幕から5試合連続の欠場を経て、ついに公式復帰となりました。
川崎選手は謝罪コメントを発表し、「報道にありました相手のご家族様、JLPGAを応援してくださっているファンの皆様、スポンサーの皆様、ゴルフ関係者の皆様、そして数多くの方々に多大なるご迷惑とご心配をおかけし、深く反省をしております」と述べています。
さらに欠場が続いていた理由について、「様々なご意見、ご指摘があることから自粛させていただき、しばらく反省期間を取っておりました」と説明し、その間にスポンサーや支援者への「お詫び行脚」を行っていたことを明かしました。
大会前夜祭での姿と取材対応
4月16日、女子プロゴルファーの竹村真琴がインスタグラムを更新し、大会前夜祭の様子を公開しました。その写真には川崎選手の姿も写っており、ミニスカート姿で復帰した様子が確認できました1。
これに対しファンからは「春花プロが笑顔で安心しました!21歳応援します!」「春花プロおかえりなさい、頑張って」「春ちゃんの笑顔が見れて良かったー」と、久々の姿に安堵するコメントが多く寄せられています1。
さらに重要な進展として、4月17日にはプロアマ戦後に川崎選手が騒動以来初めて報道陣の取材に応じ、自ら騒動に触れて「お騒がせしてすみませんでした」と謝罪する場面がありました1。
不倫相手キャディーへの批判の高まり
川崎選手の謝罪と復帰表明を受けて、不倫の相手となった男性キャディーへの批判が高まっています。
SNSやゴルフファンからは
「この問題は、まずキャディーを懲戒解雇するべきでしょう」
「若い選手の純粋さにつけ込むようなかたちで、巧みに関係を持ちかけたキャディーの行動には、強い憤りを覚えます」
「なぜキャデーは謝罪会見をしないの?」「やっぱり男性側に非がある」
といった声が上がっています。
特に川崎選手と男性キャディーとの関係が始まったのは彼女が20歳頃とされており、若い選手への影響力を持つキャディーの立場を利用した行為ではないかとの批判が強まっています。
「不倫トリオ」の大会での同時出場
注目すべき点として、今大会では「トリプルボギー不倫」として報じられた3人の女子ゴルファー(川崎春花、小林夢果、阿部未悠)が揃って出場予定であることが明らかになりました。
スポーツ紙記者によると「ともに不倫が報じられた他の2選手は、いまだコメントを発表していない。今大会は3人が揃って出場予定で、万が一、互いに優勝争いに絡むようなことがあれば、不倫トリオとして好奇の目に晒されることになるでしょう」と、大会での3人の競演に注目が集まっています。
今後の展望と協会の対応
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の対応については、4月20日現在「選手個人の私生活上の行為については必要がない限り関与しない」との文書を発表した後の新転換はみられません。
積極的な動きが見られない点に、疑問が高まっています。
協会関係者からは「協会には今年度、川崎を『ブライトナー』に任命している責任があります。この役職は、協会と選手が女子プロゴルフの未来を『明るく鮮やかに』すべく、イベントや広報活動を担うもの。ひたすら鎮静化を待っている状況には呆れます」との批判も出ています。
川崎選手の復帰によって一区切りがついたようにも見えますが、不倫相手とされた男性キャディーの処遇や、他の2選手の公式コメントなど、まだ解決していない問題も残されており、今後の展開が注目されています。
もっとも大切な淺井咲希選手にどのようなフォローがあるのかも、全く示されていませんね。
トリプルボギー不倫関連選手のKKT杯バンテリンレディスオープン出場状況
川崎春花選手の復帰戦の結末
「トリプルボギー不倫」騒動後、5試合連続欠場していた川崎春花選手(21)が今大会で今季初出場を果たしました。
初日は3バーディー・3ボギーのイーブンパー72(30位)でスタートし、「自分の中では上出来だと思う」と笑顔を見せたものの、2日目は4ボギー・1ダブルボギーの76を叩き、通算4オーバー(68位タイ)で予選落ちとなりました。
約1カ月半ぶりの実戦でショットが定まらず、「調子が良くなかった。納得はしている」と淡々とコメントしています4。
小林夢果選手の優勝争い
ジャンボ尾崎の愛弟子・小林夢果選手(21)は初日4アンダー68(4位)、2日目終了時点で6アンダー(2位タイ)と好調を維持しています。
ドライバーの飛距離を生かしつつ、フェードとドローを使い分けるアイアンショットが功を奏し、12番では10ヤードのアプローチをチップインさせるなど小技も光りました。
最終日に向け「欲を出さずに」と控えめな発言ながら、初優勝の可能性を秘めた展開となっています。
阿部未悠選手の成績推移
昨年ツアー初優勝を果たした阿部未悠選手(24)は、初日71・2日目77の合計4オーバー(46位タイ)で予選を通過。
今シーズンはアクサレディスin宮崎で15位に入るなど安定した成績を残していましたが、今大会では苦戦が続いています。
北海道出身の小柄な選手ながら、パーオン率67.36%(28位)と正確なショットが持ち味の実力派です。
3選手の大会同時出場の意義
週刊誌報道後初めて「不倫トリオ」が同一大会に出場した本大会は、ゴルフファンのみならず一般メディアの注目も集めています。
川崎選手が予選落ちする一方、小林選手が優勝争いを演じるという対照的な結果に、SNSでは「試合結果よりも私生活ばかり注目されるのは本末転倒」「キャディーの処分こそ議論すべき」などの声が交錯しています。
今後の焦点は、小林選手が最終日で優勝を掴めるかどうかと、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の対応に移りつつあります。
協会は現時点で「私生活には関与しない」との姿勢を堅持していますが、今季川崎選手を広報役「ブライトナー」に起用した経緯を考えると、今後の広報戦略に影響が出る可能性も指摘されています。