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名古屋空港の自衛隊利用料問題:国防と地方自治のバランスを考える

みなさん、こんにちは!今日は、ちょっと硬い話題かもしれませんが、実は私たちの生活にも関わる重要な問題について一緒に考えてみましょう。自衛隊の空港利用料って聞いたことありますか?これ、実は日本の安全と地方の財政に深く関わる大切な話なんです。

目次

愛知県営名古屋空港で起きていること

みなさん、驚くようなニュースを聞きましたか?2022年10月、愛知県営名古屋空港で面白いことが起きているんです。なんと、航空自衛隊がこの空港を使うたびにお金を払っているんだって!

ちょっと想像してみてください。2005年から2021年まで、約17年間で自衛隊が払ったお金が、なんと140億円近くになるんですよ。年間で計算すると、8億円以上!びっくりしちゃいますよね。

でもね、もっと驚くことがあるんです。日本中で民間機と滑走路を共同で使っている自衛隊の基地は7つあるんだけど、お金を取られているのは名古屋空港だけなんだって。他の空港ではこんなことしてないんですよ。

専門家の人たちも「軍用機からお金を取るなんて、世界中探してもないんじゃない?」って言ってるくらい珍しいことなんです。

ところがね、この話を聞いた愛知県の人たちが「それは違う!」って怒っちゃったんです。新聞社に「そんな報道はおかしい」って抗議文を送ったくらいなんですよ。県の人たちは「空港の管理が変わった時の話し合いや、自衛隊との約束は違うんだ」って言ってるんです。

結局、この問題はますます複雑になってきちゃって、みんなが「どうなってるの?」って首をかしげてる感じです

こんな珍しい出来事が日本で起きているなんて、誰が想像できるでしょう。

 航空自衛隊小松基地(愛知県小松市)の輸送機などが滑走路を使う隣接の「県営名古屋空港」離着陸料を愛知県に徴収されていることが8日、分かった。徴収額は平成17年度から昨年度までで約140億円に上る。専用滑走路ではなく民間航空機と滑走路を共同利用する空自基地は、空自によると全国に7カ所あるが、離着陸料を徴収されているのは名古屋空港だけで、軍用機に離着陸料を課すのは「世界でも例がないのでは」と指摘される。

産経新聞 令和4年10月9日

 

 県は「有事」で空自機が離着陸しても離着陸料を徴収するとし、「滑走路の修繕費などを捻出するため」と説明する。

 名古屋空港は17年の中部国際空港(常滑市)の開港に伴い、設置管理が国から県に移行した。~以前は昭和27年から運輸省(現県国土交通省)が管理していた。管理は航空管制や消防機能、滑走路の修繕で、県営になる前は国交省が主に担い、空自から離着陸を徴収していなかった 。

 ~政府は自衛隊に管理を移そうとしたが、自衛隊の権限強化につながる反対の声が地元であがった。それを受け、県が管理する案が浮上した。

 だが、県が管理しても航空管理と消防機能を担う能力がなく、空自に任された県は滑走路の維持管理を受け持つことになり、それにより離着陸料の徴収を空自に求めてきた。防衛省・自衛隊は「航空管制も消防機能も空自に任せながら、離着陸料を徴収するのはおかしい」と強く抵抗したが、県に押し切られた。

産経新聞 令和4年10月9日
領空侵犯

なぜこんなことになったの?

みなさん、この問題がどうして起こったのか、ちょっと時間をさかのぼって見てみましょう。
実は、2005年に中部国際空港ができたときが、すべての始まりだったんです。

「新しい大きな空港ができたら、古い空港はどうするの?」
そう、みんなで話し合いが始まったんです。名古屋空港をどうするか、いろんな意見が飛び交いました。

最初は国がお世話をしていた名古屋空港。
政府の人たちは「じゃあ、自衛隊に任せちゃおうか」って言ったんです。
でもね、地元の人たちが「ちょっと待って!」って声を上げたんです。

なんでだと思います?
実は、戦争が終わってから、日本人はみんな平和を大切にしてきました。
自衛隊のことも、ちょっと複雑な気持ちを持っている人が多いんです。

だから、地元の人たちは「自衛隊に任せるのは困るなあ」って思ったんですね。

結局どうなったと思います?
みんなで話し合った結果、愛知県が空港のお世話をすることになったんです。

こんな風に、新しい空港ができて古い空港をどうするか、みんなの気持ちを大切にしながら決めていったんです。
難しい問題だったけど、みんなで考えて決めたんですね。

今の状況はどうなっているの?

今の名古屋空港はどうなっているのか気になりませんか?
ちょっと覗いてみましょう!

今の空港は、まるでみんなで協力して運営しているお祭りみたいなんです。
愛知県と自衛隊が、それぞれ大切な役割を担っているんですよ。

まず、愛知県は滑走路のお世話をしています。
飛行機が安全に離着陸できるように、滑走路をピカピカに保つのが県の仕事なんです。

一方、自衛隊はどんな仕事をしているでしょうか?
実は、とっても重要な仕事を二つも担当しているんです。

一つは航空管制。空を飛ぶ飛行機たちに「こっちに来てね」「あっちに行ってね」って指示を出すんです。

もう一つは消防。もしもの時に備えて、いつでも出動できるように待機しているんですよ。

でもね、ここで少し変わったことが起きているんです。
愛知県は、自衛隊が空港を使うたびにお金をもらっているんです。これを「離着陸料」って言うんですよ。

自衛隊の人たちは

「えっ?私たちは管制も消防もやってるのに、なんでお金を払わなきゃいけないの?」

って首をかしげているみたいです。

でも、愛知県の立場に立って考えてみると、空港を維持するのにはたくさんのお金がかかるんです。
県のお財布事情も大切にしないといけませんよね。

難しい問題ですが、みんなで知恵を絞って、いい解決方法を見つけられるといいですね。

地方自治も大切にしたい

飛行士

ここで大切なことを忘れちゃいけませんね。地方自治のことです!地方自治って聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、要するに「地域のことは地域で決める」ということなんです。

まず、空港のことを考えてみましょう。空港を維持するのって、実はすごくお金がかかるんです。滑走路を直したり、建物の修理をしたり…まるで大きな家のお手入れみたいです。

それから、地域に住んでいる人たちの意見もとっても大切です。「こんな空港にしたいな」「こんな使い方ができたらいいな」という地元の人たちの思いを聞かないと、みんなが使いやすい空港にはならないですよね。

「地方分権」という言葉を聞いたことがありますか?これは、東京だけでなく、それぞれの地域が自分たちで決められることを増やそうという考え方なんです。地域のことは、その地域のことをよく知っている人たちが決めた方がいいですよね。

だから、空港のことを考えるときも、地方自治体の立場に立って考えることが大切なんです。地域の人たちの暮らしや願いを大切にしながら、みんなにとっていい空港にしていく。

そんな風に考えられると良いのですが、現実問題としてお金が絡んでくると、やっぱりなかなか難しい問題ですよね。

世界の情勢が変わってきている

みなさん、世界の様子がどんどん変わってきているのを感じていませんか?
最近の出来事を見ていると、ちょっとドキドキしてしまうかもしれません。

例えば、ロシアがウクライナに攻め込んでしまっているし、、中国が台湾に対してすごく強い態度をとっているし、北朝鮮がミサイルを日本の上空にバンバン飛ばしてきていますよね。

さらにですよ、中東情勢もきな臭いです。

なんだか、第三次世界大戦が今にも始まってしまうような危機を感じませんか。

こんな世界の状況を見ていると、「日本は大丈夫かな?」って心配になりますよね。自衛隊の人たちが日本を守るために頑張ってくれているんですが、その活動にお金の制限をかけていいのかな?って考えてしまいます。

でもね、地方のお財布事情も大切なことも分かるし‥。
自衛隊にたくさんお金を使うと、地方の暮らしに影響が出てしまうかもしれませんし‥。

難しい問題です‥。
みんなで知恵を絞って、日本の安全と地方の暮らし、両方を大切にする方法を考えていく必要がありそうです。

どうやって解決すればいいの?

みんなで頭を悩ませているこの問題、どうやって解決すればいいのかな?
難しそうだけど、みんなで知恵を絞れば、きっといい方法が見つかるはずです!

まずは、すぐにできそうなことから考えてみましょう。

例えば、みんなで楽しくおしゃべりするみたいに、話し合いの場を作るのはどうでしょう?
県の人、自衛隊の人、地域の人たちが集まって、わいわいがやがや意見を出し合えば、新しいアイデアが生まれるかもしれませんね。

それから、国にお願いして、お小遣いみたいな補助金をもらうのも一つの手かもしれません。困ったときはお友達に相談するみたいに、国に助けてもらうわけです。

他の空港ではどうしているのかな?
って調べてみるのも面白そうです。

友達の家の良いところを真似するみたいに、他の空港の良いやり方を取り入れられるかもしれませんね。

この問題をしっかり解決するには、時間がかかることも分かります。
しかし、世界の情勢が待たせてくれないかもしれません。

少なくとも、自衛隊に空港使用料を払わせている現状だけは止めなくてはいけないですよね。
ただでさえ少ない自衛隊の予算から、空港使用料を払っているせいで、本当に必要な時に自衛隊が機能しなくなった、なんて事になったら、笑い話にもなりません。

国を守るためのお金を増やして、その一部を地方にも分けてあげる。そうすれば、みんなが安心して暮らせるかもしれませんね。

自衛隊と県だけではなく、やはり国がからんで、なんとかしなければならない問題ではないかなあ。

最近の動き

情報武官

みなさん、ワクワクするようなニュースがあるんです!

名古屋空港の自衛隊機の着陸料問題、この問題を含めて、日本中の空港や港の使い方が大きく変わろうとしているんです。

一緒に最新の動きを見てみましょう!

2024年4月1日、政府がすごいことを決めたんです。
なんと、全国の16の空港と港を「特定利用空港・港湾」として指定したんです。これって、名古屋空港の問題にも関係があるかもしれないんですよ。

でもね、「特定利用空港・港湾」って聞くと、すぐに自衛隊のお金の問題が解決しそうに聞こえますよね。
実はそうじゃないんです。この指定は、主に自衛隊や海上保安庁が訓練などで施設を使いやすくするためのものなんです。

それに、まだ名古屋空港は「特定利用空港・港湾」に指定されていないんです。
でも、もし将来指定されることになったら、自衛隊の使用料問題に新しい展開があるかもしれませんね。
楽しみです!

ただ、気をつけなきゃいけないのは、使用料の問題は空港ごとに事情が違うってこと。
名古屋空港の場合、県が管理していて、長年の約束事があるんです。

だから、単に「特定利用空港・港湾」に指定されただけじゃ、すぐに使用料がなくなるわけじゃないかもしれません。

それでも、この新しい動きは、名古屋空港の問題を解決するヒントになるかもしれませんよ。
例えば、国と県で新しい話し合いが始まるきっかけになるかもしれません。

「わくわくしますね!」

そして、政府が日本の防衛力を強くしようとしている中で、自衛隊の活動をスムーズにするための取り組みが増えているんです。

これって、名古屋空港の問題を考える上でも大切なことかもしれませんね。

みなさん、この問題はまだまだ続きそうですが、新しい動きにも注目しながら、どうすれば自衛隊の活動と地域の利益の両方を大切にできるか、一緒に見守っていきましょう。

空港の使い方が変わって、私たちの暮らしや安全が守られることが一番大切ですからね。

まとめ:みんなで考えよう、日本の未来

天狗党

自衛隊の空港利用料という難しい問題について一緒に考えてきました。この問題は、一見すると私たちの日常生活とは関係ないように思えるかもしれません。でも実は、日本の安全や地方の財政、そして私たちの暮らしにも深く関わる大切な話ですよね。

名古屋空港での出来事は、日本全体の安全保障と地方自治のバランスを考えるきっかけになりました。世界の情勢が変わる中で、日本の防衛力を強くすることは大切です。でも同時に、地方の財政や地域の人たちの思いも大切にしなければいけません。

最近の「特定利用空港・港湾」の指定は、この問題に新しい光を当てるかもしれません。でも、すぐに解決策が見つかるわけでは無いのが、歯がゆいです。

これからも、国と地方、そして私たち一人一人が知恵を絞って、よりよい方法を探していく必要がありますね。

飛行士

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