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井上咲楽は、なぜ変人といわれるのか:本当は、意志強固な頑張り屋

井上咲楽さんと言えば、「昆虫食」。ちょっと前のイメージでいくと「ゲジゲジ眉毛」
そして「変人」などとマイナス評価する意見もSNS上で見られます。

では、実際の井上咲楽さんはどのような人なのでしょうか。
うわさ通り「変人?」

一方、「人が何と言おうと信念をもって自分の信じるところを貫ける強固な意志の持ち主」、「周りに優しい心配りの出来る人」というようなプラスイメージの意見も見られます。

そんな井上咲楽さんのテレビ出演が、近頃増えています。それはどうしてでしょうか。
このブログでは、テレビ出演が増えた理由と、彼女の人となりにせまります。

目次

井上咲楽は、『変人』なのか

井上咲楽さんは、昆虫を食べる人。

何時だったかの「帰れマンデー」の旅の最中に、咲楽さんが昆虫を見つけて、突然昆虫採集に集中してしまう場面を見ました。。
同行の出演者から「その虫どうするの?」と、問われると、

「食べます」
と答えました。
すかさず、ネット上では、

「きもい」
「無理、無理!」

井上咲楽、「変人!」

「ゲジゲジ眉毛好かん、根暗なんじゃ無いか!」

などの反応。

しかし、咲楽さんが旅の途中で見せる、同行出演者に対する配慮や、旅の苦しさに対する前向きな態度には、

「井上咲楽さん、やさしい」
「咲楽さんの前向きな態度には、好感がもてる」

など、前向きな反応もあがっています。

好き・嫌い両方の意見で分かれる井上咲楽さんとは、本当は、どのような人物なのでしょうか。

井上咲楽さん、変人説

井上咲楽、苦手だなって思っちゃった…。

確かにネット上では、このような意見も聞かれます。

その理由としては、『昆虫を食べる』が圧倒的に第一位。
それに付随して、『変人』、『根暗』、『演技がわざとらしい』、『目が笑っていない』、『話がウザい』、『性格悪そう』など、『いくら何でもイメージで語りすぎだろ』と、思えるレベルのコメントもありました。

ある番組で、井上さんは、

「私は人と付き合うとき、損得を考えて人付き合いをする」と、発言しました。
「『例えばオシャレな服を着ている人と仲良くなって、その人からお下がりをもらえそうだな』と思える人とは、積極的に付き合います。」と発言していました。

「それ目当てで近づくってことですか?」と聞かれると、「そうです。」と笑って答えています。

それに対し、共演者だったおかずクラブ・ゆいPが引き気味に、
「それ目当てで人に近づくってこと?????」
と突っ込んでいました。

こういうところを捉えて、

計算高い!

性格ワルっ!

というように反応する人が出てくるのでしょう。

意志が強く、サバサバしていて、やさしい人

こんな井上咲楽さん、どのような児童・生徒・学生だったのでしょうか。
まず彼女の学歴から、その「人となり」を探ってみましょう。

井上咲楽さんのプロフィール

本  名  井上 咲樂
生年月日  1999年(平成11年)10月2日
出身地   栃木県芳賀郡益子町
血液型   A型
身 長   152㎝
デビュー  2015年(平成27年)
事務所   ホリプロ

家  族  父・母・本人・妹3人の6人家族
      ・次女 栞さん
      ・三女 春菜さん
      ・四女 夏樹さん

井上咲楽さんの父の職業

井上咲楽さんのお父様は、力夫さん。
職業は、木型職人。
自動車部品などの木型の治具を手作業でつくる自営の職人さん。

手先がとても器用で、実家は自力で土地の開墾から始め、家も自力で建てたのだとのこと。
こういうお父さんの子として咲楽さんは育ちました。

井上咲楽さんの学歴・大学について

井上さんは大学進学をしていません。
井上さんは、確かに慶應義塾大学を第一志望として大学進学を目指していました。

しかし、令和5年(2023年)時点で大学に進学したという事実はありません。

井上咲楽さんの高校時代から、人間性を探る

井上さんの出身高校は、栃木県立茂木高校です。
偏差値48~49と言われますが、井上さんの暮らす栃木県芳賀郡の県立高校は、茂木高校と、焼き物の里益子芳星高校の2校しかありません。

井上さんは、二校のうちの偏差値の高い方の高校に進学したとのことです。
好きな課目は家庭科。特に調理実習が好きだったとか。

高校時代のエピソード

早弁常習者

高校時代の井上咲楽さんは、どのような生徒だったでしょうか。

まずは、早弁常習犯という話が面白いでしょう。
席が一番後ろだったことが多いようです。先生が黒板の方を向いているとき、バックの中のお弁当から一口食べる。
音がする物を食べるときは、毛布に隠れて食べたのだとか。

どうして学校に毛布があるのかというと、学校で寝るために毛布を持って行っていたとのこと。
規則にとらわれない、自分ルールの高校時代を過ごしたようです。

「ぼっち」を怖がらない

学校では、友達と群れることをあまり好まず、特定の友達と一緒にいるというよりは、不特定多数の友達と付き合う生活スタイルだったとのことです。

中学時代は、「ぼっち」になることに不安があったといいますが、高校に進学すると、「ぼっち」になることを怖がらなくなったと言います。
「無理して人間関係を維持しようとしない」というのが、高校時代からの井上咲楽スタイル、と言えます。

脚力自慢

井上さんの家は、山の中。
しかも高台にありました。猪が普通に現れるほどの田舎だといいます。
その実家から高校までは自転車通学。

家から下へ降りるときはよいのですが、学校から帰ってきたときは、坂を自転車で上らなくてはなりません。自転車はギアの無いママチャリ。立ちこぎで、坂を一気に駆け上る毎日。
おかげで、足の筋肉がムキムキになったのだといいます。
意外とアスリート系ですね。

ソフトバンク賞を受賞して、芸能界入り

デビューのきっかけは、高校1年(2015年)の時に出場した「第40回ホリプロタレントスカウトキャラバン」への参加でした。
この大会では、優勝を逃したものの特別賞のソフトバンク賞を受賞しました。そしてこの受賞が、その後の芸能界デビューのきっかけとなりました。

この大会の自己PRでも他の人とは違った形で自分をアピールしました。
一般的なPRの仕方は、ダンスをしたり水着姿でアピールしますが、咲楽さんは、一人二役の漫才を披露しています。

しかもその時のネタの中に、ゲジゲジ眉毛をマイナスではなく、自らの個性として明るくアピールして見せました。

他者とは違った、アピールの仕方で望んだ井上咲楽さんの人間性を「変人」と評価するか、それとも優れた「個性」と評価するかで、結果は変わってきます。

ホリプロタレントスカウトキャラバンの審査員たちは、井上咲楽さんを個性的な強心臓の持ち主と評価したのだと思います。

その結果としての特別賞「ソフトバンク賞」の受賞と、その後の芸能界進出でした。

物差しは、一つではないですね。
ある人によっては、「よさ」とであり、ある人にとっては「弱点」。
結局それを「信じた者」勝ち。
井上咲楽さんは、『みんな違って、みんな良い』を、実戦している人のように思えました。

徹底した前向きの考え方の持ち主

「ホリプロスカウトキャラバン」の時のエピソードとして、もう一つ井上咲楽さんの「人となり」を探れるエピソードがあります。

井上咲楽さんは、オーディション段階から、「この大会でグランプリを獲る」と言っていました。
受賞者発表の時、まず特別賞の「ソフトバンク賞」が発表されます。
特別賞が発表され受賞を喜ぶと同時に、井上さんは、

『やったー!W受賞だ!」
と、心の中で叫んでいたのだと言います。

グランプリは自分だと疑わなかったのだそうです。
本当に、「徹底した前向き思考」の人なのです。

ですが、このときは、グランプリが取れなかったので、
「結構へこんだ」
と述べました。
ちなみに、この大会でのグランプリ受賞者は、木下彩音さんです。

「自らの信じることに、一点の疑いも挟まない」
そういう人間性のようです。
だから、実現できなかったときは、結構落ち込むようですが、これは誰でもそうでしょう。

他の人と、結構違うのは、「落ち込みから立ち直るバイタリティー」。
彼女には、このバイタリティーがあるようです。
そして、すぐにまた「自分を信じる」モードに入っていくわけです。
これが彼女のパターンであり、持ち味のようです。

高校時代の芸能活動

当初は、グラビアアイドルとして活動していました。
高校3年生の時に、情報番組「おはスタ」の、「おはガール」に起用されました。

「おはガール」の書記は、髪を下ろして眉を隠していましたが、「濃い眉」が話題になると、髪をアップにして、逆に「眉」をトレードマークにしていきました。

高校時代は、栃木の実家から上京して仕事をする生活を送っていました。
おかげで、学校の出席日数が足りずに留年しそうになりますが、先生に支えられ、無事に卒業できました。

井上咲楽さんは自らの高校時代を、「一日一日が濃い日々だった。そして本当に楽しい日々だった。」と、振り返っています。

井上咲楽さんの中学時代から、人間性を探る

出身中学校は、栃木県益子町立田野中学校。
中学校時代はバレーボール部に所属。
助っ人として陸上部活から助っ人要請がかかると、期間限定で助っ人陸上部員としても活動していた。

中学時代には、お笑い芸人になりたくて、ノートにネタをためて、文化祭などで発表していたと言います。

「中学校の時には、『とにかく人前にでなきゃ』と、思いいていました。だから体育祭では応援副団長をやったり、学級委員を3年連続で立候補してやったりしていました。」

と語っています。

積極的にモノごとに取り組もうとする人ですね。
そして、計画的にモノごとに取り組む人とも言えます。

例えば『将来お笑い芸人になりたい』と目標設定をしたら、
そのためには、「人前にでても、堂々と行動できるようにならなければならない。」

では、応援団員に立候補しよう。
学級委員にも立候補しよう、と。

井上さんは、中学時代から、行動の意味を考える人だったと思います。
だから、長じて、「この人と友達になる意味は、何」と自然と考えてしまうのでしょう。
「この人と友達になったら、可愛い服がもらえるかも知れない」
と、考えてしまうのでしょう。

井上さんのこのような思考パターンを「打算的」「性格ワル」ととらえるか、「論理的に行動の意味を考える、という思考特性を持つ人」とたらえるか。

思考の特性に、「よい」も「悪い」もないでしょう。
井上咲楽さんは、こういう思考特性、人間性を持つ人。

井上咲楽さんの小学時代から、人間性を探る

出身小学校は、益子町立田野小学校。

小学校時代の井上さんいついて、

「教室で男の子と取っ組み合いもやりました。悪口を言われてへこんだら、相手が絶対喜ぶから『何だよ』みたいな感じで、にらみ返していました」

と当時を振り返っています。
かなりな「勝ち気少女」だったようです。

小学校から、足も速く、運動神経に優れていて、おまけに空手もならっていたのだとか。

小学校3年生までは、人見知りで内気だった

明るく、積極的、そして勝ち気で、我が道を迷わず進むというイメージの井上咲楽三ですが、小学校3年生までは、「自分は根暗だった」と、振り返ります。

「小学校の前半は、根暗な少女でした。」
「外に出ず、本ばっかり読んでいました。」

根暗な性格が変わったきっかけは、小学校4年生の時の芳賀郡内を5日間かけて歩く行事への参加だったそうです。

この行事は、家族の接触も断たれ、5日間を全くの「独力で歩ききる」というものでした。
歩ききったときに、「自分はやれる」という自身のようなモノが湧いてきたのだとか。

その後は、イメチェン、大変身。
男子ともケンカするお転婆娘に育っていきます。

改めて、井上咲楽さんは「変人」なのか

ここまで見てきて、改めて井上咲楽さんは「変人」なのか、という点を考えてみたいと思います。

インターネットに見られる、井上咲楽さんに対する「変人」という言葉の意味は、マイナスのニュアンスです。

確かに、井上咲楽さんは、他の人とは違った感性をもっているようです。
この点から言えば、「変人」と呼ぶのは間違いではないでしょう。
ですが、これをマイナスイメージと捉えるか、認められるべき個性と捉えるかは、人それぞれのようです。

ちなみに、私は、彼女の思考パターン、実際の行動を好意的に捉えてしまう派です。
旅番組や、マラソン企画の番組で、見せてくれた彼女の「根性」。
苦しさに、弱音を吐きがちな同僚出演者に見せた「共感しつつも、励ます態度」。

「変人」でいいじゃないか、と思えてしまいます。

近頃、井上咲楽さんのテレビ出演回数が増えてきたのは、なぜ

眉毛を剃って、大変身

2020年12月23日に放映された『今夜比べてみました3時間SP』(日本テレビ)で、井上咲楽さんは、眉毛をカット。

変身した姿を披露すると、周りからは絶賛の嵐。
もともと、可愛い井上咲楽です。
ビジュアルが変わり、それによってテレビ出演回数が増えたというのも事実のようです。

昆虫食もSDGsの一貫

彼女は、信念の人でもあります。
2019年のテレビ番組での企画で「SDGs LINEスタンプコンテスト」という番組がありました。
井上咲楽さんは、その番組に審査員として出演しています。

この番組を契機として、SDGsについてしっかりと勉強し始めたのだそうです。
すると、自分の考えやこれまで自分が過ごしてきた栃木県の実家での生活がまさにSDGsの実践になっているのだと、気付きます。

井上咲楽の昆虫食について、以下のように話しています。

元々は2018年ごろの番組のロケで蜂の子を食べてみて、「美味しい」と思ったのがきっかけです。そのことをスタッフに話したら、コオロギラーメンを紹介されて。ロケ帰りにそのまま行って食べてみたらめちゃくちゃ美味しくて……。「昆虫食なのに美味しい」というよりも、食べ物として普通に美味しかったんです。そこから、私が食べていない食材がまだいっぱいあるんじゃないかという探究心から興味を持って食べるようになりました。以前はなかなか受け入れがたい食べ物だったと思うんですけど、無印良品やマルエツなど、企業でも昆虫食が注目され始めてますよね。最近では「紹介できる昆虫食ってないですか」と番組から提案をもらったり……。急激に時代が変わってきてるなというのは、昆虫食を軸にすごく感じますね。

「SDGs未来会議プロジェクト」より

このように、井上咲楽の昆虫食は、単に「変人」という枠でくくれるものではありません。

「地球に優しくあるためには」という生き方その元を追究する井上咲楽の姿に、私は共感します。

テレビ出演も増え、年収は推定1000万以上か

井上咲楽さんの年収は、公表されていません。
ですが、テレビ出演回数が増え、レギュラー番組ももっていることから、年収は少なくとも1000万~1500万程度になると予想されます。

今後も、ますます活躍が期待できます。

まとめ:井上咲楽は、変人なのか:意志強固な頑張り屋

井上咲楽さんは、「変人なのか」という問いに単純に答えるなら,間違いなく「変人」です。

ただしそれは、マイナスイメージの「変人」ということではなりません。
「意志強固で、際立つ個性をもつ」というプラスイメージの「変人」だと捉えます。

井上咲楽さくらさんのますますのご活躍を祈念します。

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