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ガーシー元議員の『暴力行為処罰法違反(常習的脅迫)や名誉毀損』での逮捕が 秒読み段階に入った

警視庁が同月16日、暴力行為処罰法違反(常習的脅迫)や名誉毀損などの疑いでガーシー氏に逮捕状を請求したと報じられた。さて、どうなるだろうか。

目次

ガーシー議員を告訴したジュエリーデザイナーさん

 東京都のジュエリーデザイナーさんが、ガーシー元議員を告訴している。

 内容の概略は、2022年4月11日。ガーシー元議員が自身のユーチューブチャンネルで、ジュエリーデザイナーさんとの交友関係などを激しい口調で責め立てる内容の動画を配信し、デザイナーさんが働けないようにしたことによる告訴。
 さらに、告訴したことを口汚く罵り脅した。

 ガーシー氏のチャンネル登録者数は100万人超。問題の動画は約13分間。この動画は瞬く間にSNS(ネット交流サービス)などを通じて拡散し、視聴者らによるデザイナーさんへの攻撃が始まった。家族の写真も出回り、脅迫めいた書き込みも相次いだという。

 この時点で「おいおい」だ。
 ガーシー氏にもだが、心優しく騙され安い一般の日本人の行為にもだ。

デザイナーさんは「内容は事実無根。」「SNSでの拡散は恐怖しかなかった。」「言いたい放題で反論できない。」と、当時を嘆く。
 心情は、今国会での高市さんに似ているだろう。
 国会内の理不尽な追求はある意味そういう立場だから高市さんも耐えるだろうが、一般国民の理不尽なアンチ反応に、多くの心のエネルギーを奪われたろう。このデザイナーさんもまさに高市さんと同じ心境だったと思う。「なぜ一般の人々が、こんな反応をするのか」と。

 閑話休題
 ガーシー元議員の動画は、デザイナーさんの仕事にも大きな影響を及ぼしたという。電話やSNSによる脅迫や中傷が殺到した。

 瞬く間に信用が失墜、お店の継続が不可能になってしまう。そして、22年4月に事業撤退にまで追い込まれてしまった。

「あの動画のせいで今までの努力が無駄になった。人生が潰された。本当に絶望した」
そのように語ったという。

 彼は、ガーシー元議員の刑事告訴に踏み切り警視庁に告訴状を提出した。

 だが、告訴後もガーシー元議員の中傷行為は続いた。今年2月、デザイナーさんが刑事告訴したことを知ったガーシー元議員は、動画配信でデザイナーさんの実名を挙げた上で、「われ(おまえ)の写真をきっちり上げたるからな」「絶対に許さない」と言い放ったという。

 私も、ガーシー議員の動画を観たが、「これを面白がる日本人がいるのか❓」
と思わざるを得ない。

逮捕状請求されたガーシー氏「一生、帰国しない」と宣言 ゴーン氏のように逃げ切れる?

 海外に滞在し、3月15日に参院本会議で除名処分となった政治家女子48党のガーシー(東谷義和)元参院議員に対し、著名人を中傷したなどとして、警視庁が同月16日、暴力行為処罰法違反(常習的脅迫)や名誉毀損などの疑いで逮捕状を請求したと報じられた。

警察は、外務省に旅券返納命令を求めるとともに、国際手配に向けた手続きを進める方針とのこと。

 ガーシー氏はSNSでのライブ配信で「日本には帰りませんから。引っ越し先は誰にも言わないです」と、現在滞在しているアラブ首長国連邦のドバイから引っ越しする意思を示したそうだが、ガーシー氏の思惑通りに運ぶとは到底思えない。

「これで一生、帰国しないことを覚悟できました」
おいおい、できると思っているの❓
ガーシー氏の発言に、多くの人が突っ込みたくなったのではなかろうか。

ニュー速チャンネル 須田さんの速報より

3月16日、警視庁はガーシー氏の逮捕状をとったとのことだ。

3月15日の参議院本会議で、ガーシー氏の除名処分が決定した。反対票は所属政党の「政治家女子48党の所属議員1票のみで、ほぼ満場一致。

罪状は「暴力行為等処罰法違反」で、3年以下の懲役又は30万円以下の罰金。ガーシー氏は逃亡しいるので、おそらく執行猶予はつかないだろうと予想されるとのこと。

これまでの経緯を見ると、警視庁は水面下で着々と手を打ってきていたようだ。ガーシー氏は常習的に脅迫行為を行なっていたとのことで、12月に任意の事情聴取の要請を行っていた。しかし、ガーシー氏が応じなかったので、1月には動画投稿サイトの収益金を管理する会社に家宅捜索を実施した。

これによって、警視庁はガーシー氏が常習的な脅迫行為が行われていたと認定した。

この時点で、警視庁は完全に逮捕を視野に入れていたのだろう。つまり、仮に国会議員のまま帰国したとしても、国会に「逮捕許諾請求」を提出し、逮捕まで踏み切ることが見えていた。

『帰国すれば即逮捕』、おそらく本人にもわかっていたのだ。だから、「帰ったら、逮捕されてしまう」と感じたガーシー氏は、結局帰国しない道を選んだ。

今後警視庁は今後 どのような手を打ってくるか

外務省に対し、「旅券返納命令」を出すとみている。これによって、彼のパスポートは失効する。失効すれば、滞在先のアラブ首長国連合からは強制退去処分となる。

この強制退去がすんなり進み、ガーシー氏が日本行きの飛行機に乗せられたとしたら飛行機が日本領空内に入った途端に、逮捕されることになる。

問題は、これがうまくいくのかどうかだ。

偽造パスポートを作って逃げるという可能性

かなり本物に近いパスポートを作成する業者が海外にあるとも言われる。そのようなパスポートを偽造する可能性はどの程度か。

アラブ首長国連邦内で偽造パスポートを作ることは、ほぼ不可能だと言われる。また他の第三国に出国して、そこで偽造パスポートを得ることもかなりハードルが高いようだ。

こうなると、手詰まりのような気がするが、ガーシー氏は大人しく日本に帰国し身柄拘束されるのだろうか。

それとも、別のウルトラシーがあって逃亡してしまうのか。まだ確定的ではないが、現時点で逃亡はほぼ無理だと思われる。大方の見方としては、ガーシー氏の逮捕は秒読み段階に入った。

 

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