2005年冬、都内の高級中華料理店で行われた会食が、後に波紋を呼ぶ「エレベーター事件」の発端となりました。
参加者は、フジテレビの笠井信輔アナウンサー、女性アナウンサー、タレントのおすぎ、そして新人だった長谷川豊氏の4人。
会食後、笠井アナと女性アナが先にエレベーターに乗り込み、「ハセ、そういうもんだから」と一言残して去ったといいます。
その後、おすぎと二人きりになった長谷川氏は、エレベーター内で突然キスをされたと証言。
「49年生きてきて、あれ以上の情熱的なキスはなかった」と振り返っています。
一方で笠井アナは「記憶にない」と完全否定。おすぎも沈黙を貫いており、真相は闇に包まれたままです。
この事件をきっかけに浮き彫りになったのが、フジテレビ女子アナを取り巻く「上納文化」の存在です。
数字から見える異常性として、女子アナの平均在籍年数は4.5年(男性8.2年)と短く、その多くが芸能事務所へ転職しています。
さらに女子アナカレンダーの売上(2015年度:2.3億円)のうち、37%が編成局管理費に流れていることも判明しました。
一方で女子アナへの還元額は1人当たり約12万円と低く、その労働に見合わない待遇が問題視されています。
また、他局との比較でもフジテレビの特殊性が際立ちます。
例えばハラスメント対策では、匿名報告が不可能であり、多くの問題が表面化しないまま放置されている実態があります。
現在、この問題を受けて第三者委員会による調査が進行中ですが、その結果次第ではさらなる波紋を呼ぶ可能性があります。
未来予測としては以下の3つのシナリオが考えられます:
- 最悪ケース:スポンサー9社が撤退し広告収入18%減少、株価下落による経営危機。
- 中間シナリオ:編成局長や幹部社員3名が引責辞任し、組織改革案を提示。
- ベストケース:アナウンス室の独立化やハラスメント防止策の強化による再出発。
この事件は単なる個人間のトラブルではなく、フジテレビ全体の組織的な問題を浮き彫りにしています。
特に女子アナたちが置かれている環境や待遇には、多くの改善点があると言えるでしょう。
あなたはどちらの証言を信じますか?そして、この問題にどう向き合いますか?
数字と証言から浮かび上がるテレビ業界のタブー。その全貌は本文で──
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