歴史雑感– category –
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寅子(三淵嘉子)の母と父の死:寅子『歯を食いしばる!』
昭和21年(1946年)5月23日、嘉子(寅子のモデル)の夫・芳夫が亡くなった。失意の嘉子に、さらに悲劇が重なる。最愛の、母と父の立て続けの死。嘉子の母と父の死の様子にせまる。 -
ブギウギ靴磨き少年達彦の親:親友タイ子(藤間爽子)の変貌
久しぶりに再会したスズ子に、切りつけるような鋭い視線を投げかけたタイ子。「いったいタイ子に何があった?」と劇中のタイ子を案じるとともに、タイ子を演じる藤間爽子の演技力に魅了された。このブログでは「激変したタイ子に何があったのか」を探るとともに、「役者・藤間爽子とは何者か」について追究する。 -
北条早雲家訓「早雲寺殿21か条」~戦国武将の知恵と現代に通じる教え
北条早雲は、自らは北条姓を名乗ったことは無く、伊勢宗瑞など「伊勢氏」を名乗り続けた。「北条」を名乗るのは、子の氏綱の代になってからだった。 現在一般的に「北条早雲」という名で知られるが、自らは伊勢新九郎盛時、伊勢宗瑞、早雲庵宗瑞を名乗った。その早雲の遺した21か条の家訓とは。 -
【書評と考察】「吉田松陰と松下村塾のすべて」 幕末維新の真髄を読む
読み応えのある本でした。 そして、表題にあるように吉田松陰について、複数の専門家が詳細に調べこんだ内容に満足感を持ちました。 その反面、知識をある程度持っている人には良書だが、入門書としては手ごわいかもしれないとも感じました。 まず、この本... -
大河ドラマ「べらぼう」第10話考察!:瀬川の別れと幕府の駆け引き
ねえ、あの「べらぼう」第10話見た? 小芝風花ちゃんの花魁道中、めちゃくちゃきれいだったよね。 でも蔦重さんとの別れシーンで号泣しちゃった……。 今日はこのエピソードを深く深く考察していくよ。 歴史の授業みたいに堅苦しくなく、かといって適当な感... -
書評:神野志隆光『「日本」とは何か』―国号が映す歴史的アイデンティティの変遷
国号「日本」の不思議とその核心 「日本」という国号は、古代から現代まで使い続けられてきたのに、なぜ「日本の意味は?」と聞かれると誰も明確に答えられないのか。 学校でも教えられず、明治維新で近代国家が形作られる際ですら、その意義を深く問われ... -
べらぼう第9話考察|瀬川の運命と蔦重の恋、玉菊燈籠が語る儚き愛
みなさん、こんにちは! 大河ドラマ『べらぼう』第9話を見て、いろんな疑問が湧いてきたんじゃないでしょうか? 「瀬川はどうなっちゃうの?」「蔦重との恋の行方は?」 って気になりますよね。 今回は、そんなモヤモヤを解決していきたいと思います! こ... -
前田利家と徳川家康の関係性を深掘り!逸話と歴史的背景を徹底解説
こんにちは!戦国時代の武将たちの関係性って、調べれば調べるほど面白いですよね。今回は「前田利家」と「徳川家康」という二人の武将について深掘りしていきます。このブログでは以下が分かります: 二人はどんな関係性だったのか? 歴史的な逸話やエピ... -
前田利家とまつ:戦国を駆け抜けた夫婦の絆と加賀百万石の物語
こんにちは! この記事では、戦国時代を生き抜いた武将・前田利家と、その妻であるまつ(芳春院)についてお話しします。 この二人、ただの夫婦じゃないんです。 戦国という荒波の中で、夫婦二人三脚で加賀百万石という大名家を築き上げたんですよ! この... -
蘇我氏のルーツと台頭の秘密:仏教と中央集権化がもたらした変革
こんにちは! 今日は歴史好きなあなたにピッタリなテーマ、「蘇我氏のルーツ」についてお話しします。 飛鳥時代、日本が中央集権国家へと移行する中で、地方豪族だった蘇我氏がどのようにして権力を握り、歴史を動かしていったのか。 その背景には、仏教伝...