朱熹・王陽明– category –
-
朱熹・王陽明
朱子学の『性即理』の意味:性善説【人の本性は、天理に通じる善】
儒学は、孟子以来『性善説』を取ると言われる。しかし、儒学の『性善説』が確立したのは、宋代の程顥・程頤以後。程頤の『理』の概念の確立によって、定着した。朱子学はそれを引き継ぎ、『性即理』の概念を確立する。 -
朱熹・王陽明
朱子学の祖・朱熹の生涯:(朱熹の生涯をわかりやすく解説)
朱熹は、科挙官僚制度には合格したが、点数が低くく、役人としては不遇。皮肉だが、その後の中国の科挙制度下では、朱熹が書いた儒教の注釈書等に通じる者しか、良い点を取ることが出来なくなった。 -
朱熹・王陽明
士大夫とは何か:士大夫の社会的意義と変遷―身分・官僚・知的エリート
士大夫は古代中国周代の統治者階層を指し、宋代には優秀な科挙合格者が士大夫として選ばれる傾向にありました。女性は男性の添え物とされ、封建制は秦の始皇帝によって廃止され、郡県制が導入されました。漢代以降、士大夫は読書人、知的エリートとされ、政治、社会、文化の支配階層を形成しました。 -
朱熹・王陽明
朱子学と陽明学の違いは何か:『性即理』と『心即理』が根本原理
日本の行動が世界に感動を与える中、その根底には「神道と仏教」や儒教思想が影響しています。特に11世紀~12世紀に変革を遂げた儒教の朱子学と陽明学は、日本人の行動規範を形成。朱子学は理想追求型で体制維持に、陽明学は行動型で革命・政治運動に用いられました。
1