こんにちは、なおじです。
定年後、「何か副業でも」と妻に言われたものの、何も始めていない身としては、山橋薬舗の山橋才路さんの多角経営ぶりに脱帽です。
薬舗に西洋料理店に勉強サロン。今朝の『ばけばけ78話』、才路さんの正体が気になって仕方ありませんでした。

この記事でわかること
- ばけばけ78話で明らかになった山橋薬舗の「白鳥倶楽部」の正体と役割
- 山橋薬舗のモデル「橘泉堂山口卯平衛商店」と小泉八雲との関係
- おサワが荒木先生の紹介で白鳥倶楽部に通い始めた理由
- おなみが身請け話を保留した理由と、柄本時生&さとうほなみ夫婦共演への期待
ばけばけ78話あらすじ|ヘブン先生日録の反響

今朝のばけばけ78話でも、「ヘブン先生日録」の連載が大反響を呼んでいましたね。
おトキとヘブンは町中で声をかけられ、英語を披露する事態に。二人はやや浮かれ気味です。
一方、おサワは悲壮な覚悟で山橋薬舗を訪れます。
荒木先生という先輩教師の紹介で、正規教員になるための勉強の場を求めてのことでした。
そして、おなみには身請け話が持ち上がりますが、「待ってくれ」と保留します。
対照的な女性たちの姿が印象的な回でした。
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山橋薬舗の謎が明らかに|白鳥倶楽部とは
ばけばけ78話で判明した山橋薬舗の構造
ばけばけ78話で最も注目を集めたのが、山橋薬舗の白鳥倶楽部。
1階が薬舗として舶来品やビールを販売し、西洋料理店も営業しています。
そして2階には「白鳥倶楽部」という勉強サロンがありました。
おサワが荒木先生の紹介で訪れたこの場所では、弁護士や土木技師を目指す若者たちが集まり、試験に備えて勉強しています。
【表:山橋薬舗の役割】
| 場所 | 業態 | 提供サービス | 登場時期 |
|---|---|---|---|
| 1階 | 山橋薬舗 | ビール・舶来品販売 | 初登場時から |
| 店内裏 | 山橋西洋料理店 | 西洋料理提供 | 75話前後 |
| 2階 | 白鳥倶楽部 | 勉強サロン | 78話 |
明治時代、特に地方都市では教育機会が限られていました。
学びたくても勉強する場所すらない人々にとって、山橋薬舗のような場所は貴重な学びの拠点だったのでしょうね。
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山橋薬舗のモデルは小泉八雲ゆかりの老舗

山橋薬舗のモデルは、松江市末次本町に実在する「橘泉堂山口卯平衛商店」です。
江戸時代の安永・天明期(1772年頃)に創業した老舗薬局で、明治期には松江で唯一ビールを販売していました。
そして興味深いのが、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)がここでビールを購入していたという史実。
ドラマのヘブン先生のモデルが小泉八雲であることを考えると、山橋薬舗との関係性は必然だったんですね。
店主の「山橋才路」はドラマの創作ですが、実在の店では代々「山口卯兵衛」という世襲名を使っていました。
山橋才路は何者なのか
山橋薬舗の店主・山橋才路(柄本時生)は、薬舗経営、西洋料理の提供、そして勉強サロンの運営という三つの事業を展開しています。
なおじが推測するに、才路は教育への強い情熱を持ち、金銭的余裕のない人々にも学びの機会を提供したいという理念を持っている人なのではないでしょうか。
江戸時代から明治期にかけて、薬舗は薬を売るだけでなく、蘭学や西洋医学の知識の窓口でもありました。
書物を扱い、知識人が集まる場所だったのです。
白鳥倶楽部はドラマの創作ですが、こうした歴史的背景を踏まえると、非常に妥当な設定だと感じます。
おサワの覚悟|正規教員への道

荒木先生の紹介で白鳥倶楽部へ
おサワは正規教員になることを強く望んでいます。
代用教員として働く彼女にとって、正規の教員免許は切実な目標です。
ばけばけ78話でおサワは、先輩の荒木先生に紹介されて白鳥倶楽部を訪れました。
おトキやヘブンの浮かれた様子とは対照的な、悲壮な覚悟が感じられる場面でしたよね。
一緒に学ぶ仲間がいる心強さ

なおじも若い教員時代、仲間たちと月に一回集まって学習会をしていました。
授業の進め方、生徒指導の悩み、教材研究など、一緒に学ぶ仲間がいるというのはとても心強かったです。
おサワも、白鳥倶楽部で同じ目標を持つ仲間たちと出会い、同じ気持ちだったのかもしれません。
明治時代、女性が教師になる道は険しく、試験のハードルも高かったのです。
おサワの姿は、自力で道を切り開こうとする女性の強さを象徴しています。
なみの身請け話|待ってくれという理由

願ってもない話のはずが
ばけばけ78話では、おなみに身請けの話が持ち上がりました。
願ってもない話に思われましたが、おなみは「待ってくれ」と保留します。
誰か好きな人がいるのでしょうか?
なおじが考えるなみの本心
なおじが予想するに、おなみの躊躇には二つの理由があります。
一つは、本当に好きな人がいる可能性。もう一つは、身請けされた後の生活に不安を感じているという可能性です。
遊女から抜け出せる機会であっても、見知らぬ人のもとへ嫁ぐことへの恐怖は計り知れません。
明治時代の遊女にとって、身請けは「救い」であると同時に「新たな束縛」でもありました。
おなみの葛藤は、女性の選択肢が極めて限られていた時代背景を反映しているように思います。
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柄本時生&さとうほなみ夫婦共演への期待
ところで、おサワが山橋薬舗を訪れたということは、もしかするとおなみも薬舗に来るかもしれませんよね。
いよいよ柄本時生さん(山橋才路役)とさとうほなみさん(おなみ役)が、一つの画面に登場する夫婦共演が実現するかもしれませんね。
実生活で夫婦のお二人が、ドラマの中でどんな掛け合いを見せてくれるのか。
実現したら、楽しいでしょうね。
Q&Aで振り返る第78話
Q1:白鳥倶楽部とは何ですか?
A:山橋薬舗の2階にある勉強サロンで、弁護士や土木技師を目指す若者たちが集まって学ぶ場所です。明治時代、教育機会が限られていた中で、貴重な学びの拠点だったのでしょう。
Q2:山橋薬舗のモデルは実在しますか?
A:はい。松江市末次本町に実在する「橘泉堂山口卯平衛商店」がモデルです。江戸時代創業の老舗薬局で、小泉八雲がビールを購入していたという史実があります。
Q3:おサワはどうやって白鳥倶楽部を知ったのですか?
A:先輩の荒木先生に紹介されました。正規教員を目指すおサワにとって、勉強仲間がいる場所は心強くなるはずです。
もしかして、恋が生まれるかも…。
Q4:なみが身請けを保留した本当の理由は何ですか?
A:ドラマではまだ明かされていませんが、好きな人がいる可能性や、身請け先への不安など、複数の理由が考えられます。次回以降の展開に注目。
【筆者紹介|なおじ】
元社会科教師として35年間教壇に立ち、歴史知識とドラマ評論を得意としています。
若手教員時代は、月に一回仲間と学習会を開いていました。一緒に学ぶ仲間の大切さを実感した経験が、今もなおじの原点です。
現在8つのブログでドラマ・芸能・政治・歴史・スポーツ・旅・学び・書評を執筆中。
ドラマ記事では「時代背景」や「心の揺れ」をゆっくり言語化するスタイルで、読者の方々と一緒に作品を味わっています。
