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ばけばけ74話ネタバレ|ヘブンが山橋薬舗で洋食を食べた理由とおサワの悲しい別れを元教師が考察

こんにちは、なおじです。

今朝の『ばけばけ 74話』を見て、妻が一言。

「あなた、この前の旅行のとき、ホテルで一人でステーキ食べてわよね。」

図星です。

ばけばけ 74話でヘブンが山橋薬舗で洋食を食べていた秘密が明らかになりました。

日本の風習に耐えられなくなっていたんですね。

おサワとおトキの心の距離が格差によって広がる切ないシーンも印象的だったなあ。

店主 おトキ 振り切る

この記事でわかること

  • ヘブンが山橋薬舗で洋食を食べていた理由と日本生活の限界
  • 司之介の余計な一言と口紅の跡の真相
  • おサワとおトキの心の距離が100円返済で決定的になった瞬間
  • 正座と日本料理がヘブンに与えた身体的・精神的負担
  • 明治時代の経済格差が友情に与えた影響
目次

ばけばけ74話|家族の疑惑とパイナップルの意味

物語は、まず「ヘブンはどこへ行ったのか」という不安から始まります。

松野家では、ヘブンへのプレゼントを家族で相談中。

しかし、おトキは上の空です。

「まだ、ヘブンさんのことうたがっちょるの」とおフミが心配します。

司之介の致命的な一言が不安を加速

司之介は、「車夫が油を売っているところを見つかったけん、とっさに嘘をついたんじゃろ」と、まずはヘブンを擁護します。

ところが、すぐに「あ、それか、ほかの誰かと口づけしてたりして」と余計な一言を放つんですね。

👉関連記事:『ばけばけ』68話|勘右衛門プロポーズと司之介の致命的失言

そこへ、ようやくヘブンが帰宅。

ヘブンの頬には、なんと口紅のような跡がついていました。

やましいことがあると土産を買う

ヘブンは、お土産としてパイナップルを差し出します。

ここで司之介が、「やましいことがあると土産を買ってくる。これは世界共通」とチクリ。

35年間教師をやってきたなおじも、この心理にはうなずくしかありません。

遅刻した翌日に、妙に愛想が良い生徒と同じ構図なんですよね。

おトキのパイナップル特訓が可愛い

夜中、おトキはそのパイナップルを相手に、キスの練習を始めます。

なんとも可愛らしくて、ちょっと切ないシーンです。

そこにおフミが現れ、おトキは大慌て。

新婚らしい初々しさがにじみ出ていました。

やがて、襖の向こうから「オーマイガー」というヘブンの声。

襖を開けられないおトキの前で、ヘブンのため息のような声が続きます。

この時点で、ヘブンが何かに苦しんでいることは、視聴者にもはっきり伝わったのではないでしょうか。

おサワとの心の距離が格差で広がる

サワ

場面は変わり、おサワのターン。

川の向こうから、お金持ちが住む地区を、悲しそうに見つめています。

おサワは、道端の草花を摘んで、松野家を訪ねることにします。

立派な屋敷と和菓子に圧倒されるおサワ

しかし、玄関には高価そうな生け花が活けてありました。

それを見たおサワは、思わず自分の花束をその場に捨ててしまいます。

何も知らずに出てきたおトキは、おサワの顔を見るなり大喜び。

和菓子でもてなし、「来てくれただけで十分」と笑顔で語りかけます。

それでもおサワは、つい本音を漏らしてしまいます。

「こげなもん食べられて、こげに立派な屋敷に住んで、あげに立派な花がかざられちょって、一緒になった人は島根の宝、もうなにも悩まんでええね」と。

おトキは笑いながら、「悩みはあるよ」と伝えようとします。

しかし、自分のことでいっぱいのおサワには、その言葉は届きません。

元教師の経験から言えば、環境の変化が友情に割れ目を入れる瞬間というのは、だいたいこういうすれ違いからなんですよね。

100円返済が象徴する世界の違い

そんなとき、久々に借金取りが登場します。

対応したおフミは、なんと100円を返済

この場面で一番驚いたのは、借金取りよりもおサワでした。

当時の100円は、現代の数百万円に相当する大金とされています。

【表:明治期相当のイメージとしての100円の重さ】

項目当時のイメージ現代換算の感覚
100円年収クラスの大金500〜800万円程度の感覚
長屋暮らしの娘の暮らし日々の食い扶持で精一杯生活ギリギリのフリーター感覚
松野家の返済姿勢一括で100円を返す家資産家クラスの余裕

※具体的金額は諸説ありで、ここではあくまでドラマ上の強調としてのイメージです。

あまりにも自分と境遇が違ってしまったおトキ。

おサワは、理由のつかめない怒りと悔しさを抱えます。

駆け出して去るおサワ

「ごめん、あたしかえるは」「ごめん、なんだかもう、ごめんなさい」

おサワは、走り去るように松野家を出ていきます。

その足元には、さっき捨てた花束が転がったまま。

とても象徴的なカットでした。

「なんか、別世界だった。ヘブンさんによろしく、お父上にも、さよなら」

まるで、絶交を告げるような口ぶりです。

👉関連記事:ばけばけ70話|おトキが「ママさん」と呼んだ瞬間に涙腺崩壊

ばけばけ74話|ヘブンが山橋薬舗で洋食を食べていた

山橋薬舗

おサワとの別れに心を痛めるおトキ。

外に出て佇んでいると、人力車に乗ったヘブンが通りかかります。

おトキは、その人力車をこっそり追いかけます。

行き着いた先は、やはり山橋薬舗でした。

山橋薬舗で「ヘブンは来ていない」と言い張る店主

山橋薬舗に入ったおトキは、「ヘブンは来ていない」と店主から言われます。

しかし、おトキの鼻はごまかせません。

店の奥からは、明らかに洋食の香りが漂ってきます。

「これは怪しい」と思った視聴者も多かったはずです。

無理やり奥に入ると、椅子に座るヘブンが

おトキは、店主の制止を振り切って奥へ。

そこには、椅子に座り、ばけばけ 74話でヘブンがステーキとおぼしき洋食を食べる姿がありました。

店主の首筋についていた赤いもの。

あれは、口紅ではなく、料理のソースだったと考えられます。

なおじの予想、「山橋薬舗で錦織さんと転職相談」は見事に大外れ。

単純に、日本の風習に耐えられなくなっていたとは…。

ヘブンが日本の風習に耐えられなくなった理由

ヘブン

松野家での生活は、まさに「ザ・日本の家」。

食事は日本料理、座る姿勢は正座、履き物は下駄。

正座と日本料理がヘブンの限界だった

前回までの回でも、ヘブンが正座や下駄に苦戦する様子が描かれていました。

その違和感や疲労が、ついに限界に達したのでしょう。

異文化の「おもてなし」を受ける側でありながら、自分の身体には合わない。

それでも「家族のために」「おトキのために」と頑張り続けていたヘブン。

それが、こっそり山橋薬舗でヘブンが洋食を食べるという形で破裂してしまった。

なおじには、そう見えました。

元教師として35年間、さまざまな文化背景を持つ子どもや保護者と接してきました。

文化適応のストレスは、外側から見るよりずっと大きいものです。

特に、食事や座り方といった「体に染みついた習慣」を変えるのは本当に大変。

同じ日本の家庭の中ですら、家ごとにルールが違うわけですからね。

これは一波乱ありそう。

どうなるヘブンとおトキ。

次回の展開から、ますます目が離せません。

Q&Aで振り返るばけばけ74話

Q1:ばけばけ74話でヘブンが山橋薬舗で洋食を食べていたのはなぜ?

A1:松野家での正座や日本料理の作法に耐えられなくなったためです。ヘブンは新婚生活で日本の風習に合わせようと努力していましたが、身体的・精神的な限界を迎えていました。

Q2:おサワはなぜ急に帰ってしまったの?

A2:おフミが借金取りに100円という大金を返済する場面を目撃し、おトキとの経済格差の大きさを実感したためです。かつて同じ長屋で暮らしていた友人が、今では武家屋敷で高価な生け花や和菓子に囲まれた生活をしていることに、複雑な感情を抱きました。

Q3:店主の首筋についていた赤いものは何だった?

A3:口紅ではなく、料理のソースでした。おトキは当初、ヘブンが誰かと密会しているのではないかと疑っていましたが、実際は洋食を作っていた店主にソースがついていただけでした。

Q4:ばけばけ74話でヘブンが隠れて洋食を食べていたことをおトキはどう受け止める?

A4:次回75話でおトキは怒り心頭になります。嘘をつかれたことへの怒りと、自分に相談してくれなかった悲しみが入り混じった複雑な心境になるでしょう。

Q5:100円返済は当時どれくらいの価値があった?

A5:明治時代の100円は現代の約500〜800万円に相当します。教師の年収約2年分に相当する金額で、おサワの年収(約20〜30円)と比較すると、桁違いの格差があったことがわかります。

筆者紹介|なおじ

元社会科教師として35年間教壇に立ち、現在はドラマ芸能政治歴史スポーツ学び書評の8ブログを運営。

ドラマ記事では「時代背景」や「心の揺れ」をゆっくり言語化するスタイルで、教師経験を活かした深い考察が特徴です。

ばけばけ74

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