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小谷春夫のトキへの初恋と借金取りの優しさ|ばけばけ46話ネタバレを元教師が分析

こんにちは、なおじです。

朝、妻が「今日から新しい週ね」と言いながらテレビをつけてくれました。
『ありがとうございます。』と心でお礼を言う、なおじ…。

**第10週「トオリ、スガリ。」**の始まりですね。

ヘブン宅を訪れた小谷君

今回は松江に冬がやって来て、寒さに震えるヘブン先生と、新たな登場人物・小谷春夫君の初恋模様が描かれました。

妻は「この子、トキちゃんが好きなのね」と、ヘブン先生の家に訪ねて来た時点で気付いていました。
さすがですねぇ。

このブログでわかること

  • 借金取りの意外な優しさと松野家の大物ぶり
  • 母フミから渡された怪談本の伏線の意味
  • 松江の冬の寒さとヘブンの「ジゴク」発言
  • 小谷春夫のトキへの初恋とストーカー行動
  • おじじ様の木刀騒動と「ペリーの子分」発言の真意

👉関連記事:トキがHeavenの個人情報を漏らした理由|ばけばけ41話

目次

松野家の朝|借金取りの優しさに驚いた

借金取り

今月も**借金取りの森山銭太郎(演:前原瑞樹)**がやって来ましたね。

今月分の返済金10円を受け取りながら「拍子抜けするは…」とつぶやきます。

そして、「冬だが、寒いが、今月は、風邪ひかんように、ようけようけ気いつけて、休み休みいたわっていたわって暮らせ」と、怒っているような口調ながら優しい言葉をかけるんです。

拍子抜けするのは、あんただよって思わずテレビに突っ込むなおじ

前原瑞樹さんの持つ穏やかな雰囲気が、この銭太郎の根っからの優しさを見事に醸し出しているんですよねぇ。

父親譲りの人の良さから、あと一歩、非情になりきれない借金取り。

ちょっとしたコント風味で、朝からくすっとさせてもらいました。

そんな中、母フミがトキに**怪談本『本邦諸国奇談集』**を渡すシーンがありました。

これ、後々の展開に生きてきそうですね。

脚本家のふじきみつ彦さん、仕掛けてきたなと感じませんでしたか。

トキは借金取りが来ている横で平然と朝食をとってるんですよ。

堂々としてますねえ、おトキちゃん。

松野家の面々も、膨大な借金の前で笑い飛ばす。
大物一家だなぁ。

ただ、心配なのは雨清水家の方です。
どうなっているのか、気になりますね。

👉関連記事:ばけばけ 第28話 ネタバレ 感想~タエ様物乞い姿に絶句!?

第46話の主な出来事タイムライン

場面出来事トキの反応
松野家の朝借金取りが来訪。優しい言葉をかけて帰る平然と朝食をとる
母フミとの会話怪談本『本邦諸国奇談集』を受け取る後々の展開への伏線?
ヘブンの家小谷春夫が忘れ物を届けに来るヘブンの「ジゴク」発言で盛り上がる
トキの家小谷がウロウロ。サワが目撃サワが小谷の恋心に気付く
おじじ様登場木刀で小谷を追い回す「ペリーの子分」発言

松江の冬は地獄|ヘブンの寒さ対策

おトキちゃん、色っぽい

松江の冬は寒いんですねぇ。

当時の日本家屋は隙間風だらけだったでしょう。
部屋の中が寒かったんだろうなと思います。

まるで築60年のなおじの家のように…(苦笑)。

トキは、初めての松江の寒さに震えるヘブンを温めながら見守っていました。

そこに、松江中学校でヘブン先生の教え子である小谷春夫君が、忘れ物を届けに来ます。

秋生まれの小谷春夫君ですね。

学校でも寒がるヘブンは、最後に一言だけ**「ジゴク!」**と日本語を言い放つとトキに教えたそうです。

ヘブン先生の口癖「ジゴク」で盛り上がる二人。

寒さのあまりお風呂に行ってしまったヘブンを待つ間に、トキと小谷は交流を深めていきます。

小谷春夫の初恋|ストーカー行動が始まった

小谷春夫君

小谷君、実はおトキちゃんが好きなんですよね。

おトキちゃんの家まで押しかけて、おトキちゃんについて探ろうとする。

これ、ストーカーじゃないですか(笑)。

恋は盲目だなぁと思いました。

トキの家の前をウロウロする小谷を、サワが目撃しています。

おサワちゃん、おトキの個人情報をぺらぺらしゃべりだすんですよ。

この時代だから、個人情報の概念が無いのはしょうがないんでしょうけどね。

おサワちゃん、すぐに小谷君がおトキちゃん好きなことに気付きました。
鋭いですねぇ。

そこへおじじ様登場。
小谷君に対し**「何、ペリーの子分じゃと」**と木刀をかざして追い回し始めるんです。

👉関連記事:トキ銀二郎怪談で結ばれるばけばけ10話ネタバレ

【明治時代と現代の恋愛観比較】

項目明治時代(作中)現代
好きな人の情報収集家まで押しかける・家族に聞くSNSで検索・共通の友人に聞く
個人情報の扱い概念がなく、自由に話す厳格なプライバシー保護
熱心なアプローチ「熱心な青年」として評価「ストーカー」として警戒
外国人への反応「ペリーの子分」と敵視グローバルな価値観で受容

なおじの洞察|木刀騒動と現代の価値観

おじじ様

そういえば、なおじが現役のころ、変な男が校庭に入ってきて、子供たちが使う昇降口の前で、木刀で素振りをしていた事件のことを思い出しました。

警察を呼んで対応したんですが、おじじ様のように木刀をやたらと振り回すのは、やっぱり迷惑なんですよねぇ。

当時も今も変わらないよ、おじじ様。

小谷君の行動も、現代の感覚だと完全にストーカーなんですが、明治時代の恋愛観では「熱心な青年」として許容されていたのかもしれませんね。

時代によって、許される行動の基準が変わるというのは、社会科教師として興味深いテーマです。

教師時代、生徒たちに「時代背景を考えて歴史を見よう」とよく話していましたが、ドラマで見ると改めて説得力がありますね。

木刀振り おじじも小谷も 迷惑者

本日の主な登場人物(役者名)

  • 松野トキ(演:髙石あかり):主人公。没落士族の娘でHeavenの女中
  • ヘブン(演:トミー・バストウ):外国人の英語教師。松江の寒さに震える
  • 小谷春夫(演:下川恭平):松江中学校の生徒。トキに恋心を抱く
  • 松野フミ(演:池脇千鶴):トキの母。怪談本を渡す
  • サワ(演:円井わん):トキの友。小谷の行動を目撃
  • おじじ様(演:小日向文世):トキの祖父。木刀を振り回す

Q&A|よくある質問

Q1:フミが渡した怪談本は、今後の展開にどう関わるのか?

今回、フミがトキに渡した『本邦諸国奇談集』は、今後の物語で重要な役割を果たしそうです。

トキは怪談好きで、銀二郎とも怪談で結ばれた経緯がありますからね。

ヘブン先生とおトキちゃんもこの本によって、距離が縮まる展開が予想されます。

脚本家のふじきみつ彦さんは、こういう伏線を丁寧に張る方なので、楽しみですね。

Q2:小谷春夫のトキへの恋は、今後どう展開するのか?

小谷君の恋心は、かなり本気のようです。

次回以降、トキとの関係がどう深まるのか、あるいは蛙化現象が起きるのか(笑)、気になりますね。

おサワちゃんも小谷君の恋に気付いていますし、松野家の婿候補として浮上する可能性もありそうです。

ただ、トキの心はまだ銀二郎やヘブンに向いているようにも見えますから、三角関係(四角関係?)の展開もあり得ますね。

Q3:おじじ様が小谷を「ペリーの子分」と呼んだ理由は?

おじじ様は、外国人や西洋かぶれした若者を嫌う傾向がありますよね。

小谷君がヘブン先生の教え子だと知って、「ペリーの子分」と呼んだのでしょう。

ペリー来航は明治維新の引き金となった出来事ですから、おじじ様世代にとっては外国人=ペリー=侵略者という図式があるのかもしれません。

教師時代、歴史の授業でこういう感情の変遷を教えてきましたが、ドラマで見ると改めて面白いですね。

今回は、借金取りの意外な優しさと、小谷春夫君の初恋模様が印象的でした。松江の寒さとヘブンの「ジゴク」発言も、くすっと笑えましたね。

次回以降、小谷君とトキの関係がどう展開するのか、そして雨清水家の様子も気になります。

あなたは今回の放送、どう感じましたか?コメント欄で感想をお聞かせくださいね。

それでは、また次回の放送でお会いしましょう!

ばけばけ46

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