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ばけばけ第26話・第27話ネタバレと感想|なみのラシャメン告白とトキへの依頼

こんにちは、なおじです。

今週は他県への旅行中で、なかなかリアルタイムで朝ドラを見ることができません。

深夜に宿泊先でNHKプラスを開いて、ばけばけ第26話と第27話を一気に視聴しました。

ヘブン先生の初授業を見て、明治の日本人の若者のまじめさに心を打たれましたね。

そして第27話では、なみさんの切実な告白とまさかの展開に驚かされました

シジミを売る母とトキ

この記事で分かること

  • 第26話:ヘブン先生の初授業の成功と平太との喧嘩の理由
  • 第26話:松野家の借金問題が深刻化した経緯
  • 第27話:なみが語ったラシャメンの過酷な現実
  • 第27話:なみではなくトキに女中依頼が来た衝撃の展開
  • なみ役の女優さとうほなみさんについて
  • イライザの今後の登場予定
  • 元社会科教師なおじの視点から見た明治期の時代背景
目次

ばけばけ第26話ネタバレあらすじ

ヘブン先生の初授業が大成功

ヘブン先生が松江中学校で初めて教壇に立つ日がやってきました。

花田旅館から学校へ向かう朝、平太さんは「夜の御馳走を楽しみに待っとるけぇ」と優しく声をかけます。

緊張の面持ちで教室に入ったヘブン先生でしたが、教壇に立つとその不安は消え去りました。

堂々とした姿で授業を始めます。「私は日本語が大好きだ。だが、授業では一切使わない。使うのは英語のみだ」と宣言するヘブン先生。

錦織さんが通訳を務めながら、生徒たちに英語を聞き取れるよう努力してほしいと伝えました。

明治の若者たちの真剣なまなざしは、心を打つものがありますね。

教師として35年間生徒と向き合ってきた私から見ても、こんな素直で熱心な生徒ばかりのクラスで教えられたら、まさに天国でしょう。

江藤知事への報告

授業を終えた錦織さんは、すぐに江藤知事のもとへ報告に向かいました。

知事は「すっかり生徒の心を掴んだんじゃのう」と喜び、錦織さんも「本物の英語の力をみた気がします」と手応えを語ります。

ただし、錦織さんは「心臓に悪いです」とハラハラする気持ちも吐露しました。

ヘブン先生の経歴のことも含めて、常に気を張っている様子が伝わってきますね。

ヘブン先生と平太の喧嘩

花田旅館に戻ったヘブン先生は、ウメさんが約束していた眼科受診をしていないことを知ります。すると、平太さんに激怒しました。

「目は大事なんだ。命取りなんだ」と強く訴え、「オヌシ、ジゴク、ジゴク」と厳しく叱責します。

これは、ヘブン先生自身が左目を失明している経験から来る切実な思いでした。

                                                                                                                                                                                                                                                                                自分が経験した痛みを他の人には味わってほしくない、そんな優しさの裏返しなのでしょう。

松野家の借金問題が悪化

一方、松野家では大きな問題が発生していました。

借金取りの森山善太郎さんが亡くなり、息子の森山銭太郎さんに代替わりしたのです。

取り立てが一気に厳しくなりました。

「親父が死ぬ前に言っておった。もっと厳しく取り立てておけばよかったって」という銭太郎さんの言葉通り、

松野家が用意していた家賃までも取り立てられてしまいます。

騒ぎになっているところに三之丞さんの姿が見えましたが、サワさんが声をかけるとすぐに立ち去ってしまいました。三之丞さんは何を考えているのでしょうか。

ばけばけ第27話ネタバレあらすじ

ヘブンと平太の喧嘩が続く

トキさんとフミさんが花田旅館にしじみを売りに訪れると、ヘブン先生と平太さんがケンカ中だと知らされます。

目の健康を巡る意見の対立は、まだ収まっていませんでした。

ヘブン先生は「もう旅館を出る」と決意を固めます。

困った錦織さんは、江藤知事に相談しました。

知事は「そうか、ほんなら家を探してやれ」と指示し、さらに「女中も雇ってやれ。料理も掃除もどっちもできる女中じゃぞ」と付け加えます。

錦織さんは二つの難題を抱えることになりました。ヘブン先生と知事に振り回される錦織さんの苦労が伝わってきますね。

なみの覚悟とラシャメンの真実

そんな中、天国遊郭の遊女なみさんが、女中に立候補してきました。なみさんは遊郭から出るために、ラシャメン(洋妾)になることを志願します。

ここで、なみさんが語ったラシャメンの過酷な現実には、胸が締め付けられました。

「ラシャメンは外国人相手の仕事だから、日本人から激しい差別を受けるの。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                             悪口を言われ、石を投げられ、唾を吐きかけられる。暴行を受けることもあるし、耐えられなくて自ら命を絶つ人もいる」

元社会科教師として、明治期の洋妾差別については授業で触れたこともあります。

開国後の日本では、外国人と関係を持つ女性は「国を裏切る者」として見られ、社会から激しく排斥されました。

なみさんの言葉は、歴史の教科書には載らない生々しい現実を伝えています。

そして、なみさんは「石投げないでね」と切実な願いを口にしました。

この一言には、どれだけの覚悟が込められているでしょうか。

なみさんは手作り弁当を持参して、ヘブン先生にFやる気をアピールします。

料理も掃除もできる、まさに知事の求める「どっちもできる女中」でした。

衝撃の展開|女中依頼はトキへ

ところが、です。やる気満々だったなみさんではなく、なぜか錦織さんはトキさんのところへ女中依頼に来たのです。

この展開には、視聴者も驚きました。

「え?なみさんはどうなった?」「トキちゃんが心配」という声がSNSで相次ぎます。

なみさんを演じるさとうほなみさん自身も、翌日の朝ドラ受け番組「あさイチ」で「落選」を認めるコメントをされていました。

第27話の時点では、なみさんが選ばれなかった理由は明らかにされていません。

ヘブン先生が断ったのか、それとも錦織さんが別の判断をしたのか。次回以降の展開が気になりますね。

なみ役を演じるさとうほなみさん

なみ役を演じているのは、さとうほなみさんです。ワタナベプロダクション所属の女優さんで、天国遊郭の遊女という難しい役を見事に演じています。

なみさんの役柄は、農家出身で八人兄弟の長女。借金を背負った家族を養うために遊女となった、明るくたくましい女性です。

さとうほなみさんの演技には、なみさんの強さと優しさ、そして深い覚悟が表れていました。

イライザは今後登場する?

ところで、ヘブン先生のアメリカの恋人イライザは、もう登場しないのでしょうか。

実は、イライザは第13週に松江を訪れる展開が予定されています。

イライザ・ベルズランド役を演じるのは、シャーロット・ケイト・フォックスさん。

ドラマでは、ヘブン先生とイライザは「密かに思い合っている」設定です。

松江でヘブン先生とトキさんの特別な関係を察したイライザは、身を引く決断をすると予想されています。

切ない展開になりそうですね。イライザとヘブン先生の関係がどのように描かれるのか、今から楽しみです。

なおじの感想|明治の若者と時代の重さ

ヘブン先生の初授業を見て、改めて感じたことがあります。

明治の若者たちは、日本の未来を背負うという強い使命感を持っていました。

外国語を学ぶ姿勢、教師を敬う態度、どれをとっても真剣そのものです。

教師として長年教壇に立ってきた私から見ると、こうした生徒たちと向き合えることは、本当に幸せなことでしょう。

現代の教育現場とは違う緊張感と、学びへの純粋な情熱が感じられました。

一方で、なみさんのラシャメン告白には、明治という時代の暗い側面が浮き彫りになりました。

開国によって外国との交流が始まった日本では、外国人と関わる女性たちが激しい差別にさらされたのです。

「石投げないでね」という言葉の重さを、私たちは忘れてはいけません。遊郭から抜け出すために、さらに過酷な道を選ばざるを得なかったなみさんの覚悟。

それでも前を向いて生きようとする強さには、心から敬意を表したいと思います。

そして、なぜトキさんに女中依頼が来たのか。この謎が次回以降どのように明かされるのか、目が離せませんね。

Q&A|よくある質問

Q1:なみ役は誰が演じていますか?
A:さとうほなみさんが演じています。ワタナベプロダクション所属の女優さんで、天国遊郭の遊女という難しい役を見事に表現しています。

Q2:ラシャメンとは何ですか?
A:明治期に外国人の妾となった日本人女性のことです。開国後の日本では、外国人と関係を持つ女性は激しい差別を受けました。悪口、石投げ、暴行など、非常に過酷な扱いを受けたと記録されています。

Q3:なみさんは女中になれなかったのですか?
A:第27話の時点では、錦織さんがトキさんのところへ女中依頼に来て終わりました。なみさんが選ばれなかった理由は、次回以降に明らかになると思われます。

Q4:イライザはいつ登場しますか?
A:第13週に松江を訪れる展開が予定されています。ヘブン先生とトキさんの関係を察して、身を引く展開になると予想されています。

Q5:第26話と第27話の放送日はいつでしたか?
A:第26話は10月28日(月)、第27話は11月4日(月)に放送されました。NHKプラスで見逃し配信も視聴できます。

まとめ

ばけばけ第26話では、ヘブン先生の初授業の成功と平太さんとの喧嘩、そして松野家の借金問題が描かれました。明治の若者たちの真剣な学びの姿勢には、心を打たれましたね。

第27話では、なみさんのラシャメン告白という衝撃的な展開がありました。

「石投げないでね」という言葉には、時代の重さと彼女の覚悟が詰まっています。

そして、やる気満々だったなみさんではなく、トキさんに女中依頼が来たという意外な展開。

次回以降、この謎がどのように解き明かされるのか、そしてイライザの登場がヘブン先生とトキさんの関係にどのような影響を与えるのか。

ばけばけから目が離せません。

旅先でも深夜にNHKプラスで視聴してしまうほど、引き込まれるドラマですね。

皆さんも、ぜひ見逃し配信でじっくりとご覧ください。

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ばけばけ27

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