
黒井先生の厳しさの裏には、悲しい過去があった。
NHK朝ドラ「あんぱん」第35話は、第7週「海と涙と私と」の最終回にあたります。
この回では、黒井先生の「子供ができず婚家を追われた」という衝撃告白が
Xで「#黒井先生」「#あんぱん涙」などのハッシュタグでトレンド入り。
黒井先生の厳しさの裏には、こんな悲しい過去があったんですね。
さらに
『のぶの師範学校卒業と母校教師への新たな一歩』、
そして
『嵩との文通の発覚』、
『蘭子が豪のはっぴを撫でる無言のシーン』
も視聴者の涙を誘いました。
私個人としては、蘭子が無言で豪のはっぴを撫でる姿が、今日一番泣けました。
また視聴後なのですが、個人的にムクムクと不安が湧き上がってきたことがあるんです。
それは、『第34話で、寛さんがのぶにかけた言葉の意味』についてです。
昭和13年(1938年)という戦争の足音が強まる時代
寛さんの、
「のぶと嵩は一度違う道を歩む」
という言葉は、何を意味しているのでしょう。
来週、のぶのお見合いがあるようです。
もしかして、のぶは一度嵩以外の人と結婚することになるのかぁ…。
1. 黒井先生の衝撃的告白
1-1. 冷徹な教師の素顔
あんぱん第35話で最も意外だったのは、黒井先生の知られざる過去です。
卒業間近のある日、のぶは黒井先生から「柳井嵩子」という差出人が偽名ではないかと指摘されました。
手紙の内容を確認した黒井先生は、のぶと嵩の関係を疑います。
「柳井嵩子」が実際には男性である嵩の偽名だと気づかれた瞬間、私はハラハラしました。
厳格な校風の中、異性との交流は厳しく制限されていた時代背景がよくわかります。
でも、フランケンシュタインや健太郎たちを描いた絵を見て、のぶが思わず笑みをこぼす場面はとても印象的でした。
1-2. 婚家を追われた過去
黒井先生は突然「あなたは、やっぱり弱い」とのぶに言い放ちます。
そして卒業後は教師ではなく家庭に入ることを勧めました。
それに対しのぶが「先生はなぜそちらの道を選ばず、教師になったがですか?」と質問。
この質問が黒井先生の心の扉を開きました。
「一度…結婚したことはあります」「女子師範を卒業してすぐに…嫁ぎました」
そして沈黙の後、「3年間、子供ができず婚家を追われました」という衝撃的な過去を告白。
この一瞬の告白に、Xでは「涙腺崩壊」「つらい人生なんだね」「時代の厳しさを感じる」といった声が殺到しました。
黒井先生の告白を聞いたのぶの複雑な表情も心に残りましたね。
2. のぶと嵩の恋の行方
2-1. 文通発覚の緊張
あんぱん第35話の緊迫シーンは、のぶと嵩の文通が黒井先生に見つかる場面ですよね。
黒井先生は「柳井嵩子」という名前に疑問を持ち、のぶを問いただしました。
のぶは嵩との関係を怪しまれながらも、嵩の絵に何度も救われてきたことを率直に語ります。
厳格な女子師範学校では、男性との文通は許されないことでした。
のぶの「教師としての立場」と「個人の感情」の葛藤が見事に描かれていましたよね。
この場面でのぶの誠実さが際立ち、YouTubeやXでは「のぶちゃん正直でえらい」「嘘をつかないところが素敵」という声が多く見られました。
2-2. 手紙が来ない予感
「もう手紙が来ることはないと思います」
のぶのこの悲しげな言葉が、今後の展開を暗示しているように感じませんでしたか。
実際、二人は第34話で意見の相違から別れたまま、嵩は東京へ戻ってしまいました。
のぶと嵩の文通はこれで終わりなのでしょうか。
視聴者の間では「のぶと嵩は今後どうなるのか」という展開予想が話題になっています。
特に「のぶは一度嵩とは違う道を歩む」という寛の言葉との関連に注目が集まっています。
もし次週のお見合いでのぶが別の縁を結ぶことになったら、
二人の関係はどうなるのか…
そんな不安を感じずにおれないのは、わたしだけ?
3. 寛の言葉と今後の展開
3-1. 第34話の重要な伏線
前回のあんぱん第34話で、寛さんはのぶの心に響く言葉をかけていましたよね。
のぶが嵩との考えの違いや進路の相違を吐露した際、寛さんは優しく励まします。
「のぶちゃんは、信じる道を正直に走っていけばえい」
そして「今は平行線でも、いつか二人の道が交わる日が来るかもしれん」と続けましたよね。
この言葉は、のぶと嵩がいったん別々の道を歩むことを暗示しているようです。
Xでは「寛さんの言葉に泣いた」「名言製造機」といった感想が寄せられていて、私も心に刺さりました。
でも、もすかして、『のぶは嵩と別の人と、一度結婚する』ことを予言していたのかも…。
3-2. お見合いと史実の関係
次週のあんぱんでは、のぶにお見合いの話が持ち込まれることが予告されていますよね。
これは史実との関連を暗示する展開ですよね!
検索結果によると、のぶのモデルである小松暢さんは、やなせたかしさん(嵩のモデル)と結婚する前に、
一度日本郵船勤務の小松総一郎さんという方と結婚していたんです。
小松総一郎さんは暢さんより6歳年上で、戦争で召集された後、
病気で亡くなったという悲しい記録があります。
寛さんの「別々の道を歩む」という言葉は、この史実を反映した予言だったのかもしれません。
ドラマでは、若松次郎(中島歩)というキャラクターがのぶの最初の結婚相手になるという情報もあり、
史実に沿った展開になりそう…。
「#のぶと嵩」のハッシュタグでは「え、最初は違う人と結婚するの?」「切ない展開になりそう」といった反応も…。

悲しいー
4. のぶの母校教師への道
4-1. 夢への第一歩
あんぱん第35話の喜ばしい展開は、のぶの念願だった母校教師への道が開けたことですよね。
卒業と同時に、のぶは御免与尋常小学校の教師に配属されることが決まりました。
校長からは黒井先生の補佐として学校に残るよう打診されていましたが、のぶは自分の意志を貫きます。
幼い頃からの「教師になりたい」という夢が、ついに実現する瞬間!
のぶの成長を見守ってきた私たち視聴者にとっても、大きな感動ポイント!
幼い頃の「先生になって恩を返したい」という思いを胸に、のぶは故郷を選んだんですね。
4-2. 新たな決意
昭和13年3月、のぶは新米教師として教壇に立ちます。
あんぱん第35話の最後には、母校で教える姿が描かれました。
Xでは「#のぶ先生」というハッシュタグで
「自分の意志を貫いて素晴らしい」「成長したなぁ」「あの子が先生に!」という声が寄せられています。
一方で「愛国の鏡たれ」という黒井先生の言葉を受け入れるのぶの姿に
「時代の重さ」を感じる視聴者も多いようです。
戦時体制に向かう時代の中で、教育者としての責任を背負うのぶの姿が印象的~
これから教師としての立場と、嵩への思い、
そして次週予告されているお見合いの話と、
のぶはどんな選択をしていくのか、見守りたいです。
5. 戦時下の切ない愛
5-1. 蘭子と豪の無言の思い
あんぱん第35話で私にとって最も印象深かったのは、蘭子と豪(豪のはっぴ)のシーン。
朝、目を覚ましたのぶの隣に蘭子の姿はなく、彼女は出征した豪のはっぴにそっと触れていました。
わずか数秒の短いシーンながら、豪が着ていたはっぴをそっと撫でる蘭子の仕草だけで、
恋人を待つ切ない思いが伝わってきましてねー。
このシーンを見た視聴者が、ネットに
「蘭子………」「何かフラグ立ってそうで…」といったコメントを寄せています…。



私を含め、多くの人がそう感じてしまうのが、
また悲しい。
蘭子~‼
第29話での二人の約束「無事もんてきたら、わしの嫁になってください」という言葉を思い出すと、
なおさら胸が締め付けられます。
5-2. 迫り来る戦争の影
あんぱん第35話が描く昭和13年(1938年)は、第二次世界大戦前夜の緊迫した時代。
日中戦争が拡大し、国家総動員法が公布されるなど、日本は戦時体制へと突入!
豪の出征や「愛国のかがみたれ」という黒井先生の言葉には、当時の社会情勢が色濃く反映されている!
次週からは本格的に戦時体制に入っていくことが予告され、視聴者の不安も高まっていますよね。
この時代背景は、のぶと嵩の恋、蘭子と豪、メイコの純愛、そして千尋の恋心にも大きな障壁となるでしょう。
遠距離だけでなく、思想や価値観の違い、そして戦時下での生活の変化など、
人々の前には多くの試練が待ち受けているはずです。
豪、千尋、健太郎…
死ぬなよ…。
6. まとめ:転機を迎える物語
あんぱん第35話は、のぶの成長と新たな門出、そして時代の暗い影が忍び寄る転換点。
黒井先生の衝撃告白は、彼女の厳しさの裏に隠された人生の苦難を明かしましたね。
この告白は、のぶ自身の結婚観や人生観にも影響を与えるかもしれません。
子どもができないことで追われた黒井先生の経験は、
のぶが今後どんな結婚を選ぶかにも関わってきそうです。
そして第34話での寛の「いつか2人の道が交わる日が来るかもしれん」という言葉が、次週への伏線となりそう。
次週予告されたのぶのお見合いは、のぶと嵩の関係に新たな局面をもたらすでしょう。
検索結果によれば、のぶのモデル・小松暢さんは実際に嵩のモデル・やなせたかしさんの前に別の人と結婚しています。
これが気になります。
寛の感動を涙を誘う言葉の裏には、実はその伏線が隠れていたのでしょうか❓
朝ドラ「あんぱん」の物語は、次週いよいよ大きな転機を迎えそうです。







