おはようございます、なおじです。
今日も朝からドラマに心揺さぶられましたよ。
「あんぱん」第127話、いやぁ〜バイキンマンの登場にびっくりですね。
ハエみたいな羽のバイキンマン、子ども向けのキャラなのに深い意味がありそう。
それに八木さんの勲章の話や、三人のお母さんたちの静かな別れが、じんわり胸に染みてくる。
アンパンマンの世界が広がる中、現実の痛みが優しく描かれるこのエピソード、元教師の目から見ても感慨深いです。
光と影のバランスが絶妙。さあ、コーヒー片手に一緒に振り返ってみましょうか。
(ちなみに、今日のなおじのコーヒーは自家焙煎のグァテマラ)
今回の見どころはこちら:
- 🦟 バイキンマン、意外な羽の秘密にニヤリ
- 🏅 八木さんの勲章が語る、戦争のリアル
- 🕊️ 三人の母の別れ、人生の儚さを思う
- 😢 蘭子と八木の抱擁、遅咲きの春かな
- 📖 やなせさんの哲学が、心に響くよ


なぜバイキンマンに羽がついているのか、意外な秘密
第127話で嵩がアンパンマンに「何か足りない」と感じて、のぶの言葉から悪役を描き始めるシーン。
あの愛すべきバイキンマンが生まれる瞬間でしたね。
私の感想ですが、「バイキンマンが登場。ハエみたいな羽があったんだね」
なんか、忘れてました。
そう、バイキンマンの背中の羽はハエをモチーフにしたデザインで、公式サイトでも初期設定として触れられていました。
パンと菌の共存を表す哲学が込められていて、生きる上でバイキンを全部やっつけたら人間もダメになる—そんなメッセージを感じました。
やなせさんらしぃ。
さらに、「最後だ覚悟しろ」って言いながら、バイキンマンもアンパンマンもわざと外してるのだとか。
バイキンマンはどんくさいんじゃなく、わざと外してたのか。
ちょっと意外で、深くて、…笑っちゃいます。
影がなければ光もない、ってセリフが象徴的。
子ども向けなのに、こんなテーマを織り交ぜるなんて、やなせさんらしいユーモアですね。
授業で取り上げたら、生徒が「先生、それ本当?」って目を輝かせるんだろうなあ。
八木さんの勲章と、心に残る戦争のトラウマ
八木さんの告白シーンが心に刺さりました。
「おれは卑怯者だろうか」「一度断った君の取材受けるよ」。
八木さんは金鵄勲章をもらったことがあるけど、それが実は心の棘だったんですね。
兵隊の勲章は敵をどれだけ倒したかで決まる—夜襲で襲ってきた敵を突き刺した。
敵の命が失われる瞬間…、
そのまま死体を土嚢代わりに朝を待つ。
その時、ポケットから財布が落ちて、敵兵の妻と子の写真が出てきた。
これはつらいよ。
でも、戦争じゃこういうことが起きるんだろう。
NHK公式や産経新聞の報道でも、こうしたリアルな戦争体験が視聴者を揺さぶっているとありました。
このエピソードは歴史の教訓。
勲章の裏に潜む人間の苦しみを、ドラマがそっと教えてくれます。
勲章は軽し豆腐の上の雪の如し
三人の母の死、静かな描写が胸を締め付ける
昭和60年8月、さらっと三人のお母さん—登美子、羽多子、千代子の死が描かれてた。
やっぱり126話は、三人の母の死亡フラグだったかぁー。
のぶが棚に写真を並べて眺めるシーン、静かだけど心がざわつきますよ。
やなせさんの実人生でも家族の喪失が創作に影響を与えたと言われていて、現実の別れが淡々と語られるコントラストが印象的。
きっと切ない声が多いはず。
私も旅行好きとして思うけど、人生は短いもの。
幸せな瞬間を大切にしたいね。
「人生、写真みたいに永遠じゃないよ」ねぇー。
蘭子と八木の関係、遅い春の訪れに期待
そっと八木の手を握る蘭子。
抱きしめる蘭子。
やっと二人に遅い春が訪れたのか、(まだわからないけど。)
またもどかしい。
いい加減、幸せを与えてあげてよ、人生(あんぱん)終わっちゃうよ。
このシーン、蘭子が勲章のことを八木に尋ねて、八木が心のとげをさらけ出すシーンが秀逸。
3度見てしまった。
戦争の傷が恋愛に影を落とす描写に、涙が出そう。
やなせさんの言葉、「愛と勇気だけが友達さ」—まさにこの二人にぴったり。
視聴者として、みんなで応援したくなる関係だよ。
終わる前に、二人に幸せを!
アンパンマン世界の広がりと、私のちょっとした考察
一方、嵩の描くアンパンマンにはカレーパンマン、しょくぱんまん、ドキンちゃんなどが次々生まれる。
最後の、「アンパンマンと申します」
誰この人?」—
この人のこと気になるけど、やなせさんはバイキンマンを永遠の敵役として位置づけ、94歳まで創作を続けたんです。
そのきっかけを作った人なんでしょうね。
このドラマ、正義の逆転を描かないところがいい。
バイキンマンがいるからアンパンマンが輝く—人生の教訓みたいだよ。
以下はキャラクターの簡単比較表。
やなせさんの哲学を少し感じてみて。
キャラクター | 役割 | やなせさんのヒント |
---|---|---|
アンパンマン | 正義の味方 | 空腹の人に顔を分ける優しさ |
バイキンマン | 悪役 | ハエ由来の羽で共存象徴 |
ドキンちゃん | わがまま娘 | 物語に彩りを加える |
まとめ:光と影が交錯する回
今回の「あんぱん」第127話は、バイキンマン誕生から戦争の影まで、心に残るエピソードでした。
ポイントを整理すると:
- 💫 バイキンマンの羽、ハエ由来で共存の象徴だよ
- 🎭 八木の勲章、戦争の痛みが家族写真で浮き彫り
- 📱 三人の母の死、静かな別れが人生の無常を教えてくれる
- 🌟 蘭子と八木の抱擁、遅い春の予感に心温まる
主人公以外のキャラクターにもスポットライトが当たる。
これこそが優れたドラマの証拠ですね。
まさに「人生に脇役なし」
残り3話の展開が気になって仕方ありません。
なごりを惜しみつつ…、
