こんにちは、ドラマ好きの皆さん！今回は、話題のNHK朝ドラ『おむすび』について、ちょっと気になる現象をお話ししたいと思います。実は、この作品、視聴者離れが深刻なんです。せっかくの朝ドラなのに、なぜこんなことに？
今回は、その理由を5つにまとめてみました。一緒に見ていきましょう！
1. ギャル文化とのミスマッチ
まず一つ目の理由は、ギャル文化との相性の悪さです。『おむすび』は2004年を舞台に、ギャル文化を描いているんですが、これが朝ドラの視聴者層とうまくかみ合っていないんです。
「朝からギャルはイライラする」なんて声も上がっているようで、朝の爽やかな気分でドラマを楽しみたい視聴者にとっては、ちょっと刺激が強すぎるのかもしれません。ギャル文化って、確かに2000年代を象徴する文化の一つですよね。でも、朝ドラの主な視聴者層である主婦や高齢者の方々にとっては、少し距離感のある題材なのかもしれません。
また、ギャル文化を通して何を伝えたいのか、ストーリーの意図がはっきりしないという指摘もあります。「延々と無責任な日々が続くだけで大人や社会に守られながら思い上がる未熟な子供の物語になってる」なんて厳しい意見も。
確かに、ギャルの外見的な特徴だけでなく、その文化の本質や、主人公がギャルになっていく過程をもっと丁寧に描いてほしかったという気持ちはわかります。
2. ストーリー展開の物足りなさ
二つ目の理由は、ストーリー展開の物足りなさです。「話のテンポが悪い」「ストーリーに魅力を感じない」という声が多く聞かれています。
脚本を担当しているのは、根本ノンジさん。過去の作品で高い評価を得ている脚本家さんなので、期待値が高かっただけに、視聴者の失望感も大きいようです。キャラクター設定や展開の不自然さも指摘されており、ストーリーの魅力不足が離脱の一因となっているんです。
例えば、主人公の米田結の行動に一貫性がないという指摘があります。書道に興味がなかったのに、イケメンの先輩がいるから入部したり、ギャルを嫌っているのに、ハギャレン（博多ギャル連合）の誘いを断れずに仲間になってしまったり。主人公の行動に主体性がなく、いきあたりバッタリに見えてしまうんです。
また、結がギャルをどう思っているのかが不明確だという声も。「共感/憧れ」なのか「嫌悪/忌避」なのか、主人公の心理描写がもっと丁寧に描かれていれば、視聴者も共感しやすかったのではないでしょうか。
3. 橋本環奈の目の下の「クマ」問題
三つ目の理由は、ちょっと意外かもしれませんが、主演の橋本環奈さんの目の下の「クマ」が話題になっているんです。
橋本さんといえば、その美貌で知られる人気女優さんですよね。でも、『おむすび』では目の下のクマが目立っているそうで、これが視聴者の気になるポイントになっているようです。
もちろん、役作りの一環かもしれませんし、単に撮影のスケジュールがハードだったのかもしれません。でも、朝ドラは毎日見るものだけに、主演女優さんの顔立ちは大切なポイント。特に朝から見るドラマなので、爽やかさや健康的な印象も求められるのかもしれません。
ただ、これはあくまで視聴者の一部の意見で、橋本さんの演技力や魅力を否定するものではありませんよ。むしろ、役に入り込んでいる証拠かもしれません。
4. 橋本環奈の演技への評価
四つ目の理由は、橋本環奈さんの演技に関する評価です。
橋本さんは、その美貌と人気で知られる女優さんですが、朝ドラという長丁場の連続ドラマでの主演は初めてです。そのため、演技力に対する期待と不安が入り混じっていたのかもしれません。
一部の視聴者からは、「演技が浅い」という声が上がっているようです。朝ドラは毎日15分間、半年にわたって放送される長期シリーズです。そのため、主演女優には高い演技力と持続力が求められます。橋本さんの演技が、そうした期待に十分に応えられていないと感じる視聴者もいるようです。
ただし、これは橋本さん個人の問題というよりも、脚本や演出の問題かもしれません。主人公の心理描写が十分でないため、演技で表現しきれない部分があるのかもしれません。また、橋本さんの多忙なスケジュールのため、十分な準備時間が取れなかった可能性も指摘されています。
5. キャラクター設定の不自然さ
最後の理由は、キャラクター設定の不自然さです。
特に問題視されているのが、ハギャレンのメンバーの行動です。例えば、結をメンバーに引き入れるために「どうしても必要」と言って脅しをかけておきながら、「ダンスができなければクビ」と言うのは矛盾しているように見えます。
また、結の姉である歩（仲里依紗）のキャラクター設定も、視聴者を戸惑わせているようです。歩は「伝説の頭」と呼ばれるほどのギャルだったそうですが、その設定がすでに違和感あり、という指摘があります。
さらに、結がギャルや姉を嫌う理由も、視聴者にとってはわかりにくいものになっているようです。第8回で幼少期の回想シーンが流れ、その理由が少し明らかになりましたが、それでも十分な説明になっていないという声もあります。
キャラクター設定の不自然さは、ストーリーの説得力を弱め、視聴者の共感を得にくくしてしまいます。朝ドラは、主人公の成長を描く物語が多いですが、その成長の過程が不自然だと感じられると、視聴者は物語に入り込みにくくなってしまうんです。
まとめ：『おむすび』の今後に期待
さて、ここまで『おむすび』の視聴者離れの理由を5つ見てきました。確かに、いくつかの問題点はありそうですね。でも、まだ始まったばかりのドラマ。これからどんな展開を見せてくれるのか、まだまだ期待できる部分もたくさんあると思います。
例えば、結の姉である歩のストーリーが今後展開されていくようです。歩が震災で受けた心の傷が、どのように描かれていくのか。そして、それが結やほかのキャラクターにどんな影響を与えていくのか。これは非常に興味深いポイントになりそうです。
また、橋本環奈さんの演技も、ドラマが進むにつれて成長していく可能性があります。長期シリーズならではの、俳優さんの演技の変化も楽しみの一つですよね。
そして、ギャル文化についても、単なる外見的な特徴だけでなく、その時代背景や若者の心情なども深く掘り下げていってほしいところです。2000年代初頭という、今の若い世代にとっては「懐かしの時代」を描くことで、新しい視点を提供してくれるかもしれません。
確かに、視聴率は第1回の16.8%から徐々に下がり、10月7日には14.4%まで落ち込んでしまいました。でも、これはチャンスでもあるんです。視聴者の声に耳を傾け、ストーリーや演出を改善していく余地があるということですからね。
NHKも、三顧の礼で迎えた橋本環奈さんに恥をかかせるわけにはいきませんから、きっと何か手を打ってくるはずです。
例えば、歩のストーリーを中心に据えて、視聴者の興味を引き戻す作戦に出るかもしれません。
私たち視聴者も、もう少し温かい目で見守ってあげるのもいいかもしれませんね。朝ドラは半年間続く長い物語です。序盤でつまずいても、中盤から盛り返すこともあります。『おむすび』が、どんな味わい深いドラマに育っていくのか、これからが本当の勝負どころかもしれません。
最後に、皆さんにちょっとした提案です。「#おむすび反省会」というハッシュタグが話題になっているようですが、これを「#おむすび応援会」に変えてみるのはどうでしょうか？批判的な意見ももちろん大切ですが、同時に建設的な意見や応援メッセージも送ることで、ドラマがよりよい方向に進化していく可能性もあります。
ドラマは、作り手と視聴者が一緒になって作り上げていくものです。『おむすび』が、視聴者の声を聞きながら、どんどん面白くなっていくことを願っています。これからの展開に、ますます目が離せませんね！
皆さんは『おむすび』をどう思いますか？感想や意見があれば、ぜひコメント欄で教えてくださいね。一緒に、この朝ドラの行方を見守っていきましょう！
