日曜劇場『御上先生』第1話では、文部科学省の若きエリート官僚・御上孝（松坂桃李）が進学校「隣徳学院」の教師として赴任するという異色の設定が展開されました。
物語は国家公務員試験会場での刺殺事件から始まり、教育現場と官僚制度を絡めた緊張感あふれるストーリーが描かれています。
御上が生徒たちに投げかけた「君たちは真のエリートではなく、上級国民予備軍だ」という挑発的なセリフや、教育改革をテーマにした深い問いかけが視聴者に強い印象を与えました。
さらに、冒頭の殺人事件や御上の過去など、多くの伏線が張り巡らされており、サスペンス要素も楽しめます。
視聴者からは「壮大なスケール」「考えさせられる展開」といった好意的な感想が寄せられる一方、「非現実的」という意見も見られました。
しかし、テーマ性やキャラクター描写への評価が高く、今後の展開への期待が高まっています。
また、筆者自身が経験した若手キャリア官僚とのエピソードとも重なり、御上先生の姿勢に共感しました。
このドラマは単なる学園ドラマではなく、日本社会への鋭い問いかけとしても楽しめる作品です。
次回以降、伏線回収やキャラクター間の成長に注目しながら視聴を続けたいと思います。
