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フジドラWinterで見たい名作ドラマ3選!元教師が『高校生にも見せたい』理由

こんにちは、なおじです。

2025年11月21日から、フジテレビのキャンペーン「フジドラWinter」が始まりました。

TVerとFODで、新旧あわせて80作品を超えるドラマが順次無料配信される、ドラマ好きにはたまらない約2か月なんですよね。

ただ、ラインナップを眺めていると「どれから見たらいいのか分からない……」と固まってしまう方も多いはずです。

昨晩も、なおじが配信一覧とにらめっこしていたら、妻に「どうせ全部は見きれないんだから、先に3本決めなさいよ」と冷静に突っ込まれました。(あんたは正しい。ぐうの音も出ませんよ〜。)

教場、キムタク

そこで今回は、元社会科教師として35年間、生徒たちを見てきた視点から選んだ「高校生にも本気で見せたい名作ドラマ3本」を紹介します。

配信期間中(2026年1月16日まで)に、ぜひ押さえておきたい3作品なんですね。

この記事でわかること

  • フジドラWinterキャンペーンの基本情報
  • 元教師が「高校生にも見せたい」と感じた名作ドラマ3本
  • 3作品から見えてくる、家族・学校・人生の学び
  • 限られた期間でムリなく楽しむための視聴戦略
目次

フジドラWinterキャンペーンってどんなの?

フジドラWinterは、フジテレビが実施している期間限定の無料配信キャンペーンです。

2025年11月21日から2026年1月16日まで、TVerとFODで80作品以上のドラマが順次配信されます。

ラインナップには「教場」シリーズや「最後から二番目の恋」「リッチマン、プアウーマン」など、近年の話題作から懐かしの名作まで幅広く含まれています。

ジャンルも恋愛、ヒューマン、サスペンス、職業ドラマとバラエティ豊かで、世代を問わず楽しめる構成になっているんですよね。

テレビのリアルタイム放送と違って、好きな時間に好きなだけ見られるのもポイントです。

通勤・通学のスキマ時間や、寝る前の30分を「ドラマ時間」に変えるには、ぴったりのキャンペーンと言えるでしょう。

元教師が選ぶ「今の高校生にも見せたい」ドラマ3本

ここからは、なおじが「今の高校生にも見せたい」という観点で選んだ3本を紹介していきます。

ただの「面白い作品」ではなく、「見たあとに、少しだけものの見方が変わるドラマ」を重視しました。

1つ目の視点は「家族関係の複雑さ」をどう描いているかです。

親子の期待と現実のズレ、兄弟姉妹の競争心、世代間ギャップなど、教室で生徒たちの話を聞いていると、家族の話題は本当に根が深いんですよね。

こうしたテーマを描いたドラマをじっくり一本見るだけで、生徒たちが自分の家族関係を少し客観的に見られるようになった、という感覚を何度も味わってきました。

朝ドラ『ばけばけ』でも、恋愛や結婚が家族の思いとぶつかる場面が続きますが、その構図はフジ系の名作ドラマにも通じています。

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2つ目の視点は「学校という社会の縮図」がどう描かれているかです。

教室や部活動は、小さな社会そのものです。友人関係、先輩・後輩、先生との距離感、暗黙のルール。

学園ドラマの中には、こうした「教室の空気」を驚くほどリアルに切り取った作品が少なくありません。

そうしたドラマを一緒に見ることで、生徒たちは、自分の立ち位置や振る舞いについて、授業とは違う角度から考えるようになるんですよね。

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3つ目の視点は「人生の選択肢の多様さ」をどう提示しているかです。

高校生は、進学か就職か、その先でどんな人生を歩むのか、まさに分岐点の時期にいます。

ドラマの登場人物たちが、迷いながらも決断し、時には失敗しながら前に進んでいく姿を見ることで、生徒自身の価値観も少しずつ揺さぶられていきます。

なおじとしては、その「揺さぶり」こそが、ドラマを教育的に活かすいちばんのポイントだと感じているわけです。

フジドラWinterで今こそ見たい名作ドラマ3本

最後から二番目の恋

ここからは、具体的な3作品を表にまとめて整理しておきます。

どれも、なおじが「高校生にも見せたい」と感じているドラマです。
(ちなみに、なおじは中学校・小学校の教師でしたがね。)

【表題】フジドラWinterで今こそ見たい名作ドラマ3本

作品名ジャンル・舞台高校生にも見せたい理由
教場警察学校を舞台にした人間ドラマ厳しい規律の中で「個」をどう守るか、仲間とどう向き合うかというテーマが、進路や将来を考え始めた高校生にグサッと刺さる作品です。警察学校という特殊な環境を通じて、「組織」と「自分らしさ」のバランスを考えさせてくれるんですよね。
最後から二番目の恋大人の恋と人生の再出発を描くドラマ中年世代の恋愛や仕事の悩みを通して、「年齢を重ねても人生はやり直せる」というメッセージが伝わる作品です。高校生にとっては、親世代の本音や、大人になることのリアルを知るきっかけになります。
リッチマン、プアウーマンITベンチャー企業が舞台の現代的サクセスストーリー起業やキャリアについて悩む若い世代に、「学歴や肩書きだけでは測れない可能性」を教えてくれるドラマです。働く意味や、自分の強みをどう活かすかを考える材料としても非常に優れているんですよね。

ここからは、それぞれの作品を、なおじなりの視点で少しだけ補足していきます。

「どれから見ようかな」と迷ったときの判断材料にしていただければうれしいです。

まず「教場」。

警察学校という閉じた環境の中で、教官と生徒たちの緊張感あるやり取りが続きます。

組織のルールに従わなければ生き残れない世界で、それでも「自分らしさ」を捨てたくない若者たち。

高校生が見ると、「社会に出るってこういう厳しさもあるのか」と、少し背筋が伸びるタイプのドラマだと思います。

次に「最後から二番目の恋」。

中年独身女性と、家族・仕事に悩む男性との出会いから始まる物語です。

一見、高校生には遠い世界に思えるかもしれませんが、親世代の恋愛や葛藤を知ることで、「親も完璧じゃない、一人の人間なんだ」と感じられるようになるのでは…。

親子関係にモヤモヤを抱えている高校生ほど、このドラマから受け取るものは多いはず。

そして「リッチマン、プアウーマン」。

ITベンチャー企業を舞台に、天才的な経営者と不器用な就活生がぶつかり合いながら成長していく物語です。

学歴や偏差値に縛られがちな高校生に、「どこで学んだか」以上に「そこで何を身につけたか」が大事だよ、というメッセージを投げかけてくれます。

進路指導の現場でも、本当はこういうドラマを一緒に見ながら話せたらいいのになぁ、と感じてしまうくらいなんですよね。

放送当時の時代背景から、令和の今だからこそ見える「新しい価値」

ここからは、なおじが特に伝えたい「ドラマを見るときの視点」についてです。

それは、「放送当時の時代背景」と「令和の今」を重ねて見る、ということなんですね。

過去のドラマには、その時代の価値観や空気がそのまま詰まっています。

10年前には当たり前だった表現が、今見ると「ちょっと引っかかるな」と感じることもあるでしょう。

逆に、まったく古びないテーマに驚かされることもあります。

家族愛、友情、責任、成長といった普遍的なテーマは、時代を超えて心に響き続けるんですよね。

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時代や国の違う作品を比べることで、「社会が何を大事にしてきたのか」「どこが変わらずに残っているのか」が見えてきます。

フジドラWinterに並んだ名作ドラマも、そうした比較視点で見ると、また違った表情を見せてくれるはず。

高校生と一緒に見るときには、「この場面、今だったらどう描かれるかな?」と問いかけながら見るのがおすすめです。

そうすることで、ただの「懐かしドラマ鑑賞」が、「社会科の考える授業」に早変わりするわけです。

よくある質問——配信期間内に全部見られる?

Q1. 80作品って、配信期間中に全部見られるの?

A. 率直に言うと、全部は無理です(笑)。
でも、全部見ようとする必要はありませんよね。

なおじとしては、「自分にとって今必要そうだと感じる作品を3〜5本だけ選ぶ」くらいがちょうどいいと思っています。

深く刺さる3本を見たほうが、なんとなく10本流し見するより、ずっと心に残るんですよね。

Q2. 高校生向けといっても、今の若い子が昔のドラマに興味を持つかな……

A. ここは、心配しすぎないことかも…。

良い脚本、良い演出、良い演技は、時代を超えて伝わります。

フジドラの名作には、「人間関係」「家族」「成長」「葛藤」といった、いつの時代にも通じるテーマが詰まっています。

そうした作品は、高校生の感受性だからこそ、より強く響くことも多いんですよね。

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Q3. 見逃してしまった場合、後から追いかけ配信される?

A. フジドラWinterの配信期間中(11月21日〜1月16日)であれば、作品ごとの配信期間内に何度でも見返せます。

ただし、キャンペーン終了後に同じ作品がすぐに見られるとは限りません。

ですから、「今しかない」と思って逆算するのが大事です。

テスト期間や行事の予定も考えながら、「この週はこの1本だけは見よう」と決めておくと、見逃しが減るはずです。

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筆者プロフィール

なおじ:元社会科教師(35年)・元バスケットボール部顧問。
現在はブロガーとして、ドラマ・歴史・政治・スポーツなどを多角的に分析。

生徒指導の経験を活かし、わかりやすく・深く・論理的な解説を心がけています。
ときどき妻にツッコまれながらも、毎日コツコツ書いているんですよね。

教場

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