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『キャスター』第1話の【見どころ5選】|視聴率14.2%で好発進

「テレビで伝えてるニュースって本当は嘘だらけ?阿部寛の挑発的な問いかけに、思わず自分の情報源まで疑っちゃった!」

みなさん、4月からスタートした日曜劇場『キャスター』、もう見ました?

4月13日(日)に放送された第1話、視聴率なんと14.2%という超好調なスタートを切ったんです!

阿部寛さん演じる「手段を選ばず真実を追いかける」進藤壮一と、永野芽郁さん演じる若手演出家・崎久保華の対立を軸に、報道の裏側がリアルに描かれていて、SNSでも大反響でした。

「真実って何?」
「報道の正義って?」

なんて重いテーマなのに、ミステリー要素も満載で、思わず引き込まれちゃいましたよね。

「この番組を正すために来た」という進藤の第一声から始まる波乱の展開、見逃した人には絶対チェックしてほしい!

今回は初回から話題沸騰の『キャスター』第1話から、特に注目すべき5つの見どころをご紹介します。

次回放送前にここだけはおさえておきたいポイントばかりですよ!

目次

見どころ①:阿部寛演じる”型破りキャスター”進藤壮一の存在感

キャスター相関図

「この番組を正すために来た」——この一言で場の空気を凍りつかせる進藤壮一の登場シーン、インパクト大でしたよね!

視聴率低迷に苦しむ報道番組『ニュースゲート』の新キャスターとして、公共放送から引き抜かれてきた進藤は、初日からスタッフに改革宣言をぶちかましました。

堅物に見える公共放送出身者が、実は「慣例を破るスタイルを次々と宣言」する意外性がたまりません。

この「型破り」なキャラクターを阿部寛さんが見事に演じ切っています。

特に内閣官房長官の生出演がキャンセルになった場面での行動力と判断力!

他のスタッフが慌てる中、新人ADの本橋(道枝駿佑を連れて官房長官に直接会いに行く姿は、さすがベテラン記者の貫禄です。

「世の中を動かすのは真実!」という信念のもと、真実を伝えるためには「手段を選ばない」進藤の姿勢は、現代の報道への痛烈な問いかけになっているようでした。

「どんな手段を使っても裏付けを取りにいく」スタイルが、時に倫理的な境界線を越えてしまうのか、それとも本当の正義なのか…そのジレンマが視聴者の考察意欲をかき立てます。

進藤の魅力は「改革者」と「策略家」という二面性にありますね。

一方では報道の本質を取り戻そうとする理想主義者でありながら、「独自のルールで調査を行い、既存のルールはおかまいなし」という複雑さ。

特に第1話ラストでは、進藤自身が官房機密費を受け取った疑いがかけられるなど、彼の行動の真意を計りかねる展開に!

「彼は正義の味方?それとも別の目的がある?」という疑問が次回への期待を高めます。

阿部寛さんは3年ぶり6回目の日曜劇場主演で、報道という新たな領域に挑戦。

映画『ショウタイムセブン』でのキャスター役の経験を活かしつつも、全く異なる「報道を正すリーダー的存在」として圧倒的な存在感を見せています。

この進藤壮一というキャラクターが今後どう化けていくのか、目が離せません!

見どころ②:報道倫理と”真実”を問うテーマ性

『キャスター』第1話の衝撃的なのは、単なるヒーロードラマではなく、現代の報道が抱える根本問題に切り込む社会派テーマの深さです。

作中で少女がつぶやいた「キャスターが一番嘘をつくというセリフが、このドラマの本質を象徴していると思いませんか?

特に考えさせられたのは、進藤が官房長官と同じ珍しい血液型の少年・拓海が死亡した事実を知りながら、あえて報じなかった判断です。

この決断の背景には「事実の一部だけを報じることでバッシングを生む危険性」への深い理解がありました。

進藤は「世間が必ず『官房長官のために少年が死んだ』と受け止める」と予測し、執刀医から「どちらも救おうとした」という証言を得た上で報道方針を変更したんです。

ここで問われているのは「真実だから報じる」という単純な基準を超えた、報道者としての倫理と覚悟

センセーショナルな見出しで視聴者の怒りを煽ることが”真実を伝えること”なのか?

という根源的な問いかけが、ドラマ全体を貫いています。

官房長官への取材シーンでは「権力VS報道」の緊張関係が鮮やかに描かれました。

羽生官房長官(北大路欣也が進藤に向かって「あなたを許さない理由がある」と言う場面には、過去の因縁が示唆されていて、今後の展開が楽しみですね。

現代メディア環境に対する批判的視点も見逃せません。

「若い人は全く見てない」「テレビはオワコン」という認識が番組内で語られ、視聴率低迷に苦しむ報道番組の現実が描かれています。

これは単なるドラマ上の設定ではなく、私たちの情報消費のあり方そのものを問いかけているんでしょうね。

骨太な社会派テーマながらも、ICレコーダーの音声紛失やタクシーの車載カメラ映像など、証拠や手がかりが散りばめられたミステリー要素がエンタメとしての面白さを高めています。

視聴者自身が「真実とは何か」を推理しながら楽しめる構成になっているのが、このドラマの大きな魅力だと感じ増ました!

見どころ③:永野芽郁×阿部寛の世代間バトル

『キャスター』を重層的にしているのが、進藤壮一(阿部寛)崎久保 華(永野芽郁)の対立関係です。

バラエティ番組で活躍していた崎久保と、公共放送で15年のキャリアを持つ進藤価値観の違いが、ドラマに絶妙な緊張感をもたらしています。

リハーサルと本番の対比が特に印象的でした!

リハーサルでは崎久保の演出で官房長官に贈収賄疑惑を鋭く追及する場面が設定されていたのに、本番では台本通りの無難な進行に…。

これって現代のテレビ報道が抱える「形式化」「忖度」の問題を象徴していませんか?

「本当に伝えるべきことが伝えられない」というジレンマがリアルに描かれていましたよね。

永野芽郁さん演じる崎久保が放った「視聴率15%超えたら真実を暴きます」というセリフには、ハッとさせられました。

この言葉には「不本意だった報道への異動を受け入れた」背景に特別な理由があることが示唆されていて、重要な伏線になっていると思います。

当初は進藤に反発していた崎久保が、徐々に彼の信念に触れて成長していく様子も見どころの一つ。

同時に「進藤の過去に疑念を持ち始める」という複雑な心理変化も見せるなど、単純な師弟関係ではない重層的な人間ドラマが展開しそうです。

世代間のメディア観の違いも鮮明に描かれています。

デジタル世代の崎久保と、アナログ時代から報道に携わってきた進藤では、「視聴者にとっての価値」「真実の伝え方」の考え方が根本的に異なります。

この対立が時に火花を散らし、時に互いを補完し合うダイナミズムが、現代メディアの過渡期を象徴しているようです。

阿部寛さんと永野芽郁さんという異なる世代を代表する実力派俳優の演技の化学反応も見逃せません!

特に崎久保が「進藤とベテランスタッフの間で板挟み状態」になる場面での永野芽郁さんの繊細な演技

「信頼と葛藤が交差する構図」は、このドラマの最大の魅力。

見どころ④:冒頭20分の怒涛の展開とミステリー要素

ドラマを見た人なら共感すると思いますが、『キャスター』第1話の冒頭20分間の展開の速さにはマジで息をするのも忘れちゃいませんでしたか!

「開始20分でゾクゾク」とSNSでも話題になったこの導入部は、もはや映画レベルの緊張感です。

オープニングから羽生官房長官の緊急搬送という想定外の事態が発生し、それに伴う番組の変更、少年拓海のドナー適合判明、そして第二秘書・川本の自殺疑惑という怒涛の展開。

一見バラバラに見える出来事が、実は緻密に計算された伏線だったことに気づいたときの興奮といったら!

特に印象的だったのが、証拠収集の描写方法。

タクシーの車載カメラ映像や、進藤が密かに録音していたICレコーダーの音声など、ミステリー作品さながらの証拠集めが随所に散りばめられています。

これらの「証拠」が視聴者の目の前で明かされたり、失われたりすることで、私たちも一緒に真相を探るような参加型の視聴体験が生まれるんです。

「贈収賄疑惑」と「第二秘書の自殺」という社会派ドラマらしい重いテーマも、緊迫した生放送の裏側という舞台設定によって、スリリングなエンタメとして昇華されています。

特に放送直前20分の現場の慌ただしさ、緊急取材から戻ってきた進藤の判断、そして生放送が始まるギリギリの緊張感!

テレビの裏側をこんなにリアルに描いたドラマって、最近なかったですよね。

ミステリーファンにとっても見逃せないのが、進藤の目線から描かれる「証拠」の数々。

彼が事件を俯瞰するように整理する思考プロセスが視覚的に描かれ、視聴者自身も一緒に推理できる構成。

初回からこれだけの謎が散りばめられているということは、今後さらに複雑な事件が待ち受けている予感!?

見どころ⑤:進藤の過去と今後につながる伏線

『キャスター』第1話真の魅力は、報道の現在を描きながら、進藤壮一という男の過去と未来をつなぐ伏線の数々にあります。

第1話冒頭の1982年のシーンから、このドラマはタイムラインを行き来する複雑な物語になることを予感させます。

最も気になるのは、幼い頃の進藤が目撃したという「松原哲」という人物との関わり。

この場面がなぜ冒頭に置かれているのか?

そして自衛隊輸送機事故と進藤の父親との関連性を示唆するシーンには、彼がキャスターを志した根本的な動機が秘められているようです。

「真実を伝える」という彼の執念は、単なる職業倫理を超えた個人的な使命感から来ているのかもしれません。

羽生官房長官(北大路欣也)が進藤に向かって「あなたを許さない理由がある」と語るシーンには、思わず身を乗り出してしまいました。

この因縁は一体何なのか?

政治家と報道者の対立を超えた個人的な確執が、何かありますよね。

さらに国定会長(高橋英樹との関係性の複雑さも見逃せません。

表向きは進藤を高く評価しているように見える国定ですが、「あいつはヤクザなんだから」という発言から、何か裏があるような・・・。

進藤の「手段を選ばない」取材スタイルに対し、一言ありそうな雰囲気が窺えます。

彼らの間には何があったのか?

国定の「まだ大物が控えている」という不穏な発言は、今後の一波乱を予感させますよね。

進藤のデスクにリストアップされる未解決事件や政財界のスキャンダル資料も重要な伏線でしょうね。

第1話で官房長官の贈収賄疑惑を追及した彼が、次にどんな「大物」に照準を合わせるのか?

そして彼自身が「機密費を受け取った」という疑惑は本当なのか?

第1話ラストの衝撃的な展開は、進藤という人物の複雑さをさらに増していました。

「闇に葬られた事件」の存在を示唆するシーンからは、このドラマが単なる週替わりの事件ものではなく、全体を貫く大きな物語があることが予感されます。

第2話以降で明かされる進藤の過去と彼が追い求める「真の目的」に、今から心が躍っちゃいます!

まとめ:第1話から目が離せない社会派エンターテインメントの誕生

『キャスター』は第1話から「社会派ドラマ」と「エンタメ性」の絶妙なバランスを持った作品として、視聴率14.2%という好スタートを切りました。

単なる報道ドラマではなく、人間ドラマとミステリーが融合した新しい形のエンターテインメントとして、今後の展開から目が離せません!

次回は進藤自身が機密費受け取りの疑惑をかけられる展開から始まります。

彼は自らの無実を証明できるのか?

そして「真実」を伝える者が疑われる皮肉な状況から、どんな真実が明かされるのか?

次の日曜が待ちきれません!

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