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べらぼう第35話感想|定信の大誤解と歌麿の転機、風刺が裏目に出た皮肉な展開

今回、本当にビックリ!

こんにちは、なおじです。

蔦重たちが定信をからかうつもりで作った黄表紙が、まさかの大絶賛されちゃうなんて…。

第35話「間違凧文武二道(まちがいだこ ぶんぶのふたみちは、もう笑うに笑えない展開の連続でしたね。

今回のびっくりポイント

  • 😅 蔦重の皮肉が定信に大ウケしちゃった件
  • 💕 歌麿の「ちゃんとしてえ」発言にキュン
  • 🤦‍♂️ 民衆の「凧あげで国が治まる」説
  • 😰 次回の『鸚鵡返文武二道(おうむがえしぶんぶのふたみち)』が怖すぎる
目次

定信の勘違いがもう…笑えない

蔦重「やべっ、バレた?」からの「え、喜んでる?」

蔦重と喜三二が仕掛けた『文武二道万石通』

畠山重忠松平家の梅鉢紋を着せて、武士を「できる人」「できない人(ぬらくら者)」に分ける話なんですけど、これって完全に定信の改革をバカにしてるわけですよ。

ところが定信、読んでみてどう思ったか。

「蔦重大明神がそれがしを励ましてくれているということ!

大明神は私がぬらくら武士どもを鍛え直し、田沼病におかされた世を見事立て直すことをお望みだ!」

…もう、蔦重の顔が青ざめるのがわかりますよね。

「え、マジで?」って感じだったでしょうね。

蔦重の意図定信の受け取り方
「改革なんてムダだよ〜」「改革頑張れって応援してくれてる!」
「定信ってバカだよね」「俺って重忠みたいにカッコいい!」
「皮肉だよ、皮肉!」「感動した!もっと頑張る!」

民衆も大勘違い「凧あげで国が治まる」って何それ?

さらにヤバいのが一般の人たちの反応。

定信が出した文書を読んで、なぜか「凧をあげれば国が治まる」って噂が広まっちゃって。

女郎屋では馬乗り芸で弓の真似事してるし、もう「改革ごっこ」状態。

これ、現代で言うなら、政治家のマニフェストを読んで「TikTokやれば景気回復する」って勘違いしてるようなもの?

風刺作家の蔦重としては、もう頭抱えたくなりますよね。

歌麿の「ちゃんとしてえ」に泣いた

石燕先生の死がもたらした変化

師匠の石燕が亡くなって、歌麿の心境に大きな変化が。

「生きる気力がない」って蔦重に感じさせていた歌丸が言った言葉がこれ。

「ちゃんとしてえって思った」

この一言、すごく重いですよね。

「なんとなく生きてる」から「ちゃんと生きたい」への転換。

20代の皆さんなら、きっと共感できるはず。

おきよちゃんが蔦重に頭下げるシーン

おきよが蔦重に頭を下げるシーン。

耳が聞こえず、しゃべることもできないおきよさん。

蔦重たちに頭を下げてる時の心情どうだったでしょう。

きっと不安で不安でしゅがなかったでしょうね。

でも、きよを認め逆にきよに頭を下げた蔦重。

このシーンなけました。

でも、耳が聞こえないきよは、なぜ蔦重が自分に頭を下げているのかわからない。

逆に、「歌麿と別れてくれ」と言われているんじゃないかと心配してしまうきよさん、このシーンにはクスッときました。

そして、ついに来ました。浮世絵師 歌麿の誕生!

蔦重は、歌麿の描いた絵を百両で書いとります。
いい話じゃないですか。弟のような存在の歌に、百両もの大金をポンと出す蔦重。

ですが、ていさんが「百両、ちゃんと取り戻せよ」って蔦重に声をかける。
一瞬ギョっとなったけど、

ていさんの言葉の裏には、「歌麿への信頼」、そして女将としての責任感が込められていたんですね。

春町先生の新作がヤバそう

「これはからかいじゃない、諫めだ」

前作が誤解されまくったのに、春町先生は懲りずに新作『鸚鵡返文武二道』を準備。

でも今度はもっと辛辣な内容で、ていさんも心配してる。

春町の言葉:「これはからかいではなく、諫めのつもりだ」

「諫める」って要するに「マジでヤバいから気づいて」って意味。

でも前回の誤解のようにはいかないでしょう。

いくらなんでも定信から、きついお咎めがあるのでは…。

ていさんの「ふんどしの守様」呼び

ていさんが定信を「ふんどしの守様(かみさま)」って呼んでるの、めちゃくちゃ面白い。

真面目に言ってるから余計にツボ。

でも、ていさんは鋭い人。

武士が新しい弓を持ってることや、みんなが論語の最初の部分しか読んでないことに気づいてる。

次回が怖すぎる件

定信の逆鱗に触れる予感

正直、次回が怖すぎます。

『鸚鵡返文武二道』は前作よりもっと鋭い風刺らしいので、さすがの定信も「これはからかわれてる」って気づきそう。

そうなったら…絶版どころか、蔦重たちにお咎めが来るかも。

時代の空気が変わってきた

天明から寛政へ。

この時代の変わり目って、要するに「自由な空気」から「厳しい管理社会」への転換点。

現代で言うなら、SNSで何でも言えた時代から、炎上を恐れて発言に気をつける時代への変化みたいな感じでしょうか。

気になるのは、予告で、春町先生の切腹場面がちらっと映ったこと。

「え、春町切腹させられるの?]

まとめ|誤解って怖いけど面白い

今回の学び

  • 🎭 風刺は相手に伝わらないと意味がない
  • 💝 人生の転機は意外とシンプルな言葉から
  • 😅 政治家の勘違いは昔から変わらない
  • 😰 次回、マジでヤバそう

歌麿の「ちゃんとしてえ」って言葉、すごく響きました。

みんなも何かの転機で、こんな素直な気持ちになったことありませんか?

それにしても、蔦重の皮肉が定信に絶賛されるなんて…。

これ、現代でも政治家をdisったつもりのツイートが、本人にリツイートされちゃうような感じ?

次回の『鸚鵡返文武二道』、どうなるんでしょう。

蔦重たちの運命が心配で仕方ありません!

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