こんにちは、なおじです。
昔から、お寺というのは怖い話の宝庫でしてね。
墓地があって、古い建物があって、住職さんは何百年も前の言い伝えを知ってる。
で、そういう話を聞きたがる人間が必ず現れるわけです。
今朝のばけばけ第56話、まさにそれ。
伊武雅刀さん演じる大雄寺の住職が、ヘブン先生を墓地へ誘い、怪談を語り始める展開。
怪談作家・小泉八雲の原点が、ここから始まるんですね。
それにしても、おトキちゃん怪談話にわくわくしすぎ…。

この記事でわかること
- 伊武雅刀が演じる大雄寺住職の役どころと9年ぶり朝ドラ出演の意義
- ヘブン先生の金縛りお祓いシーンの見どころとコミカルな演出
- 大雄寺と松平家の歴史的背景と菩提寺が担った文化的役割
- おトキちゃんが怪談話に嬉しそうだった理由と心理
- 錦織先生がお祓いの説明文を書いた経緯と二人の関係
- 第56話に登場した主要人物とその関係性一覧
- ヘブン先生が怪談と出会う歴史的意味と小泉八雲の作家性
- 「水あめを買う女」という怪談が次回以降に語られる展開予想
伊武雅刀が演じる大雄寺住職の役どころ

9年ぶりの朝ドラ出演で怪談を語る
第56話で伊武雅刀さんが演じたのは、松江市内にある大雄寺の住職です。
金縛りに苦しむヘブン先生(トミー・バストウ)を救うため、おトキちゃん(髙石あかり)と正木清一(日高由起刀)が大雄寺を訪れました。
住職は団扇太鼓や鐘を使った本格的なお祓いを実施。
その後、どうやら明日語られるのは「水あめを買う女」という寺に伝わる怪談だとか。
伊武さんの柔らかい語り口と鋭い洞察が混じる演技。
怪談を語るほんまもんの語り部のような雰囲気を漂わせていましたよね。
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本物の住職も感心する再現度

伊武雅刀さんは「べっぴんさん」以来9年ぶりの朝ドラ出演。
これまでに「ひらり」「だんだん」「べっぴんさん」と朝ドラ出演歴も豊富です。
制作統括によれば、本物の住職も感心する再現度だったとのこと。
伊武さん自身も脚本について「フレッシュで実に楽しいシーンの連なり」とコメント。
「毎日楽しみに拝見しています」と語っています。
なおじの感想:すごみのある演技にゾゾゾ
伊武雅刀さんの演技、すごみがあって怖さを感じました。
まさに怪談を話す怪僧そのもの。
あの低く響く声で「なら、墓地の方へ」と誘われると、背筋がゾゾゾでしたよ。
ヘブン先生の金縛りとお祓いシーン
竹とんぼ と反応するヘブン先生

第56話冒頭、ヘブン先生は侍の幽霊に悩まされていました。
金縛りに苦しむ姿が描かれます。
おトキちゃんがお払いの手を動かすと、ヘブン先生が「竹とんぼ?」 と、反応。
このクスッと笑えるシーンが印象的でしたね。
錦織さんとの関係がギクシャク

このコミカルな展開から一転、深刻な話題へ。
錦織さん(吉沢亮)がヘブン亭に来なくなった話を、トキが切り出そうとします。
するとヘブン先生が切れてしまう。
なかなかに大人げない反応でした。
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錦織先生が書いた説明文を棒読み
そんな錦織先生が、幽霊に悩むヘブン先生のためにお祓いをどう説明すれば良いか、文章を書いてくれました。
おトキちゃんがそれを棒読みする姿がかわいらしい。
この棒読みが通じるヘブン先生も、相当にすごい。(心が通じ合っているのか?)
その後、銭太郎に借金を返すシーンを経て、おフミさんの実家が神官の家であることが判明。
でも、おフミさん自身はお祓いができない。
そこで正木の紹介で大雄寺へ向かうことになります。
大雄寺と松平家の歴史的背景
松江藩松平家とゆかりの深い寺

大雄寺は松江藩松平家とゆかりの深い寺。
ドラマでも松平家と八雲(ヘブン)をつなぐ重要な場所として描かれました。
なおじが元社会科教師として35年間教えてきた中で、授業では扱わなかったですが松江藩の歴史は江戸時代の地方藩政を理解する上で重要な個人的テーマでした。
松江城を拠点に18万6000石を治めた名門です。
菩提寺が担った文化的役割
大雄寺のような菩提寺は、藩主家の精神的支柱でした。
同時に、地域の文化・教育の中心でもあったんです。
ドラマで住職がヘブン先生にお祓いを施し、その後怪談を語るという流れ。
これは寺が単なる宗教施設ではなく、物語を継承する場でもあったことを示しています。
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怪談作家・小泉八雲の原点
ヘブン先生が「お祓い、おもしろい」と気をよくした後のこと。
住職が「なら、墓地の方へ」と怪談へ誘う展開。
これ、まさに怪談作家・小泉八雲の原点を描く重要なシーンでした。
おトキちゃんも、うれしそう。
ついにヘブン先生と怪談のかかわりが生まれる瞬間だったんですね。
第56話の主な登場人物
【表:第56話の主な登場人物】
| 人物名 | 演者 | 役どころ |
|---|---|---|
| 松野トキ | 髙石あかり | ヘブン亭の女中、怪談好き |
| レフカダ・ヘブン(小泉八雲) | トミー・バストウ | 英語教師、金縛りに悩む |
| 大雄寺の住職 | 伊武雅刀 | お祓いを施し、怪談を語る |
| 正木清一 | 日高由起刀 | ヘブンの生徒、大雄寺を紹介 |
| 錦織譲太郎 | 吉沢亮 | ヘブンの元同僚、お祓いの説明文を作成 |
| 松野勘右衛門 | 小日向文世 | おタツさんと良い雰囲気 |
| おタツ | 朝加真由美 | 久々の登場 |
| 松野フミ | 池脇千鶴 | 神官の家出身 |
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Q&Aで振り返る第56話
Q1:伊武雅刀さんが演じた住職の寺の名前は?
大雄寺(だいおうじ)です。
松江市内にある実在の寺で、松平家とゆかりが深い。
ドラマでもヘブン先生と怪談を結びつける重要な舞台となりました。
Q2:第56話でおトキちゃんが嬉しそうだった理由は?
おトキちゃんは怪談が大好き。
住職がお祓いの後に寺に伝わる怪談を話すと言い出したため、とても嬉しそうにしていました。
ヘブン先生も「お祓い、おもしろい」と気をよくしており、ついにヘブン先生と怪談のかかわりが生まれる瞬間でした。
Q3:ヘブン先生が錦織さんに対して切れた理由は?
錦織さんがヘブン亭に来なくなった話題に触れられたくなかったためです。
二人の関係がギクシャクしていることが、この反応からも伝わってきましたね。
ヘブン先生、本当は自分の言葉「錦織さんは(ただの)通訳」、この言葉こそが原因だということを知っている…。
Q4:大雄寺と松平家の関係は?
大雄寺は松江藩松平家の菩提寺として、藩主家の精神的支柱でした。
同時に地域の文化・教育の中心でもあり、物語を継承する場でもあったんです。
Q5:「水あめを買う女」とはどんな怪談ですか?
第56話では詳細が語られませんでしたが、寺に伝わる怪談として住職が紹介すると予想。
明日以降、この怪談の内容が明かされるはず…。
小泉八雲の作家性を示す重要なエピソードになりそうですね。
筆者紹介|なおじ
元社会科教師として小・中学校で35年間教壇に立ち、歴史や政治を「わかりやすく」伝えることにこだわってきました。
現在は7つのブログでドラマ・芸能・政治・歴史・スポーツ・旅・学びについて執筆中。
ドラマ記事では「時代背景」や「心の揺れ」をゆっくり言語化するスタイルを大切にしています。
元バスケ部顧問としての経験や、キャンピングカーでの旅、川柳も楽しむ60代ブロガーです。
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