こんにちは、なおじです。
12話、13話を連続視聴し、すぐさまブログを書いています。
第3週「ヨーコソ、マツノケヘ。」も折り返し地点ですね。
今回はタイトルからして重い「トキは誰の子?」という副題が付けられていましたね。
傳さまが病に倒れ、トキが看病に奔走する姿に胸を打たれつつも、ラストで明かされる秘密には思わず息を呑んでしまいました。


第13話 詳細あらすじ
傳さまが病に倒れる
雨清水家の社長である傳(堤真一)が病に倒れています。
経営が厳しい機織り工場の金策に奔走していた疲れが出たのでしょう。
三男の三之丞(板垣李光人)は急遽、社長代理を任されたけど、自分の置かれた状況に精一杯で何もできずの状態。
タエ(北川景子)も看病をしようとしますが、一人では手が回りません。
そんな状況を見たトキ(高石あかり)は、日頃からお世話になっている傳への恩返しがしたいと申し出ます。
タエちゃん、いい子なんですよ。
トキの二重生活が始まる
トキは朝早く雨清水家へ行き、傳の看病をしてから機織り工場へ出勤。
仕事を終えると、また雨清水家へ戻って夜の看病をする、という過酷な二重生活をスタート。
工場では三之丞がほとんど何もできず座っているだけで、トキたち女工は馬車馬のように厳しく働かされていました。
疲れ切って毎晩遅くに帰宅するトキを、司之介(岡部たかし)やフミ(池脇千鶴)、そして新婚の夫・銀二郎(寛一郎)が心配そうに待つ、
そんな状態が続いています。
新婚なのに妻が雨清水家に入り浸る状態に、銀二郎は複雑な思いを抱いていたでしょうね。
もしかすると、トキは自分を[格下に見てる]と思ってしまったかも。
松野家の秘密が明かされる
ある晩、トキの帰りを待つ司之介とフミが、つい部屋に銀二郎がいることを忘れて、トキの出自のことを話してしまいます。
二人の様子は、ただ帰りが遅いことを心配しているにしては大げさ…、その理由がここで明らかに。
銀二郎は、トキが実は雨清水家の血を引く子どもであることを知ってしまったのです。
一方、勘右衛門(小日向文世)は銀二郎に対し、脅すような言い方で何かを伝えます。
なおじの感想コーナー
銀二郎さん、不憫すぎる展開
なおじは、銀二郎さんに同情せずにはいられません。
新婚早々、妻は実家(というか遠縁の家)に入り浸り、義父からは格の低さを指摘され、挙げ句の果てに妻の重大な秘密まで知ってしまう。
SNSでも「銀二郎さんが不憫すぎる」「長屋の一室で気の休まる暇がない」と話題になっていました。
なおじと同じ感想を持った人がこんなに多いのかと…、
借金返済のために必死に働いているのに、この仕打ちはあんまりでしょう。
「恋は盲目」というけれど、銀二郎さんにとっては「幕が開いたら地獄だった」という状況かもしれません。
トキの献身と明治の女性像
一方で、トキの献身ぶりには頭が下がります。
無給で看病に行き、日中は過酷な工場労働をこなす二重生活。
恩を返したいという純粋な気持ちは分かるのですが、新婚の銀二郎からすれば「なぜ今なのか」と思ってしまうでしょうね。
明治の士族社会における複雑な血縁関係と身分の不条理が、リアル~!
トキが「おじさまが父上だったら良かったのに」と純粋に言った言葉が、後の展開を知ると胸に刺さる。
堤真一さんの病床演技に注目
病床の傳さまを演じる堤真一さんの演技も素晴らしかったです。
経営者として工場の様子を心配しながらも、体が動かない歯がゆさが伝わってきました。
池脇千鶴さん演じるフミの、秘密を抱える複雑な表情も印象的でしたね。
なんか、怖さを感じました。
怪談好きの教師として長年生徒たちと接してきた経験から言うと、こういう「人間の内面のホラー」こそが、本当に怖いものかもしれません。
お化けより人間の秘密の方が、よっぽど背筋が凍りますから。
次回への期待
傳さまの体調はどうなるのか。銀二郎はこの秘密をどう受け止めるのか。
そして、トキ自身がいつこの真実を知ることになるのか。
気になることばかりで、続きが待ち遠しいです。
第14話では、トキが看病中に怪我をしてしまい、タエから衝撃的な提案を受けるそう。
三週間も看病を続けたトキ、傳さまの具合は回復するのか。なんだか胸騒ぎ。
まだまだ前途多難な展開が続きそうですね。
キャスト情報
松野家
- 松野トキ:高石あかり
- 松野司之介(トキの父):岡部たかし
- 松野フミ(トキの母):池脇千鶴
- 松野勘右衛門(トキの祖父):小日向文世
- 松野銀二郎(トキの夫):寛一郎oricon
雨清水家
- 雨清水傳(機織り工場の社長):堤真一
- 雨清水タエ(傳の妻):北川景子
- 雨清水三之丞(傳の三男):板垣李光人
その他
- レフカダ・ヘブン:トミー・バストウ
- 錦織友一:吉沢亮
留守居する 婿の膳には 冷や飯が