こんにちは、なおじです。
ばけばけ95話、もう涙が止まりませんでした。
おサワとおトキの別れ、そして錦織の喀血。
史実のモデル・西田千太郎の生涯と重ね合わせながら、今回の放送を振り返ります。

この記事でわかること
- おサワとおトキの別れの場面が泣ける理由
- 錦織が校長になれなかった本当の理由
- 錦織の喀血と史実の西田千太郎の結核
- 西田千太郎の生涯と36歳の早すぎる死
おサワとおトキの別れ|川の向こうの未来へ
冒頭からもう泣かされました。
おサワとおトキが貧民窟で最後の会話を交わす場面です。
やっぱり、おじじ様も雨清水家の二人も、松江に残るんですね。
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おサワが川のあっち側に向かって叫ぶんです。
「未来の私がおるよね」って。
おトキも「居るよ、未来のおサワ、川の向こう側におるけんね」って応えました。
二人は「おトキを頼むぞ」「おサワを頼むぞ」って互いに叫び合って、抱き合って泣くんですよ。
この場面、なおじも思わず涙ぐんでしまいました。
川を挟んで未来を託し合う二人の友情。
明治時代の女性たちが、それぞれの生き方を選ぶ覚悟を見せてくれたんですよね。
川の向こうに 未来託して 涙かな
錦織が校長にならなかった理由|帝大卒でない告白
庄田の爆弾発言にヘブンも驚愕
ヘブンが中学校で生徒達に別れの挨拶をしているとき、庄田が爆弾発言するんです。
「次期校長は私、庄田になりました。(錦織先生ではありません)」
えっ、どういうこと?
一番慌てたのはヘブンだったでしょうね。
なぜ錦織が校長にならないのか、理由がわからないまま驚愕してました。
錦織のカミングアウトが切ない
錦織は自分の口で生徒たちに説明したんです。
自分は英語教師の免許が無いこと。
帝大も卒業していないこと。
カミングアウトしちゃったんですよ。
大盤石と言われる錦織が、実はどこか抜けてる。
でも、そこが憎めないキャラクターなんですよね。
そんな男が校長になどなれるわけがない。
簡単な話なんだ、と。
「だましていて申し訳なかった」って頭を下げて、教室を出て行っちゃいました。
「そんなことじゃない」の意味
ヘブンは「錦織さん、ごめんなさい、私のせい」って自分を責めるんです。
「校長になってほしい、なんとかしましょう」って江藤知事に会いに行こうとしました。
でもね、錦織は「本当に大丈夫です。そんなことじゃないんで」って言い残して去っちゃったんです。
この一言が、後の喀血場面への伏線だったんですかねぇ???
気になる一言でした。
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錦織の喀血|見てられない展開に
体調が悪いと言う錦織
ヘブンたちが松江を離れる日がやって来ました。
弟の丈が錦織に「行かないの?」って声をかけるんです。
錦織は「体調が悪い」って答えました。
この時点で、なおじは嫌な予感がしてたんですよ。
まさか…って。
生徒達の「熊本に行く」に涙
別れの時、丈を含む生徒達の数名が告げるんです。
「私も、先生に教わりたいので熊本に行く」って。
教師冥利に尽きる瞬間ですよね。
元教師のなおじとしても、こんな風に生徒に慕われる教師は本当に素晴らしいって感じます。
なおじも35年間の教員生活で、転勤の際に生徒が泣いてくれた場面を今でも覚えてるんです。
ああいう瞬間があるから、教師って続けられるんです。
ヘブンとトキの別れ
トキが「錦織さんはどこに?」って丈(錦織の弟)に尋ねました。
トキは「行きましょう」ってヘブンの手を引いて錦織の元に向かおうとするんです。
でもヘブンは「大丈夫、もう大丈夫、別れる、しました」って言って船に戻っちゃいました。
ヘブンなりに、錦織への想いに区切りをつけたんでしょうね。
衝撃の喀血場面
そのころ、錦織は一人ひっそり部屋でヘブンの本を読んでたんです。
突然の咳き込み。
そして、血を吐いていた…。
わー、史実通りの展開に進むのかって思うと、錦織さんがかわいそうで見てられませんでした。
喀血して 静かに閉じる 本一冊
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錦織友一のモデル西田千太郎の史実|結核で36歳の死
西田千太郎と小泉八雲の関係
錦織友一のモデルは西田千太郎っていう実在の英語教師なんです。
西田千太郎は1861年(文久元年)生まれ。
ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が松江中学校で英語教師をしてた時代の同僚だったんですよ。
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36歳で結核死という現実
史実の西田千太郎は1897年(明治30年)3月15日に36歳(一説に34歳)で結核により死去してるんです。
死去時は島根県尋常中学校校長心得に在職中でした。
結核は明治時代の日本で「国民病」って呼ばれてたんですよね。
多くの命を奪いました。
なおじも社会科教師として明治時代の結核の脅威を授業で教えてきたんですけど、当時は有効な治療法がなかったんです。
若くして命を落とす人が後を絶たなかった。
本当に恐ろしい病気でした。
ドラマと史実の違い
ドラマでは、錦織は校長にならず庄田が校長になりましたよね。
でも史実の西田千太郎は、校長心得として学校運営に携わってたんです。
気になるのは「そんなことじゃない」っていう錦織の言葉。
あれ、自分の体調を自覚してたってことですかね?
それとも、ヘブンとの関係のことですかね?
ドラマ内で、校長への道を自ら諦めたのは、結核の進行を感じてたから。という意味だったんでしょうか。
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せめてもの救い|今後の展開に期待
せめてもの救いは、その後のあさイチの朝ドラ受けで、元気な錦織さんのお茶目な姿が見られたことです。
今日で登場が終了するのではなく、この後も登場場面があるらしいんですよ。
錦織さん、史実通り、違う場所で校長になってほしいなあって願わずにはいられません。
校長への道が閉ざされた理由は「免許がない」「帝大卒でない」ってことでした。
でも実は錦織自身が自分の体調を理解してた‥。
「そんなことじゃない」って言葉には、どんな深い意味があったんでしょう‥。
錦織友一っていう人物は、生徒想いで誠実、でもどこか抜けてる。
そんな人間味あふれるキャラクターだからこそ、視聴者は彼に感情移入しちゃうんですよね。
よくある質問|ばけばけ95話について
Q1:錦織が校長になれなかった本当の理由は?
A:表面的には英語教師の免許がなく、帝大も卒業していないことが理由です。でも「そんなことじゃない」っていう発言から、自分の体調(結核)を自覚してた可能性もあるのでは?
でも、史実では別の中学校で校長になっている。このあたり、どう描くんでしょうか。
Q2:錦織のモデル・西田千太郎の史実は?
A:西田千太郎は1897年(明治30年)3月15日に36歳(一説に34歳)で結核により死去してます。死去時は島根県尋常中学校校長心得に在職中でした。
Q3:おサワとおトキの「川の向こう」とは?
A:川は物理的な境界であると同時に、未来への分岐点を象徴してると思います。二人はそれぞれ違う道を歩みながら、互いの未来を信じ合ってるんですよね。
【筆者プロフィール】|なおじ
元社会科教師として35年間教壇に立ち、うち11年は校長として学校運営に携わってきました。
現在は8つのブログ(ドラマ・芸能・政治・歴史・スポーツ・旅・学び・書評)を運営しています。
ドラマ記事では、史実と照らし合わせながら人物の心の揺れを読み解くスタイルを大切にしています。