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メジロ・ウグイス問題が笑いの仕掛けだった|ばけばけ42話を元教師が解説

こんにちは、なおじです。

朝から、また朝ドラ見てます。

2025年11月25日放送のNHK朝ドラ「ばけばけ」第42話、第9週『運命のひと』

今日は、メジロ・ウグイス問題に一応の決着がつきましたねぇ。

昨日の放送後、一部視聴者から「あれはウグイスではなくメジロ」という指摘、中には制作陣のミスという声もありました。

メジロ、ホトトギス

ところがどっこい、これは笑いをとる仕掛けだったんですねぇ〜。

やられ申した。

なおじも本当のところ、「あれメジロを間違っている」と思ってしまった一人。

もう少し余裕をもって観賞しないといけんねぇー。

この記事でわかること

  • メジロ・ウグイス問題が「制作ミス」ではなく「笑いの仕掛け」だった理由
  • メジロとウグイスの違いと明治時代の混同文化
  • リヨのHeavenへの積極的アタックと知事の阻止作戦
  • 錦織の「へたれ」ぶりとトキへの依存構造
  • トキが板挟みになる今後の展開予想

👉関連記事:トキがHeavenの個人情報を漏らした理由|ばけばけ41話

目次

第42話あらすじ|メジロ問題に決着

トキ(👉髙石あかり)とヘブン(トミー・バストウ)は、リヨ(北香那)からプレゼントされた”ウグイス”を花田旅館でお披露目していました。

ところが、なかなか**「ホーホケキョ」と鳴かない**。

違う鳥ではないかと疑い始めるなおじ…。

ここで登場したのが、花田平太(生瀬勝久)。

平太の解説で、トキは「ウグイスだ」と納得。
なおじも、「やっぱりうぐいすなのか?」と、得意のテレビとの会話。

ところが、これが大間違い!

実は、あれ「メジロ」でしたぁ~。

視聴者の指摘を逆手に取った演出、これぞ脚本の妙技ですなあ。

メジロとウグイスの混同は、実は昔からよくある話なんですよね。

話は変わり数日後、ヘブンはリヨに招かれて江藤知事(佐野史郎)の家でディナーをすることに。

積極的なリヨの姿勢に、知事と錦織(吉沢亮)は恋心に気づきます。

ここからが面白いんですねぇ〜。

【表題:メジロ・ウグイス問題の経緯】

日付出来事視聴者の反応
11月22日(第41話)リヨがHeavenに”ウグイス”をプレゼント「あれメジロでは?」「制作ミス?」とSNSで指摘
11月25日(第42話)「ホーホケキョ」と鳴かず、トキとHeavenが疑問に「やっぱりメジロだった!」「伏線だったのか」
11月25日(第42話)花田平太が解説し「ウグイスだ」と納得「笑いの仕掛けだった」「やられた!」

なおじの洞察①|メジロ・ウグイス問題は「笑いの仕掛け」だった

メジロ・ウグイス問題、視聴者の指摘を受けて**「制作ミス」と思った方も多かった**よう。

なおじもその一人でして(笑)。

妻に「あなたは、ウソがつけないわね、すぐ騙されるもの」と言われたことを思い出しました。

(ムぅ、これは完全におちょくられてます。)

視聴者は、第42話で「なかなかホーホケキョと鳴かないので、違う鳥ではないかと疑い始める」と誘導される、

ですが、平太の解説で「やっぱりウグイス?」と、もう一度騙される方へ流れる。

これ、完全に”視聴者をハメる”仕掛けだったんですね。

制作陣は「SNSで指摘が来るだろうな」と計算済みだったはず。

視聴者の**『賢さ』を逆手に取った、高度な脚本テクニック**。

「やられたぜ、製作陣に座布団一枚!」

さて、文化的背景としては、緑色の鳥を”ウグイス”と呼ぶ混同は昔からあったため、ドラマとしてはあえて「メジロ=ウグイス」という演出を考えた?

実は、なおじも子供のころメジロを買っていて、同じように間違えた経験があったんですよねー。

それなのに、平太の知ったかぶりにコロッと騙されたなおじ…。

なおじ川柳:

ホーホケキョ 鳴かせぬままで ほくそ笑む

鳴かぬ鳥 見つめる二人 首かしげ

【表題:メジロとウグイスの違い】

項目メジロウグイス
体色鮮やかな緑色茶褐色・地味
鳴き声「チーチー」「ホーホケキョ」
目の特徴白い縁取り(目白)目立たない
一般的な誤解「ウグイス色」と呼ばれる実際は茶色っぽい
ドラマでの扱いリヨが贈った鳥明治時代の混同を再現

なおじの洞察②|リヨの積極アタックと知事の阻止作戦

リヨのアタック

さて、知事の娘のリヨさん、Heaven先生に積極的にアタック構成

料理の腕を猛アピール。

しかし知事は、言葉と裏腹、娘の幸せを願って、Heaven先生とのお付き合いを阻止する構えなんです。

知事の心情、父親としてはよくわかりますよね。

娘がいきなり外国人教師に惚れて、積極的にアプローチ。

しかも相手は「相当我儘なヘブン先生」。

しかも、契約は1年きり…。

父親としては心配になりますよね。

そこに、錦織さんが巻き込まれる。

だけど、錦織さん、自分ではどうもできないので、トキちゃんをたよる、という構図のよう。

なんのかんの言って、天才錦織さんへたれかー(笑)。

👉関連記事:ばけばけ 第28話 ネタバレ 感想~タエ様物乞い姿に絶句!?

教師時代、こういう「板挟み」になる生徒をよく見てきました。

バスケ部でも、AさんとBさんの間に入って、どちらにもいい顔をしようとして、結局両方から怒られる部員がいたんですよねぇ〜。

トキちゃん、大丈夫かな。

【表題:トキを取り巻く人間関係】

人物トキへの依頼目的
錦織リヨとHeavenの恋を阻止してほしい知事の命令を遂行したい
リヨHeavenとの恋を応援してほしいHeavenと結ばれたい
Heaven(特になし)リヨの好意に気づいていない?
知事(錦織経由)娘の幸せを願いつつ外国人との恋を阻止
トキ板挟み状態になる(予想)どちらにもいい顔をしたいが…

本日の主な登場人物(役者名)

  • 松野トキ(演:髙石あかり):主人公。没落士族の娘でHeavenの女中
  • レフカダ・ヘブン(演:トミー・バストウ):外国人の英語教師。トキの雇い主
  • 江藤リヨ(演:北香那):島根県知事の娘。英語が堪能な才女。Heavenに恋心
  • 錦織友一(演:吉沢亮):Heavenの同僚。知事に命じられリヨとHeavenの恋を阻止する役割
  • 江藤安宗(演:佐野史郎):島根県知事。リヨの父。娘の幸せを願いHeavenとの交際を阻止
  • 花田平太(演:生瀬勝久):花田旅館の主人。メジロ・ウグイス問題を解説

Q&A|よくある質問

トキに頼みごとをする錦織

Q1:メジロとウグイスの違いは何ですか?

メジロは緑色の小鳥で「チーチー」と鳴きます。

ウグイスは茶色っぽい地味な鳥で「ホーホケキョ」と鳴きます。

昔から緑色の鳥を”ウグイス”と呼ぶ混同があったため、ドラマでは文化的背景としてこの混同を描いているようです。

Q2:リヨとトキ、どちらがHeavenと結ばれるのでしょうか?

👉関連記事:ヘブンの意外な出自と明治の外国人教師の背景(ばけばけ40話)

史実のモデルとなった人物から推測すると、トキとHeavenが最終的には結ばれますよね。

リヨは知事の娘で英語も堪能、美人という強敵ですが、トキの純粋さと包容力がHeavenの心を掴むのではないでしょうか。

Q3:錦織はなぜトキに頼るのですか?

錦織は知事に「リヨがHeavenと恋仲にならないよう」命じられましたが、自分ではどうすることもできず、トキにサポートを頼みに来ます。

錦織の「へたれ」ぶりが際立つシーンですね(笑)。

次回予想とまとめ

次回第43話では、トキのもとに錦織が訪ねてきて、「リヨとHeavenが恋仲にならないようサポートしてほしい」と頼むようです。

しかし、リヨにもHeavenとの恋の応援を頼まれていたトキは板挟みに

錦織とリヨ、どちらを手助けすればいいのか迷うトキ、という展開が予想できますよね

そこに、リヨがHeavenに会いに訪ねてくるようです。

いやぁ〜、これは見ものですね!

トキちゃんの優しさが裏目に出るパターン、教師時代によく見た光景です。

どちらにもいい顔をしようとして、結局どちらからも責められる。

トキちゃん、どう乗り切るんでしょうか。

次回も楽しみです!

なおじの川柳:

「はい」二つ トキが頷く 首痛む

錦織や トキの顔見て ほっとする

娘の目 追わぬふりして 茶を啜る

それでは、また次回の感想記事でお会いしましょう。

なおじ

メジロ

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