こんにちは、なおじです。
10月24日放送の『ばけばけ』第20話、ご覧になりましたか?
トキと銀二郎、お互いが好き合っているのに別れを選ばざるを得なかった切なさ。
東京での牛乳ひげと、松江での濃い牛乳ひげ。
このシーンで涙が止まらなかった方も多いのではないでしょうか。
朝からもらい泣きしてしまいました。
ドラマを見ながら、思わずテレビに向かって何度も突っ込んでしまうほど、感情が揺さぶられる回でしたね。
この記事では、第20話の詳しいネタバレとあらすじ、なおじの個人的な感想、そして次回への展開予想をお届けします。


この記事で分かること
- 第20話の詳細なあらすじとネタバレ
- トキと銀二郎の別れの経緯と心情
- 牛乳ひげシーンが象徴する家族への思い
- 松野家4人の感動的な再会シーン
- なおじの個人的な感想と突っ込みポイント
- 視聴者の反応と次回への展開予想
第20話あらすじ(ネタバレ)
錦織の慰労会と怪談の提案
第19話で意気消沈していたトキでしたが、第20話は錦織友一(吉沢亮)の教員試験慰労会の場面から始まります。
下宿先では祝勝会が開かれ、トキはお祝いの余興として大好きな怪談を披露しようと提案しました。
ところが、錦織から「怪談は古臭い」と却下されてしまいます。
彼は「松江は未だそういうものが暮らしを支えとる。だから時代に取り残される。西洋を見ていかなくちゃならん」と語りました。
この言葉にトキはショックを受け、がっかりしてしまうのです。
西洋風の朝食と牛乳ひげの思い出
翌朝、トキに西洋のよさを知ってもらおうと、帝大生の根岸(北野秀気)たちはパン中心の朝食を用意しました。
「ほら、これが西洋の朝食だよ。ステキだろう?」と錦織たちが話しかけます。
牛乳で乾杯し、みんなで牛乳ひげを作って笑い合う場面。
しかし、この何気ない光景がトキの心を揺さぶりました。
牛乳ひげに笑い合う場面は、松野家での楽しかった日々を思い起こさせたのです。
松野家でも同じように牛乳ひげを作って笑い合った記憶が、トキの胸を締め付けたよう。
トキの涙と決意
突然、トキの目に涙があふれます。
「私…松江に帰ります…。…ごめんなさい…銀二郎さんごめんなさい…」
トキは声を震わせながら告げました。
銀二郎とともに東京にとどまることも、連れ戻すこともできなかった自分を責めながら、トキは松江へ帰る決意を固めたのです。
お互いが好き合っているのに、一緒にいられない。
この別れのシーンは、本当に切なかったですね。
松野家の感動的な再会
松江に戻ったトキは、まず謝罪の言葉を口にします。
「うぅ…おじじ様、みんな…銀二郎さんを連れもどせんかった…ごめんなさい…」
涙ながらに詫びるトキ。
しかし、トキが言い終わらないうちに、勘右衛門(小日向文世)、司之介(岡部たかし)、フミ(池脇千鶴)が駆け寄ってきました。
「おじょーー!!」「おトキーーー!!」「良く戻ったわ!」
叫びながら、3人はトキを抱きしめます。
実は松野家の3人は、トキが松江には帰ってこないだろうと覚悟していたのです。
だからこそ、トキが戻ってきたことが何よりも嬉しかった。
銀二郎を連れ戻せなかったことなど問題ではありませんでした。
そして、ここで注目すべきは牛乳ひげの違いです。
東京の錦織たちの牛乳ひげは薄かったけれど、松江の松野家の牛乳ひげはもっと濃かった。
この対比が、トキの居場所がどこなのかを見事に表していましたね。
再び、松野家4人での「うらめしく明るい暮らし」が始まったのです。
なおじの個人的感想
泣けた!トキと銀二郎の切ない別れ
お互いが好き合っているのに、別れなければならないトキと銀二郎。
東京での牛乳を飲んだ後のひげ、そしてトキの涙。
この場面で、トキは松江の家族を捨てられないと決意したんですよね。
銀二郎との未来も考えたでしょう。
でも、松野家の温かさを思い出した瞬間、トキの心は決まった。
このシーンは本当に泣けました。
錦織の「遅れてる」発言に思わず突っ込み
錦織の怪談は「古臭い」「遅れてる」発言。
思わずテレビに向かって、「こいつ!」と突っ込んでいました。
確かに明治時代は西洋化が進んでいた時期だけど、怪談は日本の大切な文化です。
錦織は秀才だけど、こういう発言は頂けませんね。
トキのがっかりした顔が印象的でした。
「明日の朝はパンにしましょう」に期待したのに…
根岸が「明日の朝は、パンにしましょう」と繰り返していましたよね。
できれば、最後に「明日の朝は、アンパンにしましょう」と言ってくれることを願っていたので、シャラップで終わってしまって、「あれ~、言わないのー」とこれまたテレビに突っ込んでいました。
ちょっとした遊び心があれば、もっと面白かったのになぁと思いつつ、ドラマの緊張感を保つにはこの展開が正解だったのかもしれません。
東京の薄い牛乳ひげと松江の濃い牛乳ひげ
そして、松江に帰り着いたトキを迎えた家族。
いつものような笑い声。
そして、東京の銀二郎たちより濃い、牛乳の髭。
この対比が本当に秀逸でした。
東京は西洋的で洗練されているけれど、どこか薄い。
一方、松江は古臭いかもしれないけれど、人の温かさや繋がりが濃い。
トキにとっての「本当の居場所」がどこなのか、牛乳ひげが教えてくれたような気がします。