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💫あんぱん第103話感想|のぶの孤独感と嵩のテレビ初挑戦で見えた夫婦の転機

どうも、なおじです!📺

今朝の『あんぱん』103話、皆さんはどう感じましたか?

嵩(北村匠海)のテレビ初挑戦という華やかな話題の裏で、のぶ(今田美桜)の心に影が差していく様子が、なんとも切なくて…。

テレビ出る 夫は緊張 妻孤独

今回一番印象に残ったのは、支え続けてきたのぶが初めて「置いてけぼり感」を味わった瞬間でした。

夫の成長を喜ぶべき場面なのに、なぜか浮かない表情。

あの複雑な心境、みなさんも経験ありませんか?

目次

1. 第103話の見どころ|健太郎の”無茶振り”から始まった大冒険 😅

結論から言うと、今回は嵩の大失敗回でした。

でも、その失敗の向こう側に見えたものが、実は今後の重要な伏線だったんです。

健太郎(高橋文哉)が柳井家にやってきて、NHKの「まんが教室」への出演を依頼。「がんばりんしゃい」「しゃいしゃい」と調子よく押し切る健太郎に、嵩も断れずに承諾。

これ、まさに昭和の人付き合いですよね。

そして迎えた本番当日。

のぶ、蘭子(河合優実)、メイコ(原菜乃華)、愛(岡本望来)、花(戸簾愛)らがテレビの前で固唾を飲んで見守る中…。

嵩は見事に大失敗!

生放送の緊張でガチガチになって、絵描き歌も漫画も上手く描けない。

子どもたちからは「嵩おじちゃん失敗の巻〜」と笑われる始末。

いやー、見ているこっちが冷や汗かきましたよ。

でも、ここで気になったことがあるんです。

皆がテレビ出演をほのぼのと見守っている中、なぜかのぶだけが違う表情をしていたこと。

蘭子だけが気づいていましたが、あの浮かない顔は一体…? 🤔

2. のぶの心境変化|支える側から取り残される不安

実は今回、のぶにとって大きな転換点だった。

会社を辞めてから、のぶは「嵩の鉛筆を削るくらいしかすることがなくなって」います。

これまで積極的に行動し、夫を支えてきた彼女が、急に自分の立ち位置を見失ってしまった状況。

元社会科教師の私から見ると、これって戦後復興期の女性によくあったパターンなんですよね。

戦時中や戦後直後は女性も働き手として重要な役割を果たしていたのに、社会が安定してくると「家庭に戻る」流れになった。

のぶも似たような心境なのかもしれません。

のぶの変化以前現在
役割会社経営者専業主婦
行動パターン積極的・先導的受け身・支援的
心境自信満々不安・孤独感

そんな中で夫がテレビ出演という新たな活躍の場を得る。

喜ばしいことのはずなのに、のぶの心には「自分だけが止まっている」感覚が生まれたんでしょうね。

3. 嵩の「元気100倍」に込められた深い意味

帰宅後、愛と花から「おもしろかった」と声をかけられた嵩は「2人に言われたら元気100倍だね」と答えます。

おっ、これ聞き覚えありませんか?

そう、あのアンパンマンの決め台詞です!

実はこの「元気100倍」、第13回(4月16日放送)以来の登場。

やなせたかしさんの人生に着実に近づいている証拠ですね。

でも、嵩の表情は全然元気がなさそう。

この矛盾した反応が面白いところで…。

失敗して 言葉だけでも 100倍

テレビでの失敗を引きずりつつも、子どもたちの優しさに救われた嵩。

この複雑な心境が、後の『アンパンマン』誕生につながっていくのかもしれません。

気になるのは、このテレビ出演が嵩にとって転機になるのかということ。

失敗は成功の母と言いますが、果たして…?

4. 競合ブログが見落とした3つのポイント 👀

他のレビューサイトではあまり触れられていませんが、今回注目すべき細かなポイントが3つありました。

4-1. 蘭子だけが気づいたのぶの変化

家族の中で蘭子だけがのぶの心境を察していた描写。

これ、蘭子ってやはり只者ではないですよ。

でも、八木との関係ではどうなのでしょう。
ただの女子として、幸せにたどり着いてほしい気がするのですが…。

4-2. 健太郎の「押し切り方」の巧妙さ

健太郎の依頼の仕方、実は計算されていた?

単純な無茶振りではなく、嵩の可能性を信じての行動だったのかも。

案外健太郎、生き方上手!

4-3. 子どもたちの反応の温かさ

失敗の巻〜」と笑いながらも、帰宅後は「おもしろかった」と声をかける愛と花

子どもの純粋さが、大人の失敗を癒やしている構図が美しい。

そして今回、羽多子(江口のりこ)が高知から連れてきた懐かしい人物とは、”コン太”こと康太(櫻井健人)でした。

彼は朝田家の跡地で「たまご食堂」を開きたいと申し出ます。

店名の由来が、また泣かせるんです。

 戦地で飢え死にしそうになった時、民家に盗みに入ってゆで卵を殻ごと食べたという、あの印象的なエピソードが基になっていたんですね。

「あのゆで卵の味、わしは一生忘れん」「どういても、あの時の恩返しを誰かにしたいがです」という康太の言葉に、嵩も深くうなずいていました。

戦地で敵の女性から卵を分けてもらった記憶を胸に、今度は自分が困っている人を助けたいという想い。

これぞ、アンパンマンの精神に通じるものがありますよね 😭

視聴者からも「まさかあの卵のエピソードが伏線だったとは」「たまご食堂って名前が自然で優しい響き」といった感動の声が多数上がっていました。

羽多子「及ばずながら、あても手伝うわ」と康太を支えることを決意。

朝田家は石材店→パン屋→そして今度は食堂へと、時代とともに姿を変えながらも、人を温かく迎える場所であり続けるのですね。

5. まとめ|夫婦の新たな局面と今後の展開

今回の103話は、表面的な失敗談の裏に深いテーマが隠されていました。

嵩のテレビ初挑戦という明るい話題を通して、夫婦それぞれが抱える新たな課題が浮き彫りになったんです。

支え続けてきたのぶの孤独感、失敗を経験した嵩の複雑な心境。

これまで二人三脚で歩んできた夫婦が、それぞれ違う方向を向き始めた瞬間かもしれませんね。

でも、それが悪いことかというと…。

夫婦って、時には別々の道を歩いてこそ、また新しい形で結ばれるものかもしれません。

元社会科教師として色々な夫婦を見てきましたが、お互いが成長する過程では、こうした「ずれ」が必ず生まれます。

切なのは、そのずれを恐れずに向き合うことなんですよね。

次回、のぶに救いはあるのか。

また蘭子と八木に、新たな展開が生まれるのか。

皆さんは、夫婦のどちらかが新しいことに挑戦し始めた時、もう一方はどう感じると思いますか?

コメント欄で、ぜひ体験談を聞かせてくださいね! 💭

家族

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