
おはようございます、こんにちは、こんばんは、なおじです。
今朝も朝からドラマにウルウルです😭
「あんぱん」第116話、いやぁ〜今朝も完全にやられました。
嵩が再び”おじさんアンパンマン”を描き始めるシーンで、もう涙がポロポロ。
「正義って何だろう」という一言に、教師時代の記憶がブワーッと蘇ってきて、朝から感動の嵐です。
正義 撃たれてもなお 配るパン
今回の見どころはこちら:
- 🎨 嵩の魂がこもった”おじさんアンパンマン”
- 💭 「正義って何?」の根源的な問いかけ
- 🕊 撃ち落とされるヒーローという発想の転換
- 🌊 高知の風が運んだやさしさの哲学
- 📽 手塚治虫エピソードの深い意味

やなせたかしの戦争体験が生んだ「正義の矛盾」
24歳の青年が見た戦場の現実
これね、史実と照らし合わせると本当にグッとくるんです。
やなせ先生が中国戦線に召集されたのは1943年、まさに24歳。
「あんぱん」の嵩とほぼ同じ年頃だったんです。
そこで目撃したのは「敵も味方も、みんな自分が正しいと信じて戦っている」という現実。
これは重いですよ〜。
史実ポイント
- 召集年:1943年(昭和18年)
- 配属先:中国・漢口の陸軍部隊
- 主な任務:宣伝活動、慰問活動
- 体験した疑問:「誰が本当に正しいのか?」
若いやなせ先生にとって、この体験は人生をひっくり返すような出来事だったでしょうね。
「撃ち落とされるヒーロー」の衝撃
嵩が描いた絵、あれ見た時「あ〜!」って声出ちゃいました。
普通のヒーローって悪をやっつけて「ハイ、終わり」でしょ?
でもアンパンマンは違うんです。
よくあるヒーロー | アンパンマンの特徴 |
---|---|
悪を倒して解決 | 困った人を助けることが目的 |
力で正義を証明 | 自分を犠牲にして愛を示す |
勝者こそ正義 | 弱者に心を寄せる |
カッコよく決めポーズ | 顔がボロボロでも笑顔 |
ヒーローが やられて見せる 本当の愛
この発想、戦争体験なしには絶対に生まれない発想ですよね。
土佐の「いごっそう」が育てた優しさ哲学

高知人の心意気が宿るアンパンマン
嵩の描写見てて思ったんですが、あの頑固そうで優しい感じ、まさに高知の「いごっそう」そのものじゃないですか。
「いごっそう」って、ただの頑固者じゃないんですよ〜。
本物の「いごっそう」とは
- 筋を通すためなら損得抜きで突き進む
- 弱い者いじめは絶対に許さない
- 情に厚く、困った人は見て見ぬふりできない
- 権威になんか媚びない、自分の信念一筋
私(なおじ)の愛する坂本龍馬もバリバリの「いごっそう」。
アンパンマンは形を変えた坂本龍馬?
方言に込められた温かい心

高知弁の「〜ちや」「〜やき」って、関西弁みたいにキツくない。
むしろ、相手をふわっと包み込むような優しさを感じるんですよ。
この言葉の温かさが、アンパンマンの人格形成に大きく影響してる?!
土佐弁で 包み込まれる 子らの夢
手塚治虫との出会いで気づいた「伝えたいこと」

アニメ制作の現実を知った50歳
劇中の手塚治虫エピソード、実際は1969年の「千夜一夜物語」制作時の話。
当時のやなせ先生、もう50歳。
それまで雑誌の挿絵や詩がメインだったから、アニメ制作は完全に新天地でした。
この体験で学んだこと
- 大人向けエンターテイメントの複雑さ
- 商業作品と個人表現のギャップ
- 本当に子どもたちに必要なものは何か
そう、この経験があったからこそ「子どもに本当に大切なことって何だろう?」って深く考えるようになったんですね。
まさに人生の転機だったわけです。
教室で見たアンパンマンの教育力

子どもたちが教えてくれた本質
実は私、現役時代にアンパンマンを道徳の教材に使ったことがあるんです。
そしたら子どもたちの反応が予想以上で、こちらが逆に教えられちゃいました。
印象的だった子どもの言葉
- 「バイキンマンって、本当は寂しいだけなんじゃない?」
- 「アンパンマンが顔をあげるって、めっちゃ勇気いるよね」
- 「強い人が弱い人を守るのが本当の正義でしょ?」
子どもって、大人がゴチャゴチャ考えてることを、サラッと本質で理解しちゃうんですよね。
子どもこそ 正義の意味を 知っている
SNS時代に必要な「やさしさの正義」
今の時代、ネットで誰かを叩くことが「正義」だと勘違いしてる人、結構いますよね💦
でも考えてみてください。
アンパンマンがバイキンマンをSNSで晒上げして炎上させます?絶対しないでしょう〜。
アンパンマンが教えてくれること
- 相手の痛みに共感する心
- 困っている人には必ず手を差し伸べる
- 暴力じゃなくて愛で解決する
- 自分より弱い立場の人を守る
これ、50年以上前からずっと変わらず伝え続けてるメッセージなんですよね。
すごくないですか?
第116話で感じた普遍的な愛のメッセージ
戦争世代からの平和への願い
今回の放送で一番グッときたのは、嵩の表情。
「撃ち落とされるヒーロー」を描きながら、何かを深く理解したような—あの瞬間、やなせ先生の魂が完全に乗り移ってた。
戦争を直接知らない私たちにとって、こういう作品って本当に貴重だと思うんです。
体験者だからこそ描ける「平和の尊さ」がそこにある。
令和の子どもたちへの変わらぬ愛
アンパンマンが半世紀も愛され続ける理由、わかった気がします。
時代がどんなに変わっても、人間にとって一番大切なものは変わらないんです。
それは**「相手を思いやる気持ち」**。
これからも嵩の成長を見守りながら、私たちも一緒にこの普遍的なメッセージを受け取っていきたいですね〜。
時を超え 愛は変わらず パン配る
今回のポイント整理
✅ やなせ先生の戦争体験から生まれた「平和思想」
✅ 高知の「いごっそう」精神が育んだ「やさしさ哲学」
✅ 手塚治虫との出会いで発見した「本当に伝えたいこと」
✅ 現代教育に必要な「非暴力的問題解決」
✅ SNS時代にこそ重要な「共感する力」
正義とは 愛で包んだ パン
みなさんは今回の「あんぱん」、どんな風に感じられましたか?
コメント欄で感想を聞かせてくださいね😊
明日も一緒にドラマを楽しみましょう〜!

