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『日経新聞の言う「円弱」はウソだった』と、上念氏指摘

2023年12月15日、「円相場が141円代半ばまで値上がり」をした。一時150円だった流れから急激な値上がりをしている。開国為替市場では、『来年(2024年)日米の金利差が縮小する』という見方がされ、『円売りドル買い』の動きが加速した。FRB(連邦準備制度理事会)に2023年12月13日に公表した政策金利の見通しによると、『来年は少なくとも年3回の利下げが想定されている』という。これを受け投資家の関心は、来週に予定されている日銀植田総裁の今後の金融政策について、どういった政策を示すかに関心が移っている。

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『円安の要因は「金利差」だけではない』と、息巻いていた日経新聞

日経新聞は、2023年11月初旬に為替に関して解説記事を書いている。
その記事で、日経新聞は『「円弱」の理由は、金利差が主な要因では無い』としていた。
だが、この記事が掲載されて1週間もたたない11月半ばぐらいから、為替レートは円高基調に変わっていった。

日経新聞が指摘していた『円安(円弱)』の「金利差」以外の要因とは

『日本は、輸出で稼いだ金が海外に環流してしまい日本に戻ってこない。だから「円弱」なのだ』

日本ジャーナルに出演中の上念司氏

というような内容。
「貿易赤字が、円安の原因」と言いたいわけか?
??????。

上念司氏はこの日経記事について、以下のように解説していた。

「バカも休み休み言え」と思うんですけど。
ISバランス式(マクロ経済の考え方)に当てはめると、『貯蓄過剰の国は、海外投資が増える』
逆に、『投資過剰の国は、金融収支で海外からの流入超過』になる。

ニッポンジャーナル:上念司氏解説より

さらに上念氏は、日経新聞が言う貿易の黒字・赤字』と『円高・円安(『円弱』)』とは、「何の関係も無い」と指摘する。

『為替レート、1ドル141円代』を受け、日経新聞はどのように報道しているか

日経新聞は、『金利差の縮小から円が買われている』と、報道。

?????。
どういうことだろうか。
もしかすると、前に「貿易赤字うんぬん輸出で稼いだ金が海外に環流してしまい日本に戻ってこない。)」と言い切ったことを忘れてしまったのだろうか。

それとも、前の発言は『無かったこと』なのだろうか。
だが、『円弱』と言い切ったことだけは、無かったことには出来ないだろう。

日本はインフレに強い国

おのおのの国が持つ『国家の特性』は、おいそれとは変わらないないものだ。
我が国の『もったいない精神(創意工夫をして、一つのモノを長く遣う精神)』は、時代を超え世代を超えても変わらない。
また、そこから転じて、『創意工夫して新しいモノを創る』、『長く努力する』とかの精神も変わらず持ち続けている。

一言で言うと、『無駄遣いをしない』精神を持つ国は、インフレの時はモノが足りないのでそういう国が強い。
だから、日本は強い。

逆に、デフレの時は、モノが余っているので『勿体ない精神』を前面に出してもあまり意味がない。デフレの時は、紙幣を刷るまくって無駄遣いをした方が伸びる。
中国などはこの典型。

「円」は、トルコの「リラ」とか、アルゼンチンの「ペソ」とかにはならない

円はやはり強い。
「円は、トルコリラとかアルゼンチンペソのようにはならない」と、上念氏は言う。

円は、いくら安くなったとは言え、1ドル150円位までだろう。

インフレの時は、需要を喚起し過ぎてはいけない

財務省は「『補助金』をやめますと」
とよく言う。

確かに、インフレの時は、「『補助金』やめます」政策は正しい。
「引き締め」と「緊縮」政策をすると、インフレは収まってくる。
そうすると、人々の生活は楽になる。

インフレをある程度抑えることに成功すれば、今度は金利を低くすることが可能になる。
利下げが出来れば、景気は良くなる。

このようにインフレの時は、物不足につながる需要喚起のし過ぎはよくない。

コロナの影響

ところが、コロナの時は世界的にインフレ(物不足・金余り)が進んでいたにもかかわらず、一時しのぎの景気対策のために紙幣を刷りまくる傾向にあった。

そうすると、さらに物不足・金余りが進みインフレ率が高まってしまった。
アメリカでは、9%
ヨーロッパで、10%
ハンガリーで、20%
ロシアで最大、40%

戦後日本のインフレ率

日本の戦後のハイパーインフレと言われたときのインフレ率は、59%だった。
闇市の価格で見ると、だいたい59%。

現在の経済は、インフレ率約60%の現実からスタートした。
そして、見事にその状態をクリアしてのけた。
このときも、日本国民特有の『勿体ない精神』を遺憾なく発揮し国家再建を成功させた。





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